箱猫と正座猫とカマキリ君

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みーにゃ　11才



　　　　　　　　　　　　　　　
本日は晴天なり。
なのに、なんだか何もする気力なく

猫と、まったり日がな一日過ごしてしまうなり。
・・ま、休日ってことで。

・・て、ことで、今日は猫自慢。
みーにゃはお気に入りのベッドの中で箱猫状態。
気持ちよさそうな寝顔に和むなり　







でもって、ぷくぷくはパソコンつけると、だめ～って感じで邪魔をする　
お願いですから・・と、降りて頂くと、横から視線を感じ・・
見ると正座猫状態。ちょっと怒ってる？







そうそう、うちのベランダ菜園のトマトが茂って茂って・・
ふと見るとカマキリの赤ちゃんがいるではないか～　
何日か前、1ｃｍ位だったのに、ちょっと大きくなってる！


　　　　　　　　　　　　　　　わかります？↑このあたりの葉っぱの上にいるの





トマトとピーマンのプランターにいるのでトマピーと命名。
手をだすと、ちょこんと乗って来る。
いとかわゆい。成長が楽しみなり。

皆様よい週末を。。。

父の畑の収穫に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かぶ「福」




昨日は午前中書道教室、午後から父の畑の収穫におつきあい。

おととい夜遅くまで、ライブに連れまわしたせいもあり、お疲れ気味の父
昼食後、すぐにお昼寝してたかと思ったのに、そろそろ帰るねと言うと
急にむくっと起き上がり、「畑に行こう！」と　

普段は横着者の父を動かす畑には、どんな魅力があるのかと、早速行ってみる。
久々に訪れると、ぐんと株が大きくなり、野菜も超ビックサイズに驚く。
Eさんから頂いた紫芋の苗もしっかり根づいているようで、一安心。



