琉球新報の記事【普天間第二小 避難242回 米軍ヘリ上空飛行 恒常的に授業侵害】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-695480.html)。
《米軍機接近による児童の避難は、運動場の使用が再開された2月13日から3学期が修了した3月23日までの39日間に合計242回に上ったことが同校のまとめで分かった。最も多い日は一日に29回で、20回以上の日が3日間あった。米軍機接近による避難によって体育の授業は中断する。学校上空付近の飛行停止が実現せず、子どもたちの教育を受ける権利が恒常的に侵害されている》。
はぁ~!? あまりに異常な、信じられない「現実」…それを放置するアベ様ら。在日米軍特権を放置する日米共犯、「子どもを園庭で遊ばせたい」「当然の日常がほしいだけ」、そんな極当たり前のことなのに…。そして、今、横田基地へのオスプレイ配備が大きな問題となっている。
『●「辺野古が唯一の解決策」という呪文を唱えることしか
能の無いアベ様ら…消えた「辺野古」の「へ」の字?』
『●高江ヘリ「墜落」、何時もの如く「見え透いた
“茶番劇”が再び繰り返されるようなら、事故はまた起きる」』
『●普天間米軍のCH53E大型輸送ヘリの窓落下…
「子どもを園庭で遊ばせたい」「当然の日常がほしいだけ」』
『●(コラム【金口木舌】)「沖縄版「今年の漢字」」は『落』…
「いずれの「落」も県民の命に関わる」、抜本策は「撤兵」』
『●「本土」のデマ・ヘイトなオトナ達…《子どもたちの
日常にある「異常」を放置しているのはだれなのか?》』
『●沖縄版「今年の漢字」」も『落』:
「県民の命が脅かされ続ける現状より、軍事優先の現実に愕然」』
『●「まるで空襲に襲われた戦時下のような異常な訓練」に加えて、
アベ様は沖縄にさらなる「我慢」を強いる』
《しかし、これが沖縄の現実なのだ。そして、米軍によっていとも簡単に
約束は破られ、さらには飛行の事実を事実とも認めようとしないのである。
…この暴力を許しているのは、言うまでもなく日本政府、安倍政権だ。
…なにせ安倍首相は、小学校や保育園での落下事故後にも
「沖縄が我慢すればいいこと」という無神経極まりない暴言を
吐いているからだ》
いま、横田基地へのオスプレイの配備で、大騒ぎになっています。
まず、《沿道》に居なかった反戦派の皆さんには申し訳ないけれど、差別者・ヘイト者は、《13年1月。全市町村長らがオスプレイ配備の撤回などを求め、東京・銀座でデモ行進した。沿道から浴びせられたのは…》…。
『●「本土」のデマ・ヘイトなオトナ達…
《子どもたちの日常にある「異常」を放置しているのはだれなのか?》』
《事実かどうかは二の次。弱い立場の者を「敵」に仕立てて暴言を吐く。
基地に反対する沖縄の人たちを一方的にたたき、留飲を下げる。
基地問題でヘイトスピーチ(憎悪表現)まがいの言説があからさまに
表面化したのは13年1月。全市町村長らがオスプレイ配備の撤回などを
求め、東京・銀座でデモ行進した。沿道から浴びせられたのは
「売国奴」「中国のスパイ」などの罵声だった》
東京新聞の記事【オスプレイ 横田配備 首都圏の空…「なぜ今」「安全性は」】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201804/CK2018040402000153.html)によると、《地元などからあらためて懸念の声が上がった…沖縄県では二〇一六年十二月に名護市沖で不時着大破し、今年二月にもエンジンカバーを落下させるトラブル》。
同紙の記事【オスプレイ横田到着 横浜から5機 沖縄以外に初配備】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201804/CK2018040502000253.html)によると、《米空軍の輸送機CV22オスプレイ五機が五日午前、横浜市神奈川区の米軍施設「横浜ノースドック」を飛び立ち、横田基地(東京都福生市など)に到着した。今後、必要な訓練を行い、夏ごろに同基地に正式配備される見通し》。
東京新聞の「2015年5月10日 朝刊」には、【横田・辺野古「問題は同じ」 住民の反対無視】とあります。
