心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

文字の執事

2010-08-17 | 書の話
                               (半紙)             
千字文の一節『樂殊貴賤』

おっとりと楽しい感じに~と思って書いてみたなり。
細い線と太目の線を強調して、全体の印象は軽いんだけど
一線、一点、一画、終筆までじっくりと粘って書いたつもり 

「樂」「殊」「貴」と、「賤」の「貝」のそれぞれの最後の二画は
全体を意識しながら、表情を変えて・・。

私の場合、原本を見た瞬間、あるいは文字を見た瞬間に
その文字が一番自慢したい部分を、勝手に感じて
うまく表現できるか否かは別にしても
「はいはい・・」って感じで、書いてみたくなる 

これを猫の執事現象という。 なんちゃって 
猫がご主人さまで、私は執事・・ってことで。

時々お邪魔する 「またさん」の執事さん には、なんとなくこの気持ち
わかってもらえるような気がしているんですが 

私と文字とは、実はそんな関係なのであ~る。


お盆休み明けは、やたらと眠く 
連日追い上げ状態の炎暑、酷暑・・
皆さま・・熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さいませ。

ちちははよ、もったいないと言わず冷房つけて下さいよ・・
コメント (6)
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