[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
週刊朝日のコラム【室井佑月「森姐、頑張れ!」】(https://dot.asahi.com/wa/2018041800008.html)。
《livedoor NEWSも産経ニュースも、記事のタイトルがおかしくネ? 森姐(モリネェ)が「何がしたかったのか」、わからないほうがおかしい。……腐ってんな。…議員としてそういう真っ当な仕事をしている者の、後押しをするのが真の報道の姿だと思うけど。もう、この国はめちゃくちゃだ》。
決して「こんな人たち」と呼ばれる側に立つつもりの無いアベ様広報紙の宣伝官の皆さん。《財務省職員は迷惑を被った》ってよく言うよな~。《……腐ってんな。》…、ホントに。国会の質疑を見ているのか? 広報なので、言っても詮無いが、《議員としてそういう真っ当な仕事をしている者の、後押しをするのが真の報道の姿》。
『●大見得を未だに実行しないウソ吐き…
森裕子さん「安倍首相の存在そのものが、私は憲法違反だと思います」』
《安倍晋三首相の存在そのものが、私は憲法違反だと思います》
《人権をないがしろにする。その最たるものが戦争であります。
…最後に、自民党があの醜悪な憲法草案で削除した、憲法第97条。
本当にすばらしい文章です》
ウルトラ差別主義者・財務相や行政府の長といった「頭」を切り離してはいけない…アベ様広報機関に負けるな!
『●「「トカゲのシッポ切り」ではなく、「頭の切り離し」」(森裕子さん)。
佐川事件でなくアベ様御夫妻案件』
で、福島選出なのに復興を私物化とはね…呆れる。
リテラの記事【安倍首相派閥の吉野正芳復興相が復興を私物化! 原発汚染土中間施設の工事で秘書が支援者企業を「下請けに入れろ」】(http://lite-ra.com/2018/04/post-3929.html)によると、《復興大臣・吉野正芳氏…巨額復興関連事業をめぐり、“吉野氏を支援する地元選挙区の建設業者”をその下請けに入れるよう、吉野氏側が秘書官や環境省官僚を通じて受注ゼネコンに“圧力”をかけていたという疑惑》。
どうして、コウイウノには突っ込まないのかな? 《議員としてそういう真っ当な仕事をしている者》は、吉野正芳復興相の方なのですか?
一方、加計問題では…学生が可哀そうになってくる事態が。あの大学の学生は、何を学ばされているのか?
リテラの記事【加計学園獣医学部の講義で、小川榮太郎の「モリカケは朝日の捏造」デマ本が参考書に指定! ヘイト本、日本スゴイ本も…】(http://lite-ra.com/2018/04/post-3960.html)によると、《講義のシラバス…柳井徳磨氏による「現代人の科学A」という科目…「教科書」…中国・韓国・モンゴルヘイト本を多数出版している宮脇淳子氏の『日本人が教えたい新しい世界史』…「参考書」の欄にも、極右雑誌「WiLL」やヘイト本の出版で知られる出版社ワックが発行する『日本人はなぜ「小さないのち」に感動するのか』(呉善花)…それ以上に驚いたのは、なんと、こんな書籍までが「参考書」として挙げられているのだ。〈「森友・加計事件」朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪/小川榮太郎/飛鳥新聞社〉(原文ママ)》。頭がクラクラする、一体どんなセンスか? アベ様の「政」も無茶苦茶なら、オトモダチの最高学府の「教育」もデタラメ。
『●質問主意書ゼロ件なのに、あんなに質問したがっていた
自民党議員の皆さん達、実際に質問したことは?』
「リテラの別の記事【「森友・加計は朝日の捏造」と断定し朝日から抗議を
受けた小川榮太郎の安倍擁護本を自民党が大量購入!】…
《…そんな“安倍タイコモチ”の代表のような人物が先の総選挙投票日
直前の10月18日、これまた安倍政権べったりの極右雑誌
「月刊Hanada」の発行元・飛鳥新社から“森友・加計報道の検証本”
と称して出版したのが…その中身はやはりというべきか、
“安倍首相の完全な潔白”を主張し、疑惑を追及する報道を徹底的に
「偏向」と批判するもの…選挙期間中に打たれた異例の中吊り広告、
そして自民党の大量購入》。