　　　　　　　　　　トマト・きゅうり・かぼちゃ・紫芋・蕪


これはこれは、楽しい楽しい。
腰が痛くても、眠たくても行きたくなる気持ちわかるわかる　

蕪の白い肌が土からちょこんとのぞいていて、なんだかうれしくなる。
ようこそ～って感じ。
いいことありそうな気がしてくる　

で、↓の写真は昨日の収穫の一部。



きゅうりの巨大さ！茄子の上のボールペンと比べて見てくださいまし。
昨夜はこの茄子を使って、豚肉とインゲンの煮物にして頂きました～。

いとしあわせ　

作品は自分の記録になるね、ってことで

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「只在」　（画仙紙　45×90ｃｍ）



昨日はUさんにお声をかけて頂き、父母も一緒に
ブルース・ブラザーズのライブに行って来まして　

ブルース・ブラザーズは、アメリカのコメディアン俳優ジョン・ベルーシと
ダン・エイクロイド率いるR&Bバンド。

80年代に公開された映画「ブルース・ブラザーズ」も一時ブームに。
これぞアメリカ！って感じの陽気で、パワフルなライブには、以外と年配の人が多く。

客席を走り回って観客とハイタッチをしたり、サービス精神満点！
斜め前の白髪のご夫婦も、びっくりされながらも興奮されてて、会場と一体感は抜群　

母が隣で耳打ち・・
「草食系の私達にはないエネルギーとスピード感ね・・・　」

普段はお能や謡曲の「間」の世界を好む父には、大音量も刺激的だったようで。。

久々に、元気一杯の楽しい時間でした♪　
Uさん、ありがとうございました～　

ところで、今日の作品。
からだ中で表現しながら、観客に歓びを伝えようとしていた
ブルース・ブラザーズの圧倒的な存在感には、全然及ばないけれど。。

もう随分前に「只在」（ただある）シリーズとして、こんな感じの作品ばかり
作っていた頃のもの。

当時の自分の状態とかを思い出したりして、
なんだか懐かしくもあり、見たくないような気もしたり・・

作品は自分の記録になるね、ってことで　


　ブルース・ブラザーズ　ライブ

上を向いて歩こう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（半紙　部分）



昨夜はすごい雷・風・雨。

今は深夜・・すっかり静かな空。
明日起きたら快晴だといいな　

風のあとの空は
掃除機をかけたかのような雲ひとつなく　

嵐のあとには
必ず太陽がやってくる　

風を感じると
風を過ごすと
人生を感じたりするのは
年を重ねたせいかな　


八木重吉の詩をまたふと思い出して・・


　　「ひびいてゆこう」
　　　
　　　　　おおぞらを
　　　　　びんびんと　ひびいてゆこう


そうさね
今日も元気に
びんびんと　上を向いて歩こうぞよ　

えんぜるになりたい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（半紙）




前回の書道教室での宿題の　八木重吉の詩

えんぜるになりたい　
花になりたい

この　たった2行の短いことばの中に
とぼとぼと込められた思いを想って書いてみる　





1枚、2枚、また1枚・・
書き終わると　またすぐに書きたくなる

好きな詩に出会うと
心が解放されて
手元の紙がなくなるまで書き続ける





そして
だんだん
わたしも　
おんなじ気持ちになってくる

えんぜるになりたい
花になりたい

どっちも　全然無理だけど
夢見るくらいは許してね　

無造作なものに・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（はがき）



　　　　　　　無造作なものがいい
　　　　　　　物も
　　　　　　　人も

　　　　　　　必要に作られたものには
　　　　　　　愛がないから


　　　　　　　Kちゃんによく言われる

　　　　　　　あなたって人はほんとに・・
　　　　　　　大雑把っていうか
　　　　　　　ガサツっていうか・・　
　
　　　　　　　そう
　　　　　　　大雑把やガサツじゃだめだけどね
　　　　　　　さりげない無造作なものに憧れる・・

　　　　　　　無造作だけど
　　　　　　　静かに心に響いて
　　　　　　　ぽかんとそこにあるような
　　　　　　　そんな存在に憧れるなぁ・・

　　　　　　　憧れるばかりなり～だけど　

夢ってのは・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山葵　　（はがき）



夢ってのは　汗みたいなもの・・

汗をかいては　拭い
乾いたらまた　かきたくなり

けれど
年を重ねると
だんだん　汗もかかなくなるような　

頂いた生わさびを見ながら　ふと思ふ

いくつになっても　にじむような汗をかいていたいものよのぉ　

墨人展へ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「無限無蔵」中森博文氏　（部分）




先週末、上野の東京都美術館で開催されていた墨人展の公募展へ。

休日のまあまあのお天気とあって、たくさんの人・・人。。
上野公園では思い思いの表現活動をしているパフォーマーが、道行く人の足を止め。

都美術館の地下3階の会場は、ひんやりとして、開放感ある空間。
そこにうごめく作品たち。



　　　　　　　　　　　　　　　最初の作品の全体


作品群はやはり、会を結成した森田子龍や井上有一の線や空間を彷彿させる。
じっくりと書かれた粘っこい線。
まるでスローモーションで書かれたような時間の流れ。
腹の据わった重くて体温のある線。
そして空間を抱擁するような、懐の深い空間。

空間における黒と白のコントラストは、必然なのか偶然なのか・・。
小さな点ひとつひとつさえも、計算された時間と空間のように感じる。
でも出来上がった黒と白の響きあいは、潔癖で純粋であるように思う。

その言い訳のないまっすぐな思いに憧れて、私もこんな世界を書いていた時期がある。
とても辿りつけなかったけれど、またの機会に当時の作品載せるので
見てやってくださいまし。



墨人展と思って伺ったけど、公募展がメインだったようで。。
でも1点1点、じっくり作品に向き合うと、それぞれに胸に迫るものがあった。

こんなわたしにも

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（はがき）



あの雲のむこうにも
かならず
太陽が輝いている

そんな風に思わせてくれる花菖蒲

古風でありながら華やかで
誇らしげに咲く菖蒲の花は
こんなわたしにも
力を与えてくれる

感謝　感謝　



もう10年以上前だけど、ホタルを見に行った神奈川県立　四季の森公園。
そこには菖蒲の花もたくさん咲いていて。
まだ咲いてるかな・・。

今年のホタルは6月中旬から下旬が見頃らしいです　
ご案内は→　こちらから

それから、日本花菖蒲協会のHPにあった
全国の菖蒲園のご紹介は→　こちらから

人生の雲（チャンス）を見失わないように

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（半紙）



「雲行雨施」　雲行キ雨施ス
雲が出て雨を降らし万物を育成するの意。

誰だって
時にはなぐさめられたり、褒められたり、励ましてもらいたいわけで。
でも大人になると、そんなこと、素直に言えなかったり　

誰かを励ましながら、本当は泣きたくて、崩れてしまいそうで
でも笑顔で、なぁ～に言ってんのなんて強がったり・・
そんな頃もあったなぁ・・と、ふと　

でも今は、随分楽になったかな。
たぶん、好きなことがあるお蔭。
好きなことがあると、たとえば誰かに褒められなくても心が自由でいられる。

人生の中でも、何度も雲（チャンス）が出て雨を降らすわけで。
でもその雨の受け止め方や、溜め方、生かした方次第で、
根を枯らしたり腐らすこともあったり。

自分の人生に流れてくるたくさんの雲を見失わないように
心は自由でいたいな　

そして最後にどんなものが育っているのか
楽しみにできるような人生でありたいな　

それは何も、誰かに誇れるものでなくてもよくて
自分らしく淡々と、日々を重ねることができたら
ただそれでいいかな・・



うちのベランダの紫陽花さん、雨がふるたびに色濃くなり。