琉球新報のコラム【<金口木舌>守るべきもの】(http://ryukyushimpo.jp/column/entry-322759.html)。
《オスプレイが住宅地上空を昼夜問わず飛行…騒音をまき散らす米軍機がわが物顔に飛び交う》。
沖縄《県民としての誇り》を破壊して回る番犬様、そして、アベ様や「沖縄負担軽減担当相」を兼務する最低の官房長官らの番犬様のシモベ。彼らは、「ニッポンは「美しい国」」というが、醜悪の極みだ。
「住民分断」、「沖縄差別」、「沖縄イジメ」、「捨て石」…アベ様や「沖縄負担軽減担当相」が沖縄でやっていることは相当に「あざとい」。2016年7月参院選の沖縄県での結果は一体何だったのか? 沖縄県民の民意無視も甚だしいどころか、「あざとい」自公によるその意趣返し。
『●稲嶺進名護市長「やり方が普通じゃない。
地方分権の無視だ。法治国家としてやることか」』
『●一体どこが法治国家か? アベ様や
スガ殿ら自公議員(公明も同罪)がやっていることは「傲慢」で沖縄差別』
一体どこが法治国家か? 「傲慢」に沖縄を差別し、住民を分断。琉球新報の【<社説>久辺3区補助金継続 ばらまきで民意得られない】(http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-322762.html)によると、…
《「地元の地元」を懐柔することが、米軍普天間飛行場の移設先とされる
名護市辺野古の新基地建設強行のお墨付きになるのか。
…国からの補助金は本来、市町村を通じて各自治会に交付される。
しかし在日米軍再編交付金に基づく支援事業は、辺野古新基地に
反対する名護市を通さず直接3区へ支出される》
『●2016年7月参院選、「あとの祭」…
「本土」マスコミは「沖縄・地域住民弾圧隊」「照明弾誤射」を報じず』
《米軍属による残忍な殺人事件や米兵の飲酒運転事故などが
立て続けに起こったが、基地がある街の苦悩や不条理をわたしたちは
もっと知らなくてはいけない。頭上を戦闘機や危険なオスプレイが飛び交い、
サッカー場をはじめとする基地跡地からは高濃度のダイオキシンが
検出されるなど土壌汚染が広がっている。その米軍が放置した
環境汚染の調査のためにかかった約9億8000万円は
日本が税金で賄っているのである。その一方で防衛省は、
米軍基地などの騒音対策であるエアコン補助費を、
県内の幼稚園や小中学校など計108施設で廃止する方針だ》
こちらも、アベ様や「沖縄負担軽減担当相」のやることは相当に「あざとい」。負担軽減どころか、「負担軽減」の軽減。アベ様に逆らう者への露骨な「見せしめ」、それを大々的に報じない「本土」マスコミの牙の抜け具合の酷さ。 琉球新報の記事【エアコン補助廃止、沖縄108校 全国一影響大きく】(http://ryukyushimpo.jp/news/entry-275857.html)によると、…
《防衛省によると、15年度の全国の補助実績は262校・施設、
3億1700万円。県内は108校・施設で2億1800万円となっている。
昨年度の実績で、沖縄の割合は施設の41・2%、金額は68・7%を
占めており、全国一律の制度変更だが県内への影響の大きさが
浮き彫りとなった》
『●辺野古破壊・高江破壊…ニッポンで
アベ様のやっていること、どこら辺が「美しい国」なのか?』
アベ様の言う「美しい国」、どこら辺が「美しい」のだろうか? 沖縄タイムスの【社説[基地政治の泥沼化]誰が暴走を止めるのか】(http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=179923)が厳しく糾弾、…
《「辺野古・高江」をめぐる安倍政権の強権的な振る舞いは尋常でない。
官邸サイドには、国と県の関係を正常な軌道に引き戻す意思が
まったく感じられない。キャンプ・シュワブの陸上部分の工事も近く
再開する、という。現状はあまりにも異常だ。…威圧、恫喝(どうかつ)、
強制排除、分断策。やりたい放題である。…それを食い止める
一義的な責任を負わなければならないのは政治家だが、
野党はあまりに非力で、与党は安倍官邸をチェックする機能も意欲も
失っている。結局のところ、沖縄のこの状況を変えることができるのは、