《フェイクの塊》…トホホな「陰謀論と妄想」、それを自民党が
大量購入って、まさか、それって税金じゃぁないでしょうね?」
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【https://dot.asahi.com/wa/2018041800008.html】
室井佑月「森姐、頑張れ!」
連載「しがみつく女」
2018.4.19 07:00 週刊朝日 #安倍政権 #室井佑月
室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。
「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。
テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴った
エッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中
モリカケ問題だけでなく、イラクの自衛隊日報問題でも新たな事実が明らかになり、政権が大きく揺れている。作家・室井佑月氏は、森裕子議員の一件を報じた各媒体に疑問を呈す。
【この記事のイラストはこちら】
(https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2018041800008_2)
(c)小田原ドラゴン
* * *
4月7日付のlivedoor NEWSに、
「何がしたかったのか 野党議員・森裕子(ゆうこ)氏が
財務省の前で5時間居座り」
という見出しがアップされた。内容は産経ニュース「財務省に5時間居座りの森裕子氏『パフォーマンスじゃないのよ!』」である。
〈自由党の森裕子参院議員(61)が3月30日、財務省の
決裁文書改竄(かいざん)問題をめぐり、国有地処分に関する
データ管理端末を確認する目的で財務省を突撃した。
職員や衛視らが退去要請を繰り返すも、森氏は「国民の代表」たる
使命感からか、まったくひるまず、5時間にわたり居座った〉
のだそうだ。
livedoor NEWSも産経ニュースも、記事のタイトルがおかしくネ? 森姐(モリネェ)が「何がしたかったのか」、わからないほうがおかしい。
記事は、
〈財務省職員は迷惑を被っただろうが、森氏は「パフォーマンスではない」と強弁した〉
とつづく。
……腐ってんな。
官邸の指示があったかどうかは不明だとしても、財務省は公文書の改ざんをしたわけだ。しかも、この期におよんで、ちょろちょろちょろちょろ新たな事実が発覚する。
公文書の改ざんは、この国を根底から覆す事態である。官邸は関与してないというならば、与党のみなさんも森姐につづけよ! それがお仕事でしょうが。
でもって、議員としてそういう真っ当な仕事をしている者の、後押しをするのが真の報道の姿だと思うけど。
もう、この国はめちゃくちゃだ。
4月8日付の「しんぶん赤旗日曜版」のスクープによれば、吉野正芳復興大臣が、復興関連事業をめぐり、彼の支援者である建設業者を下請けに入れるよう圧力をかけたとか。復興予算にまで私利私欲を絡めるとは、汚すぎる。
安倍政権じゃなければ、吉野大臣は辞任、問題は総理の任命責任まで発展するのかもしれない。が、もうこの国はそれどころじゃないのだった。
それにしたって、メディアが箸休め的に扱うのは、森姐の悪口じゃないだろ。吉野大臣いけよ! そんな小物は今、二の次っていう場面なのかしら。
もう、いろいろ起こりすぎておる。
厚労省の裁量労働制のデータの捏造、財務省の決裁文書の改ざん、防衛省のイラク日報の隠蔽。
前二つは官僚のせいにできそう。だが、防衛省、自衛隊の隠蔽に関しては、そうできない。シビリアンコントロールができてないといわれ、ヤブ蛇になるからだ。
外交も上手くいっているとはいえない。この国は、世界のはぐれ雲みたいになってきた。
この先、この国どうなるの?
ただひとつわかっていることがあるとすれば、あの方を中心に国を動かした結果、こうなったってことだよな。
※週刊朝日 2018年4月27日号
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