心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

自由の裏側にあるもの

2008-10-19 | つれづれ
                      (半紙 画像反転処理したもの)
                    大空にゆったり流れる風をイメージして




「心に響いた書を書く」の第1回講座では、「風」という字を大判ハガキに書き、
それぞれの作品に合う色の紙を探してみる。

「普通の書道教室でやっているようなのはやりたくないの」
「文字がきれいに並んでいるような作品を書きたいんじゃなくて、自由に書きたい」

そうおっしゃる方々だけに 発想は自由で思いきりがよいところも多々。
ほとんど一発勝負の作品。

 
       ↑力強くてなかなか大胆なEさんの作品

 
     ↑左Nさん、右Eさん それぞれの「風」のイメージで


各人「自分はこういうのが書きたい」っていうイメージがどんどん広がるようで
私があれこれ話をしても、もう自分の世界に入っちゃって書きまくる。

その湧き出る思いをそばで見ていると、私までドキドキわくわくしてくる。
一瞬、自由に書いていると思っている自分が、実は自由でないような気さえしてくる。

ただ、自由とは・・なんでもいいというものではなく、
そこに書き手の強い思いがなければ、居心地の悪いものになってしまう。
そこが難しいとこでもあり

自由の裏側には、自分への強い責任が必要なのだ

生きることもまたしかり。
自由をはき違えると、自己中心的で独りよがりな「現代社会」が出来上がるわけで。

自由な作品が書きたければ、自由に生きたければ
まずは自分を知るべし・・ということかな


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ichii)
2008-10-19 02:11:22
ステキな風がいっぱいですね。
自分勝手を自由とはき違えがちですが、
ほんと、そこは大事です。
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ichiiさん (沙於里)
2008-10-19 20:06:30
それぞれに感じる風があるんだなぁと感じました。
自由ってほんと、むずかしいですよね。

返信する
僕に裏側にあるもの (ラモン)
2008-10-20 02:32:11
①「自由」を捨ててもいいから「服従」する幸せ
②「善意」を蹴飛ばす「底意地」の悪さ
③「心」なんて「金」に負けてしまうのさ
④実は「綺麗な女性」しか愛せない
⑤・・・

書いてて恥ずかしいワ。

ろくな死に方しないだろうなあ…
返信する
ラモンはかせ (沙於里)
2008-10-20 22:25:33
なんだかんだ言って、正直なんですよね~ラモンさんて
裏側にある自分と、どこかで折り合いをつけようと努力するのが、「社会」なのかな・・ 

正直者は救われるってことば、あったような・・なかったような・・
返信する
む~ (酒井泰河)
2008-10-22 01:10:12
昔勤めていた会社の社是のひとつが、『自由と責任』でした。
相模原にある、某IWです。

この言葉…歳を重ねるごとに深い意味を僕に投げかけます。
本当は、単純な意味なんだと思うが。。。
返信する
酒井泰河さん (沙於里)
2008-10-22 02:07:44
大学の頃、尊敬する先輩が、自由とは・・と熱く語ってくれて、なるほど~と思ったものです。
大人の「自由」を会得したいものですがぁ・・

あれ?今日は名前クリックすると、漢方薬局だ~
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