心の免疫力~書とことばから

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蘭秀会書展 2日目レポート

2012-04-20 | 蘭秀会書展

                          それぞれの「龍」

今日は 蘭秀会書展 2日目。まずは1階ロビーの作品をご案内。                                                    

町田市民ホールの正面玄関を入ると、私の「愚如」がお出迎えしとります。                         京都に出品していた作品なのですが、実物が見たいと言って頂けたので  

で、その反対側にあるのが、最初の写真↑小色紙の「それぞれの龍」。                                今日いらした方が、それぞれの性格というかお人柄を感じる作品ですね~と。

そして、正面玄関入ってすぐ左にエレベーターがありますので、4階へ。

今年の母の師、(故)中平南谿先生の作品は、自詠の句を書かれた半切の軸作品。                        今までにない雰囲気の作品だけど、なんともいえない時空。

                                           獨占春梅発南窓下 山家 尋花来作家 香影上衣幅

 

そして母の作品、倶會一処(くえいっしょ)。                                                  仏教用語の、極楽浄土でまた会いましょうの意。

ところでなんでこの句なの?と聞いてみたけど、どうも深い意味はないみたい。                              うちの墓石にも母が書いたこの文字が彫られているんだけど、                                       普段から、家族に限らずそんな思いが、あるようで。

こちらは、母のかな作品。全懐紙の茶掛け。

                                    うごくものかくも美し青潮のいそにくだくるしろきかがやき

まだまだ作品はたくさんありますが、会場で写真を撮っている暇がなく。。                               続きは順次アップします。

明日は午後2時から、母のギャラリートーク「脳が若返る楷書の勉強法」があります。                        実際に筆を持って書いてみたりしながら、お話したいと思っているようです。

堅苦しいものではないので、どうぞお気軽にご参加くださいね 

コメント (4)
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