阿部岳さんによる、沖縄タイムスのコラム【[大弦小弦]家畜の論理】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/484299)。
《ジャーナリストの安田純平さん…は現在、外務省にパスポート発給を拒否され、日本という柵の中に閉じ込められている。「自由はまだ奪われたままです」。シリアの人々も日本の私たちも、もちろん家畜ではない。(阿部岳)》。
『●「自己責任などと声高に言わずに出掛けていくのは、
使命感からだ。…安田純平の解放を心から喜びたい」』
『●《「ひどい環境から解放されて良かったね」とねぎらわれ》ても、
帰国しても《ひどい環境》が待っている』
『●無事帰国した安田純平さんに、是非、現地の様子や
拉致事件の全貌、生還できた教訓等々を聞いてみたい』
『●「紛争地での取材やメディア、ジャーナリズムの原則論」…
「政府高官が建前でも原則論を口にできぬ国」』
『●自己責任論な人々…斎藤貴男さん「いざ自分の命が絶たれる時に、
己がどういう人間だったかを理解できる」』
『●「何が起きたのか、可能な限り説明することが私の責任」
…その責任を果たしつつある安田純平さん』
《シリアで3年4カ月間拘束された》安田純平さん、2018年10月に無事に解放されてから約1年。相も変らぬ「自己責任論」な人々によるイチャモン・中傷。そして、いま、パスポート発給拒否という外務省・国による嫌がらせを受けている。《日本という柵の中に閉じ込められている。「自由はまだ奪われたままです」》。そんなに、外の世界やそこから見えるニッポンを報じられることに問題があるのか? 《自己も責任もない》家畜へと貶めたいらしい、どこまでも《卑(ミーン)》なアベ様ら。
『●《官邸の意に沿わない記者を排除…
明らかに記者の質問の権利を制限し、国民の『知る権利』を狭める…》』
『●N値がゼロ、工期と費用は「∞」…今日もドブガネし、
ジャブジャブと大量の土砂を美ら海にぶちまけている』
『●アベ様や最低の官房長官ら独裁政権が
《国民に知らせないことの利益より不利益を考える》はずがない』
『●<金口木舌>《よほど国策ごり押しの現場を見せたく
ないらしい。それこそ基地隠蔽》、辺野古破壊隠蔽』
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【https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/484299】
[大弦小弦]家畜の論理
2019年10月14日 06:30
シリアの人々はかつて、秘密警察の監視下で一見平和に暮らしていた。民主化運動が泥沼の内戦に拡大した後、ジャーナリストの安田純平さん(45)は昔の方が良かったのでは、と尋ねてこう返されたという。「飯が食えて安全だったけど、俺たちは家畜じゃない」
▼シリアで3年4カ月間拘束された安田さんが無事解放され、もうすぐ1年になる。「拘束は自己責任。なのに助けてくれた政府を批判している」などと今も中傷がやまない
▼事実は違う。全ての証拠は政府が救出を放棄し、無策だったことを示している。当事者である安田さんはそのことを批判しないし、自己責任も否定していない
▼自己責任を突き詰めれば、戦地取材も自由ということになる。ところが、被害を受けるわけでもない人が「迷惑だ」と止める。「俺も空気を読んでおとなしくしている。お前も」と言うようなもので、まさに家畜の論理である。自己も責任もない
▼家畜同士が忠誠を競い、足を引っ張り合い、足元を掘り崩していくのはご主人様には好都合だ。放っておいても統制され、厳罰を受け入れるようになる
▼安田さんは現在、外務省にパスポート発給を拒否され、日本という柵の中に閉じ込められている。「自由はまだ奪われたままです」。シリアの人々も日本の私たちも、もちろん家畜ではない。(阿部岳)
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