新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

約1か月ぶりの別邸(実家)はすっごく寒い (後編)

2019-02-11 21:29:14 | 旅行記/美術館・博物館・アート

「約1か月ぶりの別邸(実家)はすっごく寒い (前編)」のつづきです。

自宅に戻ってきました。

きのうは、実家の台所の蛇口凍結事件書き飛ばしてしまいましたので、ここで2日間の旅程を…。

初日:自宅⇒徒歩最寄り駅埼京線大宮駅東北・秋田新幹線
  ⇒秋田駅⇒徒歩秋田県立美術館エリアなかいち⇒徒歩
  ⇒タクシー実家

2日目:実家⇒タクシー秋田駅秋田・東北新幹線大宮駅
  ⇒埼京線最寄り駅⇒徒歩⇒自宅

秋田県立美術館に入館する前に、エリアなかいち秋田犬ステーションチラ見

秋田犬ステーションいました 秋田犬
毛並みきれいだなぁ
かわいいなぁ
それにしてもデカいなぁ

ということで、秋田県立美術館特別展「歌川広重 二つの東海道五拾三次 保永堂版と丸清版」を観覧、、、、

歌川広重 二つの東海道五拾三次

と、その前に、常設展「平野政吉コレクション展 IV」を…。

今回は、デカ過ぎ門外不出「秋田の行事」を始めとして、藤田嗣治づくし

愛妻マドレーヌを失って憔悴した雰囲気が伝わる「自画像」(1936)だらんとした藤田の姿と、その2年後の作品「客人(糸満)」(1938)(大好きな作品)に描かれた2人の女性の背筋ピンと伸ばした姿勢とが対照的面白かったなぁ。
面白かったといえば、羽子板の形のキャンバスに描かれた「マドレーヌ像 羽子板型」(1933)もかなり面白いし、藤田が秋田の平野家米蔵「秋田の行事」を描いた様子を1/10サイズで再現した模型見ものです

   

そして特別展「歌川広重 二つの東海道五拾三次 保永堂版と丸清版」

広重「東海道五拾三次」といえば、圧倒的保永堂版(1833-34)が有名ですが、この展覧会は、その保永堂版と、その15年後の1849年に出版された丸清版、さらに、保永堂版の構図をもとめて大正時代に撮影された各宿場の写真現代の写真も合わせて展示されていました。

保永堂版は、基本的に江戸側から京都側を望む構図なのに対して、丸清版逆の構図なのが興味深い…
でも、私は基本的に保永堂版の方が好きだなぁ…
全体に漂うユーモアがいいなぁ。
とりわけ、「原」富士山画面を突き抜けているのとか(丸清版もこれを踏襲したか、富士山の山頂部分トリミングされているという過激さ)「掛川」で今度は画面を突き抜けているのは、やるねぇ~、粋だねぇ~、江戸っ子だねぇ~、であります

実写写真は、大正版は広重が描いた風景のなごりがあって楽しかったのですけど、平成版は、構図が明らかに違うのが多くて、もうちょいなんとかできなかったのか と思いましたです。

秋田県立美術館からの帰り際、2Fカフェから千秋公園の方を眺めると、

秋田県立美術館のカフェからの眺め

あらま が降り出している
それは想定内でしたが、旧・秋田県民会館が完全に姿を消している

ブラバンをやっている頃、何度もステージに立ったなぁ~、MISIAライヴに行ったなぁ~と感慨深いったらありゃしない…。

この場所には、「客席数2,000席規模の高機能型ホールと、同800席規模の舞台芸術型ホールの2つのホールを核」とする新施設が建てられて、「早ければ2021年度までに完成の見込み」だそうな(Wikipediaより)。
それまではMISIA秋田にやって来ることはないんだろな…

   

この後、タクシー実家に行き、そして「前編」で書いた蛇口凍結事件遭遇したのでございます。

そして今朝、今回のプチ帰省一番のタスクをこなしました。

それは、昨年11月末MISIA★X遠征からのプチ帰省(記事はこちら)、今年の正月帰省の際にたまったゴミ出すこと。

クルマで帰省していれば、ゴミ自宅まで持ち帰るところですが、新幹線で帰省すると、まさか生ゴミを持ち帰るわけにもいかず、思い切ってゴミ袋を勝手口に置いてUターンしてきていました。季節柄、大変なことにはならないだろ… という読みもありましたから。
実家付近の「ゴミ収集カレンダー」をチェックすると、きょう祝日ながらゴミ収集が行われる ということで、今回のプチ帰省を決行したしだいです。

私の読みは当たりゴミ異臭を発することもなく、おとなしく勝手口に佇んでいました
いやぁ~、良かった

   

この他、実家ではいくつかの懸案を抱えていまして、例えば、衣類乾燥機まとも働かないとか、網戸グダグダになっているとか、オーブントースター具合が良くないとか、ダイニングキッチンの灯具薄暗くてなんとかしたいとか…。

亡くなった母の身の回り品の整理という最大のタスクもあるのですが、それは来年以降ジワジワやるつもりです。

で、実家の中をウロウロ「巡回」するうちに、あること思い出しました

15年前、某雑誌のクイズで「トラッキーシーリングライト」当たったとき(記事はこちら)、自宅ある部屋の灯具「トラッキーシーリングライト」取り替え(その部屋の灯りをつけると、「阪神タイガースの歌(六甲おろし)」メロディーが流れます)取り外したシーリングライト実家に送ったのでした

そのシーリングライトは、旧自室寝たままでして、それをダイニングキッチン設置してみました。

ダイニングキッチンに新設したシーリングライト

おぉお見事
懸案の一つが解決しました

次に解決するべき懸案は何だろ… 
しばし考えた後、次にクルマで帰省するとき(今年の「大型連休」かな?)には、網戸の張り替えに取り組んでみましょうかね…

ふるさと滞在約24時間の、ほんのプチ帰省でしたが、有意義な帰省になりましたとさ。
めでたしめでたし…

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