CMLの記事(http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-March/008507.html)を引用させていただきます。熊取6人組のお一人、記事で紹介されている小出裕章さんのビデオを是非ご覧ください。
上関も、もういいでしょう、いい加減に。無くったって何とかなりますって。祝島の貴重な自然、生態系、環境の方がはるかに、はるかに大事です。原子力の平和利用なんて無理な話なんですから、放射能で上関や祝島を汚染させてはなりません。汚染はその地域だけに止まる訳ではないこともご存じのはず。日本どころか、アジア、全世界に迷惑をかけるのです。
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【http://list.jca.apc.org/public/cml/2011-March/008507.html】
[CML 008628] YouTube:小出裕章さんの3.20緊急講演会記録ビデオ:
「いわゆる「許容量」と呼ばれるものも「安全量」ではなく、「がまん量」に過ぎません」
Kazashi ・・・・・・ 2011年 3月 28日 (月) 22:38:03 JST
・・・・・・。
すでにご存じの方も多いかと思いますが、3月20
日、山口県柳井市で行われた、小出裕章さんの緊急
講演会「原子力の専門家が原発に反対するわけ」の
ビデオ記録がYouTubeの下記サイトにアップされてい
ます。ご参考までに。
http://bit.ly/hnBKJj
以下、講演会資料よりーー
「いわゆる「許容量」と呼ばれるものも「安全量」
ではなく、「がまん量」に過ぎません。さらに、今
日の原子力利用においては、利益を受ける集団と危
険を押し付けられる集団が乖離していて、実際には
「がまんさせられ量」になっています。
原子力を推進している人たちは被曝量が少なければ
安全であるかのように装っていますが、放射線の物
理的な性質そして生物の細胞の構造・機能からし
て、どんなに微量の被曝であっても影響はありま
す。原子力を推進する人たちも、微小な被曝でも危
険がゼロとは言えないため、・・・被曝には「容認
できるレベル」があると言うようになりました。し
かし、自分に加えられる危害を容認できるか、ある
いは、罪のない人々に謂われのない危害を加えるこ
とを見逃すかは、何処かの専門家が決めるのではな
く、一人ひとりが決めるべきことです。 「ヒバク
シャ」というレッテルを貼られたそれらの人々を60
年以上調査してきて、どんなに少ない被曝量であっ
ても、癌や白血病になる格率が高くなることが明ら
かになってきました。低レベル放射線の生物影響を
長年にわたって調べてきた米国科学アカデミーの委
員会は、2005年6月30日、彼らが出してきた一連の報
告の7番目の報告を公表しました。その一番大切な
結論は以下のものです。「利用できる生物学的、生
物物理学的なデータを総合的に検討した結果、委員
会は以下の結論に達した。被曝のリスクは低線量に
いたるまで直線的に存在し続け、しきい値はない。
最小値の被曝でもっても、人類に対して危険を及ぼ
す可能性がある」。」(小出裕章『原子力の専門家
が原発に反対するわけ』)
http://stop-kaminoseki.net/shiryo/20110320yanai.pdf
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さらに、岩上安身さんによる下記インタビュー、重複する部分も多いのですが、ジルコニウムの被覆管は当然として、ペレット(ウランを焼き固めたようなもの)自体の融解にも触れられています。こちらも是非ご覧いただきたいです。正直言って、岩上さん同様、言葉を失います。やはり、パンドラの箱を開けてはいけなかったのです。
小出裕章助教(京大原子炉実験所) 2011年4月1日
【http://iwakamiyasumi.com/archives/8030】
[追伸] 明後日、『ずっとウソだった』について『●斎藤和義さん「ずっと好きです」』という記事をアップ。『ずっとウソだった』については、ネット上で検索してみてください。いくら消し去ろうとしても、もはや無理です。