(半紙1/2)
無為 (むい)
老子や荘子といった道家思想の術語。「無為自然」の無為。 作為をしないこと、自然にあるがままのふるまいでいること、とな
時に、「今日は無為に過ごしてしまった」とか、何もしない怠け者的に使われたりもするけれど。
もう何年も、あまり代わり映えのしない暮らしをしているのに、 ここ最近、前よりもじっくり物事を考えたり感じたりするタイミングを掴めずにおりまして。
ちょっとづつ無器用になったり、理解力、記憶力、体力なぞも落ちてきて、 な~んていうと、寂しいじゃんって感じだけど、あれこれ衰えてきたことよりも、 ずっと言葉にしたり書き留めてきた思いが 実は全然、自分の血となり汗となっていないような気がしていて
そっ、私の「無為」は、無為に過ごしてきた「無為」のような気がしていて
ずっとなりたかった自分に、いつかなれるのだろうか・・。 そのことへの焦りというか、もどかしさ、苛立ちみたいなものが、 時々、誰かを巻き込んでしまうこともあるような。
「答えは全部、自分の中にあるんだよ」と、Hさんからメールを頂き そろそろ(だいぶ乗り遅れてるけど)本気にならなきゃと思ったところでありんす。
無為自然の無為を探して。
今日の1曲は森山直太朗が唄う 花
★ 中孝介の ♪花