[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/閣議決定で正面突破手法乱用】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202002030000057.html)。
《定年退官を7日に控える東京高検検事長・黒川弘務の勤務を半年延長し、8月7日までとする国家公務員法の特例規定に基づく異例の措置が閣議決定された。IR汚職事件捜査中の検事総長・稲田伸夫の後任に官邸に近いとされる黒川を強引に据えたい措置と政界では言われている。それならば「三権分立は絵に描いた餅で政界では実現しない」と閣議決定すべきだろう》。
『●《安倍政権は、官邸に近い黒川検事長を検察トップである検事総長に
就け、検察組織を官邸の支配下に置くつもりだ》、あぁ………』
これまたお得意の閣議決定で、検察人事までも私物化するアベ様。「検察の独立性」のための人事の慣例を無視しての、アベ様による暴走人事。郷原信郎さんは、《「検察の独立性」のドグマが…事実上崩壊》と。異例であり、異常な人事。もはや、警察・検察に何が期待できようか…。あの《官邸の忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》中村格氏も警察庁ナンバー2ですよ。次期警察庁長官との噂まで。もう、無茶苦茶です。
アベ様らが《霞が関官僚》を支配して堕落させ、《国会の質疑、ひいては、国権の最高機関たる国会の存在価値それ自体を貶め》、国会を機能不全に。
金子勝氏さんは、さらに、《これまでも安倍政権は、積み上げてきた人事のルールを破って、NHKや内閣法制局を支配下に置いてきた。とうとう検察まで支配下に収めようとしている。もはや、この国は三権分立が成り立たなくなりはじめています》。最高裁も、最「低」裁となってすでに久しい。最高裁判事の人事までも私物化。最「低」裁判事の人事は…アベ様が掌握。大谷直人最高裁長官をはじめ、現最高裁判事14人全員、アベ様の息がかかっているアベ様派と言われている。三権分立が聞いてあきれる状況。
これで、警察国家・《極右独裁国家》の完成だ。《メディアコントロール》についても、言うまでもない。
なんでもアベ様の思いのままに閣議ケッテェ~を乱発。ひどいなぁ、行政府の長。《自らの失敗を覆い隠すために閣議決定を多用してきたのが安倍内閣》。
『●《民主主義ならぬ「ご都合主義」国家》…《私人》、《調査・
研究》自衛隊中東〝派兵〟などデタラメ閣議ケッテェ~を乱発』
名(迷)作・閣議ケッテェ~シリーズに新たな一頁。《「他の国々と比べて民族、言語、文化が長い間比較的まとまった形で継続してきたという日本の特徴を、麻生大臣なりの言葉で表現したもの」とする答弁書を閣議決定》…だってさ。
『●麻生太郎氏…《誰も誤解など生じていない。間違っているのに
誤解と言い張っているだけで謝罪にも訂正にもなっていない》』
《これと全く同じ発想と手口であることが分かった。言葉のすり替え・書き換え、改ざん、そして「なかった」論法は最近閣議決定で正面突破する手法に変化した》。
『●《本質を隠す言葉のすり替え》を許せない小澤俊夫さん、
アベ様ら政府による《言葉ずらし》を痛烈に批判』
『●「募る」と「募集」…《〈不時着水したが墜落ではない〉といった
ところか。国会の質疑は大喜利のお題提供の場ではない》』
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【https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202002030000057.html】
コラム
政界地獄耳
2020年2月3日8時16分
閣議決定で正面突破手法乱用
★「『責任は私にある』と発言すると自動的に責任を取ったことになる」もそろそろ閣議決定したらいいのではないか。自らの失敗を覆い隠すために閣議決定を多用してきたのが安倍内閣だが、先月31日の2つの閣議決定が波紋を広げている。ひとつは副総理兼財務相・麻生太郎が「2000年の長きにわたって、1つの民族、1つの王朝が続いている国はここしかない」との、間違った歴史認識と単なる思い込みを擁護するための「他の国々と比べて民族、言語、文化が長い間比較的まとまった形で継続してきたという日本の特徴を、麻生大臣なりの言葉で表現したもの」とする答弁書を閣議決定した。
★なるほど、だから「幅広く募っているという認識で『募集』という認識ではなかった」と答弁しても首相・安倍晋三なりの言葉で表現したのだ。そこで思い出すのが18年、5月の衆院財務金融委員会。麻生は森友学園への国有地売却をめぐる財務省の決裁文書改ざんに関して「改ざんといった悪質なものではないのではないか」と発言し『改ざん』ではなく『書き換え』との認識を示した。これと全く同じ発想と手口であることが分かった。言葉のすり替え・書き換え、改ざん、そして「なかった」論法は最近閣議決定で正面突破する手法に変化した。
★さて続いては定年退官を7日に控える東京高検検事長・黒川弘務の勤務を半年延長し、8月7日までとする国家公務員法の特例規定に基づく異例の措置が閣議決定された。IR汚職事件捜査中の検事総長・稲田伸夫の後任に官邸に近いとされる黒川を強引に据えたい措置と政界では言われている。それならば「三権分立は絵に描いた餅で政界では実現しない」と閣議決定すべきだろう。(K)※敬称略
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