心の免疫力~書とことばから

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雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

現日女流書展へ

2009-04-03 | 書展・展覧会情報
                         越智 麗川先生



昨日は書展巡りに出かけるも、銀座までの電車は強風で遅延しながらの到着。
たいていは母と一緒の書展巡り、昨日はまたまた強行軍だったので一人で。

まずは鳩居堂画廊で4月5日(日)まで開催中の 現日女流書家展 へ。


2/12のブログ でご紹介させて頂いた、神奈川新進作家展で「萬物流轉」を
出品されていた越智麗川先生。(今回は掲載OK頂いてま~す)

先日このブログにコメントを頂いて、昨日会場にいらっしゃるとのご連絡があり
はじめまして~と、感激でした! 

会場に入って、ああ! やっぱり! 
ん!好きっ !って思った作品のひとつが、越智先生の作品でした。

線は強くてきっぱりとしているのに、懐が広くて自由で、どこか大陸的で。
お目にかかると、ずっとやさしい笑顔でお話下さり 
越智さま~ありがとうございました 

この会の代表でいらっしゃる大内清子先生と、中田佳子先生にもご紹介下さり
あれこれお話を伺い 


「この会はいろんな会派の方が集まっていて、誰かに似たらだめ、
人がやっていないことをやろうとしているのよ。」と。

この書展、そして作家の方々のおおらかで自由で豊かなお人柄が
とても心地良かったです 

心が自由で自分に信念があれば、どんなものでも
相手が誰であっても許容できるんだって思えた。




左は中田佳子先生。 作品は西行のうた。
写真を・・とお願いすると、今日は風が強くて髪が・・と笑顔で。

右は大内先生のしんしんと・・雪ふりつもる しんしんと・・。
母が好きな、青木香流も書いた有名な詩。
「ずっと構想をあたためていた」と大内先生(お姿の写真がなくてざんねん・・)
構図が斬新で、しんしんと雪が降っている情景が浮かんでくる。




左上:「大器」 松本美娜氏     右上:「九品」 中谷翠泉氏
左下:草野天平詩 山田篁園氏   右下:「木」 竹澤玉鈴氏


初めてお目にかかったのにもかかわらず、快くお話をして下さり感謝感謝です。
ありがとうございました。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します 


名残惜しい気持ちを持ちながらも会場を後にし、同じく銀座セントラル美術館で
4月5日まで開催中の大渓洗耳遺墨展、そして横浜関内での書燈社展、精霊文社書展へ。

その書展巡り後記はまた明日へつづく。。。

大渓洗耳遺墨展、ものすごい大作と小品、陶器もあって、よかったです!

肉体はかなりお疲れ系だけど、佳き出会いを頂いて、心は温かく心地よい一日でしたとさ 






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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ステキな出逢い (みのり)
2009-04-03 22:30:23
ステキな出逢いがあったようですね。

「人がやっていないことをやろうとしているのよ」
というのは、心に響くお言葉ですね。

そうですね。個性が大切なんですね。

「しんしんと・・・」の作品、好いですね。
こういう作品も心を惹かれます。

たくさんの作品のご紹介、お疲れ様でした。
明日も楽しみにしてま~す。
返信する
みのりさん (沙於里)
2009-04-04 00:51:08
ブログという世界を通じて、実際にお目にかかれたっていう不思議なご縁は、
感激もひとしおって感じでした。

ネットの世界、初めはちょっと緊張ぎみでしたが
こんな風なステキな出会いもあるんだなぁって

出会いって不思議ですね。
みのりさんとも出会えたわけで 
ステキな出会いは、心がほんわかしますね。



返信する
すごいね (おえかき)
2009-04-04 08:29:39
わたしは 竹澤玉鈴氏 の 作品いいな。。

それにしても アクティブだね。。

まねしなくちゃな。。
返信する
おえかき先生 (沙於里)
2009-04-04 14:12:47
竹澤氏の作品・・
この造形と実際の墨の質感は
独特の存在感ありました 

東京は遠くて  
いつもまとめてなので
ヘロヘロちゃんです 

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