琉球新報のコラム【<金口木舌>選挙の色】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-796756.html)と、
記事【知事選公開討論会 辺野古巡り相違】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-797385.html)。
《翁長雄志さんの帽子…その帽子の色をどう呼べばよいか、当方の周辺で議論となった。青だ、緑だ、エメラルドグリーンだと意見が割れた…議論の末、「美ら海の色」で落ち着いた。翁長さんの遺志と大会参加者の願いにぴったりだと思うが、どうだろう》。
《最大の争点である米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設について、佐喜真氏は…反対しない姿勢を示した。玉城氏は…新基地阻止の考えを示した。知事選の争点について、佐喜真氏は「普天間飛行場の返還。原点は危険性の除去だ」と主張。玉城氏は現県政が実行した「埋め立て承認『撤回』の是非だ」と述べた》。
リテラの記事【沖縄知事選で安倍自民党の佐喜真淳候補が「女性の質あげる」と差別発言! 反基地運動叩きのデマ流した元文春記者を選対に?】(http://lite-ra.com/2018/09/post-4241.html)によると、《最大の争点は辺野古新基地建設だ。反対を明確に掲げる玉城氏に対し、いまだに是非を明言せず姑息な“争点隠し”をしようとする佐喜真氏だが、ここにきて、その地金がどんどん出てきている…佐喜真氏がまともに有権者のことを考えていないことは明々白々だ…女性は男性よりも「能力」や「質」で劣っていると言わんばかり佐喜真氏の発言は、明らかな女性蔑視に基づく差別に他ならない…佐喜真氏の選対に“沖縄ヘイト”を垂れ流してきたジャーナリストが加わっているのではないかという疑惑まで浮上…この人物を仮にT記者としておこう。…「文春」をクビになった一件も、ライバル誌への寄稿がバレたというトホホさもさることながら、その寄稿内容がひどい代物だった…会見に同席の元記者が新潮に書いた沖縄二紙と反基地運動へのデマ…佐喜真知事はこんな人物を選対のブレーンに入れたということなのだろうか》。
また、日刊ゲンダイのコラム【週末オススメ本ミシュラン/「阿Q正伝」 魯迅著 増田渉訳/角川文庫】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/237164)によると、《「真ん中」を装いながら、貧乏人を裏切って、権力、つまり安倍政権にベタッと奉仕しているのが公明党だろう。例によってカジノ法に最初は反対し、結局は賛成してしまった。いつものパターンだが、だいぶ前にその変節を批判したら、当時の同党書記長の市川雄一が、「変わったのではなく、成長したのだと御理解いただきたい」と開き直ったのが忘れられない。それで私は、こう皮肉ったのである。「コウモリも成長はするだろう。しかし、成長してもコウモリはコウモリだ」 翁長雄志の死去に伴う沖縄県知事選挙でも、コウモリ党は維新などと一緒に自民党候補の応援に血眼になっている。もともと赤いコウモリの眼が、さらに赤くなっているのだ。魯迅は「死」という文章の中で、7箇条の遺書のひとつに次の項目を挙げている。「他人の歯や眼を傷つけながら、報復に反対し、寛容を主張する人間には、絶対に近づいてはならぬ」 「中庸」や「寛容」などクソクラエ! 私はいま、右でも左でもないと中庸を気取る人間や、公明党および創価学会を支持する人間に、憎悪に近い憎しみを抱いている。そうした人間はみな、結局は腐臭ただよう安倍政権を全面的に応援していることになるのだ。…(選者・佐高信)》。
さらに、日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/前哨戦から占う翁長弔い戦の行方は】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201809110000219.html)によると、《「しかし、前回の選挙との違いがいくつかある。1つは前回、公明党が自主投票で公明支持層の6割は翁長に投票している。もう1つは前回の選挙では日本維新の会の下地幹郎が出て6万票取っていること。今回維新は自民党候補支持だ。もう1つは、かりゆしグループが今回自主投票となったこと。前回は翁長政権樹立の立役者の1つだった」。 ★つまり、なかなか票読みが難しいということになる。…知事選が今年最大の選挙戦になることは間違いなさそうだ》。
