「フェルメールの2点の『真珠』が上野に来訪中(その6)」のつづきは、ベルリン国立美術館展(記事はこちら)に引き続いて観た国立西洋美術館の常設展のお話。
国立西洋美術館の前は数えきれないほど何度も通り、フリーで観られる屋外の展示は以前も鑑賞したことがあったものの、屋内
の展示を鑑賞するのは今回が初めて
でした。
右の写真は2009年11月(財布
を持たずに上野に出かけた時
。記事はこちら)に撮った
ロダンの「地獄の門」。
どうしてこれまで国立西洋美術館に足が向かなかったのでしょうかねぇ.…
それはさておき、私が常設展示室に足を踏み入れたのは、閉館時刻まで30分
を切った17:05。
のんびり観ることなんて、到底叶わないわけで、「まずは下見」の気分でした。
で、常設展最初のコーナーは「19世紀ホール:ロダンの彫刻」。
なかなか居心地の良い空間です。
おっと、平気で国立西洋美術館館内の写真を撮っていますけれど、「19世紀ホール:ロダンの彫刻」に入ったところに「常設展を撮影される皆さまへ」と題するチラシ
が置かれていました。
要は、常設展では、一部の寄託作品を除いて、私的なら撮影OK
ということ。
そんなわけで、堂々と写真撮影させていただきました(私のデジカメ
は余計な音、例えばピントが合ったぞサウンド
とか、は出ないようにしています)。
こうして撮影した、記念すべき国立西洋美術館館内の写真第1号はこちら。
ロダンの「バルザック」(最終習作)
この像、ロダンがフランス文芸家協会の依頼を受けて制作したものの、何じゃこれはぁ~ こんなモノは受け取れない
と、受け取りを拒否された作品だと聞いています。
そして、バルザックの右手に握られたモノは、何と… といった話をNHKだかどこかのTV番組
で見た記憶があります。
う~む、、、、この作品を観られるとは… これだけでも国立西洋美術館の常設展の「下見」は所期の目的を達した気がします。
と、、おっとぉ、ロンドンオリンピックの男子サッカー、日本 VS スペイン戦が始まる
【追記】スペインに勝っちゃった… [2012/07/27 00:42]
つづき:2012/07/28 フェルメールの2点の「真珠」が上野に来訪中(その8:最終回)