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●阿部岳さん、《基地問題への見解の違いも…デマで攻撃された因縁も関係ない。今回は…産経の側に立つ》

2018年09月13日 00時00分51秒 | Weblog


沖縄タイムスの阿部岳記者によるコラム【[大弦小弦]産経新聞の報道の自由を守らなければ。今回は産経の側に立つ…】(http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/312122)。

 《▼中国に抗議した安倍政権も例外ではない。「味方」を重用し、「敵」とみなせば徹底的に攻撃する高江の現場では沖縄2紙の記者を身体拘束するまでに至った。報道の自由への攻撃は、全メディアへの攻撃である。国内でも、今回のように一致して押し返すしかない。(阿部岳)》

 「権力の監視」「番犬ジャーナリズム」を発揮せよ! アベ様の広報紙・産経新聞も、《中国に抗議した安倍政権も例外ではない》ことを認識してはどうなのか? 
 逆の立場で、《産経新聞の報道の自由を守らなければ。基地問題への見解の違いも、「沖縄2紙が米兵の善行を黙殺」とデマで攻撃された因縁も関係ない。今回は、中国政府に取材を拒否された産経の側に立つ》…と、アベ様の広報紙・産経新聞は紙面で《沖縄2紙》を擁護できるだろうか? 《取材に人数制限があり、日本のメディアは抽選で代表5社を選んだ。ところが、このうち》朝日《だけ認めない、と中国政府が通告した》時に、アベ様の広報紙・産経新聞はどうする?

   『●『別丁 石川真澄 という人がいた』読了(3/3)
   『●『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件:
      『朝日』叩きで大ハシャギな『産経』が「クソッタレ文春状態」

   『●自公議員や、『産経』や『読売』、『文春』、『新潮』は
             『朝日』叩きに熱狂する資格があるのか?

 東京新聞の社説【週のはじめに考える 権力と向き合う覚悟】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2018090902000138.html)によると、《◆全米の新聞、一斉に社説…◆言論の自由への危機感…◆桐生悠々の奮闘を偲ぶ…あす九月十日は、四一年に亡くなった悠々を偲(しの)ぶ命日です。百年という時を隔て、また日米という太平洋を挟んだ国で同じように、新聞が連帯して時の政権に毅然(きぜん)と向き合ったことは、民主主義社会の中で新聞が果たすべき使命をあらためて教えてくれます。私たちは今、政権に批判的な新聞との対決姿勢を強める安倍晋三政権と向き合います。悠々ら先輩記者や米国の新聞社で働く仲間たちの奮闘は、私たちを奮い立たせ、権力と向き合う覚悟を問い掛けているのです》。
 《権力と向き合う覚悟》…無しなニッポンのマスコミではなかろうか…。《中国政府はこれに「芝居だ」と反発し、「日本政府はメディアを教育すべきだ」と逆に要求》されたそうだ、情けない。アベ様に飼いならされた報道機関を見透かされている。《中国政府》だけでなく、《日本政府》やアベ様という《権力と向き合う覚悟》がニッポンのマスメディアにはあるのか? 

   『●『学校が教えないほんとうの政治の話』(斎藤美奈子著)読了
                 …《あなたの政治的ポジションを見つけて…》
    《あのね、政治を考えるのに「中立」はないの。メディアの役目は
     「中立公正、不偏不党な報道」ではなく「権力の監視」なんです。
     それ、常識。》《党派性をもたずに政治参加は無理である。》

   『●『国民のしつけ方』(斎藤貴男著)読了…
      《それは調査報道…「番犬(ウォッチ・ドッグ)」としての役割》

    《ジャーナリズムの最大の存在意義は「権力のチェック機能」である。
     …専門的には「番犬ウォッチ・ドッグジャーナリズム」理論という》
    《「番犬ジャーナリズム」は、純粋培養の環境下にあるよりも、
     一人ひとりのジャーナリストがもがき、苦悩しながら遂行していってこそ
     成長し、民主主義社会に貢献できる
のではないか》

   『●『追及力 権力の暴走を食い止める』(望月衣塑子×森ゆうこ著)読了
                    …《今、ジャーナリズムと野党の…》

    《今、ジャーナリズムと野党の存在意義を問い直す

   『●「公平・公正な報道」を求める文書の「こと細かな注文に従うのか」? 
                      「報道の自由」を行使するのか」?
    「さて、こちらの「注文」主は、血判状を集めて回る「ヤクザまがい」
     瓶三親分「#選挙妨害を暴力団に発注するアベ様」。選挙妨害という
     「不公平・不公正」な選挙をし、公職選挙法違反なアベ瓶三親分が、
     公平・公正な報道」を求める文書の「注文」主
    「「店主」メディアは、「ヤクザまがい」アベ瓶三親分の「公平・公正な報道」を
     求める文書の「驚くほど具体的で細かい注文」に従うのか? それとも、
     メディアの矜持を見せて「報道の自由」を行使するのか? 《権力の監視
     《権力のチェック機能》《番犬ウォッチ・ドッグジャーナリズム》が失わる行く
     なかで、さて…」

   『●浅野健一さん、「口先で…批判…トランプ大統領よりも、
            メディアを手なずけている安倍首相のほうが悪質」
    「日刊ゲンダイの記事【巨悪に甘い日本の大メディア 米紙トランプ一斉批判で
     露呈】…《とうとう米国内のメディアから集中砲火を浴びたのだが、
     日本の大メディアはこの“ケンカの作法”を学ぶ気はないらしい
     ■マスコミを懐柔する安倍首相は野放しに》」

    『●目加田説子さん「「今」に潜む危機を執拗なまでに伝え続けること
                 …戦争と平和に関わる報道の重要な使命」
    「《だまされるということ自体がすでに一つの悪である》。
      伊丹万作監督の言葉。「多くの人が戦争でだまされていたというが、
     だまされるということ自体がすでに一つの悪である/だますものだけでは
     戦争は起こらない/だまされていた、といって平気でいられる国民なら、
     おそらく今後も何度でもだまされるだろう」」

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http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/312122

[大弦小弦]産経新聞の報道の自由を守らなければ。今回は産経の側に立つ
2018年9月10日 07:35

 産経新聞の報道の自由を守らなければ。基地問題への見解の違いも、「沖縄2紙が米兵の善行を黙殺」とデマで攻撃された因縁も関係ない。今回は、中国政府に取材を拒否された産経の側に立つ

▼8月末、日中高官が北京で会談した。取材に人数制限があり、日本のメディアは抽選で代表5社を選んだ。ところが、このうち産経だけ認めない、と中国政府が通告した。これまでも繰り返し狙い撃ちにしてきた

各社は足並みをそろえて取材を中止。産経や日本政府は抗議した。中国政府はこれに「芝居だ」と反発し、「日本政府はメディアを教育すべきだ」と逆に要求した

民主主義社会における報道はプロパガンダとは違う権力から独立し監視するのが役割評価するのは権力ではなく読者や視聴者だけだ

▼仮に中国の一党独裁が正当なら、各メディアに自由な取材を許すだけでいい。競って実像を報じる。そうでないメディアは読者や視聴者に見放されるだろう。それでも、権力は自信がないから操作を試みる

▼中国に抗議した安倍政権も例外ではない「味方」を重用し、「敵」とみなせば徹底的に攻撃する高江の現場では沖縄2紙の記者を身体拘束するまでに至った。報道の自由への攻撃は、全メディアへの攻撃である。国内でも、今回のように一致して押し返すしかない。(阿部岳
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