『●仲井真氏は「空手形」を承知の上で「いい正月」を
迎えていたのでは?…米側が「空想のような見通し」と』
《国は県や住民の反対をよそに強行する構えだ。何の説明もなく
決まった横田配備に、首都圏の基地周辺住民からも
「民意無視は全く同じだ」と憤りの声が上がる
…「『計画はない、知らない』と言いながら、国民に知らせるときには
決定している。普天間の移設問題でもそうだ」》
他の東京新聞の記事【オスプレイ配備 住民の懸念伝えたのか】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018040502000144.html)には、《国民には突然の発表だった。米空軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの横田基地への配備である。事故を繰り返し、安全性に懸念が残る軍用機だ。日本政府は米側に周辺住民らの懸念を伝えたのか…一七年三月に配備を二〇米会計年度(一九年十月~二〇年九月)に延期すると発表していた。在日米軍は前倒しで配備する理由を「地域の安全保障上の懸念に対処し、自然災害や危機に迅速に対応できるプラットフォーム(基盤)を提供する」と説明…北朝鮮や中国に対する抑止力を高めようとするトランプ政権の狙い》。
またしても、ここでも、隠蔽体質が露見する始末。
東京新聞の記事【陸自日報問題・オスプレイ配備 「情報独占おかしい」識者ら】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201804/CK2018040602000139.html)によると、《陸上自衛隊の日報隠蔽問題に続き、オスプレイ配備情報の公表を遅らせていたことが明らかになった。識者からは防衛省の体質に加え、政府の質を問う声も出ている》。
『●「これは相当に見つけにくかろう」…というか、
真に《不存在》な無い物(国民の信用)は見つけようがない』
==================================================================================
【https://ryukyushimpo.jp/news/entry-695480.html】
普天間第二小 避難242回 米軍ヘリ上空飛行 恒常的に授業侵害
2018年4月6日 07:47
普天間第二小 普天間飛行場 米軍ヘリ窓落下 緑ヶ丘保育園 運動場 避難指示
(普天間第二小に接近して飛行する米軍大型ヘリCH53E
=1月19日、宜野湾市)
昨年12月の米軍大型ヘリによる窓落下事故があった宜野湾市の普天間第二小学校(桃原修校長)で、米軍機接近による児童の避難は、運動場の使用が再開された2月13日から3学期が修了した3月23日までの39日間に合計242回に上ったことが同校のまとめで分かった。最も多い日は一日に29回で、20回以上の日が3日間あった。米軍機接近による避難によって体育の授業は中断する。学校上空付近の飛行停止が実現せず、子どもたちの教育を受ける権利が恒常的に侵害されている。
普天間第二小では児童が校内にいる午前8時45分から午後4時半までの間、嘉数高台と校舎屋上で米軍機の飛行を監視する沖縄防衛局の連絡を受けて、小学校方面に米軍機の離陸が確認されると避難指示が出る。指示が出ると運動場など屋外にいる児童は校舎内に避難する。
授業で運動場を使うのは主に体育。1こまの授業中に避難指示が複数回出ることもある。「避難が2回あれば授業にならない」と桃原校長は話す。1校時分の授業を完結できないケースもあるとみられ「学ぶべき教育課程が履修できていない」と懸念する。
避難指示がなかったのは、米軍の休日とみられる2月19、20の両日と、児童が屋外に出る機会がなかった3月22日の卒業式、23日の修了式のみだった。学校は「早く日常に戻りたいが、避難を減らして児童を危険にさらすわけにはいかない」というジレンマを抱えている。桃原校長は「新学期に児童の様子を見て、保護者や市教委と相談して対応を考えたい」と話した。
==================================================================================