玉城デニーさんにとって、大変に厳しい情勢です。「美ら海の色の候補者」を何としても「#新時代沖縄」の県知事にして下さい。「森」や「美ら海」を殺し、基地から出撃した番犬様は人を…沖縄破壊に与しない一票を適切な候補者に投じてもらいたいです。「#バリタカ日本会議系自公お維沖縄県知事」候補者 vs 「#美ら海の色の候補者」。
また、日刊ゲンダイのコラム【高野孟 永田町の裏を読む/沖縄県知事選は「国権か民権か」の大分岐点になる】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/237361)にも重要な指摘が…《翁長雄志知事が命を懸けて実現しようとしてきたのは、沖縄県民の自治権・自主権、すなわち県民は自分たちの命のみならず大浦湾のサンゴやジュゴンの命まで含めて、自分たちにとって本当に大切なことは自分たちで決定してしかるべきだという意味での自己決定権である。翁長の「遺志を引き継ぐ」とはまさにそのことであり、その点でオール沖縄陣営が担ぐ玉城デニー衆院議員は、それにまことにふさわしい民権主義的な候補である…沖縄県民が荒々しく国に対して民権を主張するのか、国権に従って事を荒立てずに生きていくのかの大分岐点となるだろう》。
《沖縄県民の自治権・自主権》のための一票を、是非、「#美ら海の色の候補者」玉城デニーさんに投じてほしい。
琉球新報の別の記事【虚構のダブルスコア 沖縄県知事選、出回る「偽」世論調査】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-799272.html)によると、《調査結果の数字はおおむね傾向が一致し、主な立候補予定者2人のうち、一方の立候補予定者がダブルスコアでもう一方を上回るという結果となっている。その中には「朝日新聞の調査結果」とされる数字も含まれているが、朝日新聞社は本紙の取材に「事実無根。調査していない」と答え、偽(フェイク)情報であることが分かった。このほか「国民民主党の調査」もあるが、同党も調査を否定した》。
《接戦は確実》です。大変に厳しい状況だと思います。自公お維の垂れ流すデマ、フェイクに騙されてはいけない。「#美ら海の色の候補者」玉城デニーさんを沖縄県知事ににしなければ、沖縄に未来が無い。
決して見通しは明るくない。玉城デニーさん陣営は、相当な頑張りが無いと厳しい。「#美ら海の色の候補者」は自明です。デマや札束攻勢に負けるな! 名護市長選や新潟知事選の二の舞ではいけない。
日刊ゲンダイでも、記事【高野孟 永田町の裏を読む/「知名度やイメージで勝てるほど沖縄の選挙は甘くない」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/236891)によると、《しかし、沖縄の有力な玉城支援者に言わせると、そんなことは問題ではない。…「今年1月の名護市長選でも、辺野古阻止の理念とかイメージで言えば、稲嶺進=前市長が勝って当たり前だったが、実際には自民党がカネを散布したあとに創価学会員が地を這うように戸別訪問を繰り返して票を掘り起こす徹底的な組織戦を展開して、稲嶺陣営としてはお手上げだった。6月の新潟知事選も同様だったと伝聞している。となると、自公維側のそのような組織戦に対抗して、地を這う集票作戦を立案し実行できる「『オール沖縄』の統一作戦本部が必要になる」》。
「#美ら海の色の候補者」玉城デニーさん。一方、辺野古破壊な「#バリタカ日本会議系自公お維沖縄県知事選候補者」の「選挙の色」は如何に? それは金(カネ)色だ。その一票は、選挙後に、深い後悔とため息となる。
『●宜野湾市長選: 直近の沖縄主要選挙で5連敗目をアベ様に』
『●翁長雄志知事亡くなる…「折れない、言うことをきかない
翁長知事に対し、安倍政権が陰湿ないじめ、報復」』
「翁長さんの《うちなーんちゅ、うしぇーてー、ないびらんどー》の叫びが
忘れられない」
『●翁長雄志さん「那覇市長として…東京のど真ん中で体感した
むき出しの沖縄差別に「衝撃を受けた」という」』
「アベ様の取巻き連中による様々な沖縄イジメ・沖縄ヘイトを含め、
《安倍政権が陰湿ないじめ、報復》に対しても、《折れない、
言うことをきかない翁長知事》は、真の意味での沖縄の市民の立場に立つ、
真の保守政治家だった」
『●翁長雄志さん「保守は保守でも自分は沖縄の保守。
本土の保守政権に対して言うべきことは言う」が口癖』
『●沖縄を分断・破壊し尽すような日本会議系・
自公系候補者では絶対にダメ! 玉城デニーさんを沖縄知事に!』
『●日本会議系バリタカ派知事など絶対にダメ!…
「死してなお曲げられない正義というものを教えてもらった」』
『●《やまと社会への同化…
「同化は差別する側に移るだけで、差別自体はなくならない」》』
『●《琉球アイデンティティー》が失われる危機…