主権者である国民しかいない》
最後に、アベ様や「沖縄負担軽減担当相」を兼務する最低の官房長官らの口にする「負担軽減」の、沖縄においての真の意味について、沖縄タイムスのコラム【[大弦小弦]米国の新聞記者だったA・ビアスの人気新聞コラム…】(http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=179346)では、…
《▼【負担軽減】負担を強いる側が、新たな負担を押しつける時に使う
常套句(じょうとうく)。最近は数字を操作するので注意が必要
【日本外交】負担軽減を求める自国民の訴えには背を向けて、
相手国には要求以上に譲歩してしまう反愛国的な行為
▼【民主主義】地域の民意を無視して、国益を合言葉に数の力で
押し切るルール。大多数の無関心な人たちの後押しが不可欠
【辺野古新基地】地元に負担軽減につながると錯覚させ、100年後も
沖縄を事件事故の絶えない「基地の島」に固定化する大型ハコ物》
『●2016年7月参院選、「あとの祭」の要因の大きな一つは片棒担ぎのマスコミにあり』
『●究極の差別…「県民の安全を守るために
派遣されたはずの職員が基地建設に抗議する住民を鎮圧」!』
『●2016年7月参院選、「あとの祭」…「本土」マスコミは
「沖縄・地域住民弾圧隊」「照明弾誤射」を報じず』
「アベ様は夏休み満喫中だそうですが、《沖縄・地域住民弾圧隊》が沖縄へ
…やることなすこと無茶苦茶です。2016年7月参院選直後から、
沖縄で何が行われているのか、「本土」ではほとんど報じられていません。
「安倍晋三さん。日本本土にお住まいのみなさん…「第二の加害者」は、
あなたたちです。」は続き、マスコミが報じもしないため、
「第二の加害者」は気づきもしません。「沖縄差別」「住民分断」「捨て石」に
苦しむ沖縄の皆さんの「怒り」を全く共有できていません。
「本土」の報道機関は、今や、アベ様に楯突けない状況でしょうか?
「本土」の報道機関に皆さんは、沖縄に建つ「戦没 新聞人の碑」に
顔向けできないのではないですか?」
『●こんな理不尽なことが許されるのか!
アベ様らは辺野古や高江で一体何をやっているのか?』
『●辺野古破壊・高江破壊…アベ様は「話し合いで
問題解決の道を探る心積もりなど、最初からなかった」』
『●辺野古破壊・高江破壊…ニッポンで
アベ様のやっていること、どこら辺が「美しい国」なのか?』
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【http://ryukyushimpo.jp/column/entry-322759.html】
<金口木舌>守るべきもの
2016年7月25日 06:00
緑の中に浮かぶかやぶき屋根の家々。15年前、観光情報誌に掲載されている風景を求め、国頭村安波区に足を運んだ
▼残念ながら、かやぶき屋根は1軒も残っていなかった。情報誌を見て来た観光客ががっかりして帰るという話を聞き、記事にした。住民の一人は「さみしいが、かやぶき住宅造りの名人も亡くなり、保つことができなくなった」と声を落とした
▼先日、久しぶりに安波区を訪れた。オスプレイが住宅地上空を昼夜問わず飛行するという訴えがあったからだ。安波区で生まれ育った平良信二さん(79)が飛行経路だと指さした山側には、かつてかやぶき屋根が並んでいた。今は、騒音をまき散らす米軍機がわが物顔に飛び交う
▼以前から飛行訓練はあったが、オスプレイの騒音はその比ではない。集落は谷間にあるため、音が増幅されると説明していた。「新たにヘリパッドができるのは安波区だ。騒音がさらにひどくなる」
▼平良さんは21日、東村高江区で開かれた抗議集会に参加した。1600人(主催者発表)が怒りのこぶしを上げたが、市民らの抵抗は抑え込まれ、22日に建設工事が再開された
▼かやぶき屋根のように、残したいものでもあっさりなくなる。守らなければならないものはある。美しい自然、静かな環境、安全な生活、恒久平和-。数の力で押し切る権力にあらがう意志。県民としての誇りもそうだ。
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