日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/助けられる立場なのに偉そうな民進】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1739625.html)。
『●瀬戸際、分岐点: 神保哲生氏、
「野党は…あれだけ抵抗した安保法反対は本物だったのかが問われます」』
「nikkan-gendaiの記事【主張も“封印”し現実路線に
志位共産党「野党共闘」への本気度】」
《だが、「違憲の安保法廃止」と「集団的自衛権行使を容認した
昨年7月の閣議決定取り消し」への共産党の覚悟は、
想像を超えるハンパなさだ……神保哲生氏……むしろ他の野党は、
共産党と共同戦線を張れないのなら、あれだけ抵抗した
安保法反対は本物だったのかが問われます》
《民進党の議員が次点に泣かないようにするための共闘で、メリットは民進党にばかりある。つまり、共産党が候補者を出さずに民進党の候補者を助けるという話なのに、なぜ偉そうに上から目線なのだろうか…「民進党が強くて国民の支持があれば何の問題もない。民進に信用がないのを野党で支える構造をわかっていない」(野党関係者)》。
相変わらずテイクテイクテイク。何か大きな誤解、ないしは、勘違いをしているのではないでしょうか?、死ぬ気で「民」と共に「進」むべき党は。コラムでは、《自公と補完勢力…。今の民進党は補完勢力に近いといえる》とも。
TPPでもヒヨリ、結果として強行採決のスキを与えた大罪をまたしても犯している。そして、アベ様ら核発電「麻薬」患者に、次々と寿命核発電所までも再稼働を許すこととなっているが、そこにも民進党は貢献している言わざるを得ない。「連合傘下の電力総連」の顔色ばかりうかがっている。
《民進に信用がないのを野党で支える構造をわかっていない…偉そうに上から目線》をいつまで続けるつもりだろうか? 狂ったアベ様政権の「政」をストップする気は全くないようだ。
『●同感…「民主党は本気で安倍政権を
倒す気があるのか?――そう疑わざるを得ない」』
《民主党は本気で安倍政権を倒す気があるのか?――
そう疑わざるを得ない…生活の元職、森裕子氏(59)が
出馬表明済み…新潟県には東電の柏崎刈羽原発があるが、
泉田知事は再稼働に慎重です。そこへ『脱原発』の森さんが
野党統一候補になることに、連合傘下の電力総連が猛反発し、
民主党本部はそれに従った…民主党にとっては
「打倒安倍」より、連合と原発の方が大事ということ》
『●「ちっ、ほっといたら民主なんて、
そのうち死ぬ運命だったのに。余計なことしやがって…ってことだわな」』
「民進党は、「民」と「進」む気はあるのか? テイクテイクテイクばかり
していると…皆にそっぽを向かれますよ。室井佑月さんは、《民主党は、
国民に寄り添って死ぬ気で行動するよりない》と言います。同感です。
壊憲阻止で共「闘」することが第一です。でも、連合や電力総連に
配慮して核発電再稼働を進めるようであれば、民心は離れていくことは
必至です。民進党の踏ん張りどころ。「道」を踏み誤ってはいけない」
『●「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」という
「冗談」のような公約…投票したオメデタイ皆さん』
「そもそも「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。」という
「冗談」のような自民党の公約…自公や「癒(着)」党に投票した
オメデタイ皆さんたち。「あとの祭り」。加速度的に破壊されていくニッポン。
今回の強行採決、死ぬ気で「民」と共に「進」むべき党が、
ヒヨッタことにも大変に大きな原因があります」
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【http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1739625.html】
政界地獄耳
2016年11月18日8時54分
助けられる立場なのに偉そうな民進
★第7回中央委員会総会(7中総)での連立政権構想について、民進党代表・蓮舫が「共産党の片思いの話」と発言したことを受けて、17日、共産党委員長・志位和夫は会見で同党の「野党連合政権」構想について「選挙協力の条件という位置付けではない。話し合いの中で合意を得たい」と述べ、修正に終始した。だが民進党のいじめには生産性はない。蓮舫が片思いというなら、あと数万票が民進党にも連合にも出せないで、民進党の議員が次点に泣かないようにするための共闘で、メリットは民進党にばかりある。つまり、共産党が候補者を出さずに民進党の候補者を助けるという話なのに、なぜ偉そうに上から目線なのだろうか。
★共産党との路線の違いや、いやそもそも今の民進党の議員は、共産党の綱領を知っているだろうか。ただただ50代以上の連合幹部に不安感をあおられてのことだろう。昨年9月、志位は「国民連合政府」構想を発表。そののろしは、その年の9月の岩手県知事選で現職の達増拓也を民主、維新、生活、共産が支援するところから始まったと言っていい。政治状況は多少変わったが、自民党の1強多弱の構図は変わらない。それを打破すらできずに軽口をたたくのは早計だ。
★民進党こそ今党内で政策論議が行われたら党が空中分解するのは明白。それを壊さないように支えているのが野党共闘でもある。「民進党が強くて国民の支持があれば何の問題もない。民進に信用がないのを野党で支える構造をわかっていない」(野党関係者)。7中総の決議では冒頭に「自公と補完勢力対野党と市民の共闘」を打ち出した。今の民進党は補完勢力に近いといえる。(K)※敬称略
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