nikkan-gendai.comの記事【「仏罰を」とまで批判された公明党の欺瞞を鋭く指摘】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/169619)。
《戦争法案反対を訴えて国会を取り囲んだ人たちが掲げたプラカードに、 「自民党に体罰を 公明党に仏罰を」 とあった。その通りだと思ったが、自民党と同じか、あるいは、それ以上に公明党の罪は深い…著者は、公明党、創価学会、そして池田は政権入りしたことによる“現世利益”の恩恵を最大限に受けたとみるべきだろうと指摘…(選者・佐高信)》
ブログの看板の「日々読学」……看板倒れが哀しいけれども、仕事に追いまくられる毎日……人様の書評を引用。佐高信さん。
「積極的平和主義」を愛する公明党は政権離脱する気も無いようですし、国税査察という「脛の傷」に対する自民党の借りがあるようで、政権離脱は不可能なようです。アベ様に楯突くこともできません。
で、自民党と組み自公政権となることで、《現世利益》を享受し、甘い蜜の味を味わった「積極的平和主義」を愛する公明党は、いまや、アベ様の言うがままの政党に。自民党がいまや「国民政党」ではないのと同様、公明党も二度と「平和の党」を名乗れないくなりました。
『●非国民政党: 「全有権者の二割程度しか支持していない…
強権をふるわれてはかなわない」』
『●一体どこが法治国家か? アベ様やスガ殿ら
自公議員(公明も同罪)がやっていることは「傲慢」で沖縄差別』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/169619】
週末オススメ本ミシュラン
「仏罰を」とまで批判された公明党の欺瞞を鋭く指摘
2015年11月15日
「『自民党“公明派”』15年目の大罪」古川利明著 第三書館
戦争法案反対を訴えて国会を取り囲んだ人たちが掲げたプラカードに、
「自民党に体罰を 公明党に仏罰を」
とあった。その通りだと思ったが、自民党と同じか、あるいは、それ以上に公明党の罪は深い。
公明党とその支持団体の創価学会を長くウオッチしてきた著者はまず昨年7月、集団的自衛権行使容認の閣議決定を先送りさせようとしていた公明党に放った飯島勲(内閣官房参与)の脅しを紹介する。
公明党のホームページに公明党と創価学会の関係が載っていて、いつも「政教一致」が問題になるが、それをまた取り上げてもいいんだよ、という意味の発言である。
また元公明党委員長の矢野絢也は、1989年に起こった「1億7000万円入り金庫放置事件」の際に国税の調査が創価学会本体に入った時、その対応に大変だったと告白した。
党の常任顧問となっていた矢野は、創価学会副会長で弁護士だった八尋頼雄と共に対処することになり、「池田大作の秘書集団である第一庶務には(国税の調査を)入れさせない」「宗教法人の公益会計部門には絶対に立ち入りさせない」「会員の財務リストは提供しない」「池田大作の公私混同問題に立ち入らせない」「学会所有の美術館には触れさせない」など、国税当局から守るべき「6項目」が八尋から列挙されたので、それを実現させるべく、奔走したという。
本来なら、このように税務処理で疑問が露出した法人は、定期的に調査を実施する「継続管理指定法人」に指定される。この時も「5年に1度調査を行う『限定循環方式』を採ることが妥当」という判断を国税当局は行った。
ところが、公明党が政権入りしたのちの2000年ごろ、こうした「継続管理指定法人」「限定循環方式」を国税当局はなぜか中止してしまったのである。著者は、公明党、創価学会、そして池田は政権入りしたことによる“現世利益”の恩恵を最大限に受けたとみるべきだろうと指摘している。
こんなアキレス腱を抱えて、つまり公明党は政権離脱などできないことになる。「防衛費増額に頬かむりする公明党の欺瞞」とか、公明党が「平和の党」ではないことを徹底的に暴いて鋭い。★★半(選者・佐高信)
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