目取真俊さんのgooブログ【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより… 目取真俊/東京MXテレビ「ニュース女子」の虚偽報道に対する抗議の記者会見。】(http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/56bcab977a320bedf273e0de9fc97ab1)。
《殴られた女性はカヌーメンバーでもあるので、二日後に怪我の様子を見た。顔に青黒いあざができて痛ましかった。番組の視聴者の大半はそういうことを知らないだろう。「反対派の暴力」などとよく番組で扱えたものだ。こういうメンバーをそろえること自体、番組の目的がデマの拡散による沖縄の反基地運動への不信あおりにあったことを示している》。
東京MXテレビ「沖縄デマ」宣伝・広報番組について、想像を超えた番組制作会社の対応、そのあまりの酷さに驚きました。その《番組の目的がデマの拡散による沖縄の反基地運動への不信あおりにあった》と、目取真俊さんは喝破。辺野古や高江で何が一体起こっているのか、《番組の視聴者の大半はそういうことを知らない》。ジャーナリズムの矜持無き多くの「本土」マスコミは報じないだけでなく、デンデン王国の「裸の王様」アベ様の「広報」機関に堕しているから。「沖縄デマ」を拡散、喧伝。
『●沖縄平和運動センターの山城博治さん…
イジメ・見せしめな「反対運動つぶし」「国策捜査」「狙い撃ち」』
「沖縄タイムスの【社説[「沖縄ヘイト」番組]真偽不明 悪意むき出し】
(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/79474)によると、《東京MXテレビが
2日に放送した報道バラエティー番組「ニュース女子」で、
高江ヘリパッド建設問題を取り上げた。反対する人たちの声は
1人も流されないまま「カメラを向けると襲撃に来る」「テロリストみたい」
などと表現。「反対派の中には韓国人はいるわ、中国人はいるわ」
と人種差別につながる発言があった》」
「琉球新報の【<社説>ヘイト番組放送 沖縄への偏見拡大恐れる】
(http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-426400.html)には、《沖縄に対する
許し難い誹謗(ひぼう)中傷だ。公共の電波を使った沖縄に対する
ヘイトスピーチ(憎悪表現)と断ずるしかない。なぜこのような番組を
制作し、放送したのか明確に説明すべきだ。東京のローカル局・
東京メトロポリタンテレビジョン(東京MX)が、米軍北部訓練場の
ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する市民をテロリストに
例えるような内容の番組を放送した》」
『●「国際人権法」違反: 山城博治さん長期「拉致」という
「独裁的な国家が反対派を黙らせる常とう手段」』
「またしても、「恥」を世界に発信・拡散。世界の心ある人々から、
蔑みの目で見られるわけです。
それにしても、「本土」マスコミの静かなことよ。それどころか、
東京MXテレビ「ニュース女子」問題なんてのも起こる始末」
『●「アベ様広報」…安田浩一さん「現地の人に話を聞く、
裏取りするという取材の基本ができていない…デマ」』
《津田大介さんと安田浩一さんが18日までに同局が放送する
別のニュース番組への出演を辞退した。
「取材がずさんで事実でない」「報道に値しない」と2日の番組を
批判している》
『●東京MXテレビ「沖縄デマ」番組について、
想像を超えた制作会社の対応のあまりの酷さ』
「《犯罪や不法行為を行っている集団》ってすごい言い草、しかも、
取材もせずに「内包」って、正気ですか? 東京MXテレビ
「沖縄デマ」番組事件について、想像を超えた番組制作会社の対応、
そのあまりの酷さに驚く。《メディアの言論活動を封殺》
《ある種の言論弾圧》って、よく言えたものだ。
アベ様「広報」もココまで来た」
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【http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/56bcab977a320bedf273e0de9fc97ab1】
海鳴りの島から
沖縄・ヤンバルより… 目取真俊
東京MXテレビ「ニュース女子」の虚偽報道に対する抗議の記者会見。
2017-01-28 15:18:39
27日(金)はカヌーの行動を休んで那覇に行き、県庁記者クラブで記者会見を行った。1月2日に東京MXテレビが高江のヘリパッド建設反対運動について、沖縄への差別と偏見をあお虚偽報道を行ったことに対し抗議するためだ。
記者会見は東京と同時に行われた。会見の様子は以下の動画で見てほしい。
https://www.youtube.com/watch?v=SBYWOkvWQq4
こちらの動画では沖縄の記者会見の発言をまとめてくれている。
https://www.youtube.com/watch?v=tIWbn2jRyNs
日頃、カヌーの活動から帰って写真や動画を整理し、ブログで報告するのがやっとで、この問題について言及することができなかった。27日は発言の機会を与えてもらったことに感謝したい。
直接、MXテレビの番組で名指しされ、誹謗中傷されたのは「のりこえねっと」の辛淑玉さんだが、同番組のデマで被害を受けたのは高江・辺野古の反対運動に携わってきたすべての市民である。また、同番組が拡散しているデマは沖縄への差別と偏見をあおるものであり、県民全体にかかわる問題である。これを放置しておくことはできない。
同番組で発言している井上和彦、ボギーてどこん(手登根安則)、我那覇真子という面々はチャンネル桜沖縄支局の常連メンバーだ。地元住民という依田啓示という男性もその仲間である。なおかつ、依田は高江でヘリパッド建設に反対していた女性の顔をこぶしで殴りつけ、怪我をさせた人物である。
殴られた女性はカヌーメンバーでもあるので、二日後に怪我の様子を見た。顔に青黒いあざができて痛ましかった。番組の視聴者の大半はそういうことを知らないだろう。「反対派の暴力」などとよく番組で扱えたものだ。こういうメンバーをそろえること自体、番組の目的がデマの拡散による沖縄の反基地運動への不信あおりにあったことを示している。
それにしても、中高年の男たちから若い女性が物事を教えてもらう、という構図の醜悪さは見ていてうんざりする。しかもその中身たるや、取材もろくにしていないデマばかりなのだから。井上和彦のレポートの最初の方で、名護警察署の前で抗議をしている市民の映像が出てくる。そこに取材に行くのも危険なのだそうだ。機動隊や私服刑事も大勢いるというのに。呆れはてる。
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