「約1か月ぶりの別邸(実家)はすっごく寒い (前編)」のつづきです。
自宅に戻ってきました。
きのうは、実家の台所の蛇口凍結事件で書き飛ばし
てしまいましたので
、ここで2日間の旅程を…。
初日:自宅⇒徒歩
⇒最寄り駅⇒埼京線
⇒大宮駅⇒東北・秋田新幹線
⇒秋田駅⇒徒歩⇒秋田県立美術館
⇒エリアなかいち
⇒徒歩
⇒タクシー⇒実家
2日目:実家⇒タクシー
⇒秋田駅⇒秋田・東北新幹線
⇒大宮駅
⇒埼京線⇒最寄り駅⇒徒歩
⇒自宅
秋田県立美術館に入館する前に、エリアなかいちの秋田犬ステーションをチラ見
いました
秋田犬
毛並みがきれいだなぁ
かわいいなぁ
それにしてもデカいなぁ
ということで、秋田県立美術館で特別展「歌川広重 二つの東海道五拾三次 保永堂版と丸清版」を観覧、、、、
と、その前に、常設展「平野政吉コレクション展 IV」を…。
今回は、デカ過ぎて門外不出
の「秋田の行事」を始めとして、藤田嗣治づくし
愛妻マドレーヌを失って憔悴した雰囲気が伝わる「自画像」(1936)のだらんとした藤田の姿と、その2年後の作品「客人(糸満)」(1938)(大好きな作品)に描かれた2人の女性の背筋をピン
と伸ばした姿勢とが対照的で面白かったなぁ。
面白かったといえば、羽子板の形のキャンバスに描かれた「マドレーヌ像 羽子板型」(1933)もかなり面白いし、藤田が秋田の平野家の米蔵で「秋田の行事」を描いた様子を1/10サイズで再現した模型も見もの
です
そして特別展「歌川広重 二つの東海道五拾三次 保永堂版と丸清版」。
広重の「東海道五拾三次」といえば、圧倒的に保永堂版(1833-34)が有名ですが、この展覧会は、その保永堂版と、その15年後の1849年に出版された丸清版、さらに、保永堂版の構図をもとめて大正時代に撮影
された各宿場の写真と現代の写真も合わせて展示されていました。
保永堂版は、基本的に江戸側から京都側を望む構図なのに対して、丸清版は逆の構図なのが興味深い…
でも、私は基本的に保永堂版の方が好きだなぁ…
全体に漂うユーモアがいいなぁ。
とりわけ、「原」の富士山が画面を突き抜けているのとか(丸清版もこれを踏襲したか、富士山の山頂部分がトリミング
されているという過激さ
)、「掛川」で今度は凧が画面を突き抜けている
のは、やるねぇ~、粋だねぇ~、江戸っ子だねぇ~、であります
実写写真は、大正版は広重が描いた風景のなごりがあって楽しかった
のですけど、平成版は、構図が明らかに違う
のが多くて、もうちょいなんとかできなかったのか…
と思いましたです。
秋田県立美術館からの帰り際、2Fのカフェから千秋公園の方を眺める
と、
あらま 雪
が降り出している
それは想定内でしたが、旧・秋田県民会館が完全に姿を消している
ブラバンをやっている頃、何度もステージに立ったなぁ~、MISIAのライヴに行ったなぁ~と感慨深い
ったらありゃしない…。
この場所には、「客席数2,000席規模の高機能型ホールと、同800席規模の舞台芸術型ホールの2つのホールを核」とする新施設が建てられて、「早ければ2021年度までに完成の見込み」だそうな(Wikipediaより)。
それまではMISIAが秋田にやって来ることはないんだろな…
この後、タクシーで実家に行き、そして「前編」で書いた蛇口凍結事件
に遭遇した
のでございます。
そして今朝、今回のプチ帰省一番のタスクをこなしました。
それは、昨年11月末のMISIA★X遠征からのプチ帰省(記事はこちら)、今年の正月帰省の際にたまったゴミを出すこと。
クルマで帰省していれば、ゴミを自宅まで持ち帰る
ところですが、新幹線
で帰省すると、まさか生ゴミを持ち帰るわけにもいかず、思い切ってゴミ袋を勝手口に置いてUターンしてきていました。季節柄、大変なことにはならないだろ…
という読みもありましたから。
実家付近の「ゴミ収集カレンダー」をチェック
すると、きょうは祝日ながらゴミ収集が行われる
ということで、今回のプチ帰省を決行したしだいです。
私の読みは当たり、ゴミは異臭を発することもなく、おとなしく勝手口に佇んでいました
いやぁ~、良かった
この他、実家ではいくつかの懸案を抱えていまして、例えば、衣類乾燥機がまとも働かないとか、網戸がグダグダになっているとか、オーブントースターの具合が良くないとか、ダイニングキッチンの灯具が薄暗くて
なんとかしたいとか…。
亡くなった母の身の回り品の整理という最大のタスクもあるのですが、それは来年以降にジワジワやるつもりです。
で、実家の中をウロウロ「巡回」するうちに、あることを思い出しました
約15年前、某雑誌のクイズで「トラッキーシーリングライト」が当たった
とき(記事はこちら)、自宅
のある部屋の灯具
を「トラッキーシーリングライト」に取り替え
て(その部屋の灯りをつけると、「阪神タイガースの歌(六甲おろし)」のメロディー
が流れます
)、取り外したシーリングライト
を実家
に送ったのでした
そのシーリングライトは、旧自室に寝たままでして、それをダイニングキッチンに設置してみました。
おぉ、お見事
懸案の一つが解決しました
次に解決するべき懸案は何だろ…
しばし考えた後、次にクルマで帰省するとき(今年の「大型連休」かな?)には、網戸の張り替えに取り組んでみましょうかね…
ふるさと滞在約24時間の、ほんのプチ帰省でしたが、有意義な帰省
になりましたとさ。
めでたしめでたし…
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