asahi.comの記事【室井佑月「この方、ヤバいのではないか?」】(https://dot.asahi.com/wa/2016111600107.html)。
《安倍さんは…「円滑に議論し、議論が熟した際には採決する。民主主義のルールにのっとっていくのは当然のこと」 さらに、「我が党は結党以来、強行採決をしようと考えたことはない」とまで言い切った。……。もう言葉も出て来ませんな。よく、そんな嘘が平気でつける》。
《123カ国が、勇気を持って賛成したのに。この国は唯一の戦争の被爆国なのだから、こういうところでリーダーシップを発揮せずしてどうする? 核兵器がない世界を目指そうと、声高に訴えるべきじゃん。ほかの非核保有国からは、とんだ裏切り者に見えただろう。一国民として、恥ずかしくてならない》。
TPPについては、そもそも「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」という「冗談」のような公約でしたものね。しかも、「TPP断固反対といったことは一回も、ただの一回もございません」とまで言う始末。「我が党は結党以来、強行採決をしようと考えたことはない」と全く同じ。相変わらずの「息吐く様に噓つく」アベ様。室井さんは《サイコパス》か?、とまで言いますが、全く同感。
『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」、
騙す阿呆に、騙される阿呆』
『●公約破りの自民党が推進するTPP、その旗を振るマスコミにも呆れる』
『●自公議員は、TPP問題だけは「信頼」できるし、
「責任」を持つって? 救いようのない○○です』
『●アベ様「TPP断固反対といったことは一回も、
ただの一回もございません」…TPPのみならずウソだらけ』
『●現実路線に転じ、暴言を撤回する「ト」な米大統領候補
…アベ様同様、選挙が終われば豹変するに決まってる』
『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」
という「冗談」のような公約…投票したオメデタイ皆さん』
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳】は《世界が動きだしているときに日本はあまりにも鈍感》と言います。渡辺謙氏も…
《核兵器禁止条約に日本が「反対」という信じられないニュースが
流れました。いったいどうやってこの地球から無用な兵器を
無くしていくつもりなのか?核を持つ国に追従するだけで意見は
無いのか。原爆だけでなく原発でも核の恐ろしさを体験したこの国は
どこへ行こうとしているのか、何を発信したいのか》
…とつぶやきました。
こんな《リーダー》しかいないニッポン、哀し過ぎる。
『●《…death fell from the sky…》
…「落ちたのではない。米国が、落としたんだ」』
『●「核なき世界」無き国…「日本や韓国など
米国の「核の傘」の下にある国々は「勧告に同意しなかった」」』
『●「ヒロシマはどこにあるのか、ヒロシマはニホンにあるのか」?
そして、ナガサキは? フクシマは?』
『●「核なき世界」: 「核廃絶に向けた決議の採決で、
唯一の被爆国の日本が反対票…日本はあまりにも鈍感」』
「「ヒロシマはどこにあるのか、ヒロシマはニホンにあるのか」?
そして、ナガサキは? フクシマは? この国は何も騒ぎません。
さらには、原発輸出や核発電所再稼働に向けて核発電「麻薬」
中毒患者が正気の沙汰ではないことをやっています。
「核なき世界」にはほど遠い。哀しい国です」
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【https://dot.asahi.com/wa/2016111600107.html】
(更新 2016/11/18 07:00)
室井佑月「この方、ヤバいのではないか?」
10日の衆院本会議で環太平洋経済連携協定(TPP)承認案と関連法案が可決された。議論半ばで採決に至ったことに、作家の室井佑月氏は怒りを露わにする。
* * *
衆院環太平洋経済連携協定(TPP)特別委員会は、11月4日午後、自民党・公明党、野党である日本維新の会の賛成多数で可決した。
結局、強行採決じゃん。安倍総理のお仲間の「強行採決(すればよい)」という発言が問題になっていたが、強行採決は自民党内で暗黙の了解になってたんでしょ?
安倍さんは、その発言が問題とされたとき、国会でこう言った。
「円滑に議論し、議論が熟した際には採決する。
民主主義のルールにのっとっていくのは当然のこと」
さらに、
「我が党は結党以来、強行採決をしようと考えたことはない」
とまで言い切った。
……。もう言葉も出て来ませんな。よく、そんな嘘が平気でつける。
この方、ヤバいのではないか? 小説や映画に出て来るサイコパスかもしれん。
忘れもしない、昨年9月の安全保障関連法案の審議。参院特別委で速記担当者も聴取不能とまでなったもみ合いの中、行われたことはなんだったのですか?
恐ろしい人だ。首相の言葉を裏返せば、円滑に議論しない、議論が成熟した際に採決をしようとしない、民主主義なんて糞食らえと考えているってか?
この人は、この国をいったいどこへ持っていこうとしているのだろうか?
4日に発効された「パリ協定」。国際社会は「低炭素」から「脱炭素」に切り替わった。多くの国が地球温暖化を防ごうと、190カ国以上が参加、温暖化対策にこれまで消極的だった米国や中国さえ同意した。
だが、日本はほかの国とすっきり足並みを揃えられなかった。TPPの国内審議が大変で乗り遅れたと書いてあった新聞があるけど、そういうことじゃないだろう(てか、TPPを強硬に推し進めるのも意味不明)。
なんでもいいから安い電力が欲しいこの国の経済界に逆らう気もないし、首相もおなじ考え方なのかもしれない。途上国に金をばらまき、悦に入る。その金、税金なんですが……。自分だけが良い目をみればいい。
それと、馬鹿のひとつ覚えみたいに原発依存をやめないし。世界は地球環境のため、再生可能な自然エネルギーへシフトしていっているというのに、この国は莫大な国費を原発につぎ込んで後戻りできないでいる。
自分さえよければ、金さえ儲かれば……そういう考えで、首相がよく言う「(世界で)リーダーシップ」を発揮できる国になれるのかしら?
核兵器を法的に禁止する国連の「核兵器禁止条約」交渉開始決議にも反対したしな。123カ国が、勇気を持って賛成したのに。
この国は唯一の戦争の被爆国なのだから、こういうところでリーダーシップを発揮せずしてどうする? 核兵器がない世界を目指そうと、声高に訴えるべきじゃん。ほかの非核保有国からは、とんだ裏切り者に見えただろう。一国民として、恥ずかしくてならない。
※週刊朝日 2016年11月25日号
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