毎週欠かさない(っつうか欠かせない)ガソリンスタンド通い、今回は洗車もお願いしたので、休憩コーナーで携帯をいじくっていました。
そして、ニュースサイトで驚くニュースを見ました。
米歌手のホイットニー・ヒューストンさん死去 48歳
えぇっ です。
記事によれば、
米歌手ホイットニー・ヒューストンさんが死亡したことがわかった。広報担当者の話として米メディアが11日報じた。48歳だった。
詳しい死因や場所はわかっていないが、米メディアによると、死亡する前に米ロサンゼルスにいたとの報道もある。
と、まだ詳しい情報はありませんが、なんとなく薬か心臓麻痺系のような気がします。
世紀越えを挟んで、華々しいデビューと輝かしい賞賛につつまれた栄光の時から、薬やDVなど不幸な時へと反転してしまったホイットニーの人生、しみじみしてしまいます。
私が持っているホイットニーのアルバムは、デビューアルバムの「Whitney Houston」(アナログ盤です)と、
そよ風の贈りもの 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2006-11-22 |
映画「ボディガード」のサントラ盤(もちろん、こちらはCD)の2枚だけ。
「ボディガード」オリジナル・サウンドトラック 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2010-06-02 |
でも、お気に入りのシンガーの一人でした。稀代の才能を持ったシンガーだと思っていました。
デビューアルバムの「Whitney Houston」は、「そよ風の贈りもの」というこそばゆくって、「オリビア・ニュートン=ジョンか」と突っ込みたくなるような邦題(オリビアは「そよ風の誘惑」)と、日焼け止めの宣伝ポスターのようなジャケットから受ける第一印象に反して、心にガツンとくるボーカルが衝撃的でしたっけ…
また、先日、通勤のクルマの中で、久しぶりにホイットニーの代表曲の一つ「I Will Always Love You」の本歌(ドリー・パートンが歌っているオリジナル・バージョン)を聴いて、改めてホイットニーのバージョンのカバーとしての凄さ・素晴らしさに感じ入りました。コピーとカバーは違います。ホイットニーの「I Will Always Love You」のように原曲を換骨奪胎して自分の曲にしてしまうのが本来の「カバー」デス
それにしても、48歳で亡くなってしまうなんて、早い…、早すぎる…
チャーリー・パーカーを描いたクリント・イーストウッド監督の「バード」、冒頭にこんなエピグラフが掲げられています。
"There are no second acts in American Lives."
F. Scott Fitzgeraldアメリカ人の人生に第二幕はない。 F・スコット・フィッツジェラルド
ホイットニーの人生も、栄光の20世紀と沈鬱の21世紀とは、同じ幕だったのでしょうか?
久しぶりに「ボディガード」を観て考えてみましょうか。