教育・研究分野での事業仕分けについての議論が、例えば、kikulog(http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/)などでも活発に行われている。昨夜、「●木下昌明の映画の部屋」を見ようと思い、レーバーネットのWP(http://www.labornetjp.org/Column/)を何気に覗いてみたところ、面白い記事を見つけた。「●飛幡祐規 パリの窓から」の中の『★大学「改革」と『クレーヴの奥方』(第3回・20095月19日)』(http://www.labornetjp.org/Column/20090519pari/)という記事。
フランスでの大学教育・研究者のストに関するもの。一部をコピペさせていただくと、「研究者を英語の科学雑誌に引用された回数でランクづけするような評定法を信奉し、すべてを経営者の頭でしか考えられないサルコジの侮辱的な言説」、教育や研究について「収益性のみを追求する経済優先思考に反対したことは、たとえこの改革がなし崩しに施行されても、今後の抵抗を支える精神を育み、若い世代に何かを伝達したのではないだろうか」。単にストが行われただけでなく、「さまざまな独創的なハプニング」が起こったそうである。
全文を、是非、ご覧頂きたい。