日本会議系バリタカ派自公お維候補に投票しては絶対にダメ!』
『●「#バリタカ日本会議系自公お維沖縄県知事」が誕生すれば、
翁長さんの遺志は踏みにじられ、辺野古破壊…』
『●辺野古破壊「新基地建設容認の“安倍政権傀儡知事”が誕生」ならば
…沖縄の未来は閉ざされてしまいます』
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【https://ryukyushimpo.jp/column/entry-796756.html】
<金口木舌>選挙の色
2018年9月5日 06:00 辺野古新基地 金口木舌
辺野古新基地の阻止を訴えた先月11日の県民大会で翁長雄志さんの帽子が披露され、話題となった。その帽子の色をどう呼べばよいか、当方の周辺で議論となった。青だ、緑だ、エメラルドグリーンだと意見が割れた
▼大会前、後援会関係者の話として本紙は「青色の帽子」と報じたが、実物の色は微妙に違う。議論の末、「美(ちゅ)ら海の色」で落ち着いた。翁長さんの遺志と大会参加者の願いにぴったりだと思うが、どうだろう
▼色と言えば、選挙である。沖縄ではかつて保守は青、革新共闘は黄という具合にお決まりの色で有権者の目を引きつけた。政党が増え、保革の境目が薄れた今では「青対黄」の色分けでは済まない
▼重大ニュースの際、本紙に談話を寄せる県内政党・会派は10である。正式な党名で言えば、「民主」の2字を掲げるのは4党、「自由」は2党、「社会」は2党である。戸惑う有権者もいるだろう
▼政党の離合集散が続いた「平成の30年」だった。その帰結として「安倍一強」の自民と、攻略に苦戦する野党という平板な色となった。なぜ、こんなことになったのか。有権者が望んだのではあるまい
▼沖縄の明日を左右する重大な選挙がやってくる。有権者の目に届くよう政党、候補者はくっきり色を見せてほしい。色を薄めて選挙戦を乗り切ろうと考えるならば、有権者を軽んじる話ではないか。
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【https://ryukyushimpo.jp/news/entry-797385.html】
知事選公開討論会 辺野古巡り相違
2018年9月6日 05:00
知事選 公開討論会 討論会 佐喜真淳 玉城デニー 辺野古 米軍普天間飛行場 カジノ 南風原町立中央公民館 日本青年会議所沖縄ブロック協議会
(知事選に向け、討論会で政策を巡って意見を交わした
佐喜真淳氏(左)と玉城デニー氏=5日夜、南風原町立中央公民館)
30日投開票の県知事選に向け、主な立候補予定者2氏を招いた公開討論会(日本青年会議所沖縄ブロック協議会主催)が5日夜、南風原町立中央公民館で開かれた。前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新推薦=と衆院議員の玉城デニー氏(58)が出席した。最大の争点である米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設について、佐喜真氏は辺野古が唯一の解決策とする政府方針に異を唱えたら「(普天間の)固定化を目指しているのかと言われかねない。われわれには限界がある」と述べ、反対しない姿勢を示した。玉城氏は「米国の法律に照らせば、辺野古の基地は造れない。政府に話し合いを求める」と述べ、新基地阻止の考えを示した。
知事選の争点について、佐喜真氏は「普天間飛行場の返還。原点は危険性の除去だ」と主張。玉城氏は現県政が実行した「埋め立て承認『撤回』の是非だ」と述べた。佐喜真氏は、承認撤回について「これから法的な争いが始まる。日本は法治国家だ。法に基づき判断しないといけない」と評価を避けた。玉城氏は「政府には沖縄と協議する姿勢がない。撤回は法律に基づいた正当な手続きだ」と評価した。
経済振興関連では、国会で可決したカジノ解禁を含む統合型リゾート施設(IR)整備法を受けた沖縄へのカジノ導入について、佐喜真氏は「新たな観光資源として研究する必要がある」と否定せず、玉城氏は「必要ない」と述べた。
討論会後、佐喜氏と玉城氏の2人はそれぞれ記者団の取材に応じた。辺野古移設の是非を巡る発言の真意について佐喜真氏は「一般論だ。外交は国の専権事項で、(知事に)外交権があればやる」と答えた。玉城氏には「法治国家の法を守る長として県民にプロセスについての説明が足りなかった」と述べた。玉城氏は「(佐喜真氏は)普天間の返還にこだわり、辺野古の是非について相変わらず何も言わなかった。あえて相違点にしなかったことが皆さんに伝わった」と話した。
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