[※ 《望月衣塑子のジャーナリスト精神に迫る》…森達也監督『i -新聞記者ドキュメント-』(https://i-shimbunkisha.jp/)↑]
妹尾聡太記者による、東京新聞の記事【<論戦ファクトチェック>桜を見る会の「反社会的勢力」 菅長官「定義ない」 実際は安倍内閣が07年定義】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201912/CK2019120202000151.html)。
桐山桂一さんの、同紙コラム【【私説・論説室から】/招待名簿の廃棄に憤る】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2019120202000124.html)。
《実際には、第一次安倍内閣が二〇〇七年に反社会的勢力の特徴を定義し、社会からの排除が 「重要な課題」と訴えていた。政府による定義を素通りし、参加者の実態調査を拒む菅氏の姿勢は、これまでの政策と矛盾しかねない。(妹尾聡太)》。
《名簿の保存期間は「一年未満」だというが、その根拠を問われると、十月末に改定された規則だという。はあ? この時系列の矛盾はいったい何か。しかも、「政治家枠」などの名簿情報のみ、しっかりデータ丸ごと廃棄するとは》。
《第一次安倍内閣が二〇〇七年に反社会的勢力の特徴を定義…政府による定義を素通り》。まぁ、最低の官房長官殿は、(ゴーストライターが居て、自分でお書きになっていないのかもしれませんが…)自分が本に書いたことを忘れるような方ですものね。
『●下野時の発言がブーメラン…「最低の官房長官」スガ殿は、
「国民への背信行為」を自分自身で行っている』
「南彰記者による記事【自著での主張も記憶にない? 菅官房長官
「知らない」】…《過去には公文書の重要性を訴えていたのに、
そのことすら記憶にない――。…菅氏は野党時代の2012年に
出版した『政治家の覚悟』(文芸春秋)で、「政府があらゆる記録を
克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を
怠ったことは国民への背信行為」と記していた》」
「リテラの記事【菅官房長官が壊れ始めた! 会見で「ここは質問に
答える場所じゃない」、自分の著書のことを「知らない」】…
《菅官房長官の定例会見…「国会で述べたとおりです。国会で
述べたとおりだと。ここは質問に答える場所では私はない
と思います」…もはや語るに落ちたというべきだろう…
内閣官房長官の定例会見は、ただ政府側の公式発表を垂れ流す
ための場所ではない。…菅官房長官「知りません」と一蹴…
「これは、官房長官の著作に書かれているのですが」》」
他省庁には推薦名簿が残っているのに、内閣府・内閣官房では、政府・与党の《「政治家枠」などの名簿情報のみ》を廃棄…一体なぜ? (以下のサイン本会議での答弁で話題のサーバー上の)デジタルのデータの復元は出来るでしょ、さっさとお願いします。まさか、ドリルか何かで物理的にサーバーを破壊するつもり? 行政の仕事に対するテロでもやるの? 2019年12月2日の参議院本会議(https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php)でも、アベ様は壊れたテープレコーダーのように、「名簿の保存期間は「一年未満」」と仰っておられますが、いつ、そのように改悪したのですか?
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201912/CK2019120202000151.html】
<論戦ファクトチェック>桜を見る会の「反社会的勢力」 菅長官「定義ない」 実際は安倍内閣が07年定義
2019年12月2日 朝刊
首相主催の「桜を見る会」への反社会的勢力の参加問題を巡り、菅義偉(すがよしひで)官房長官は「反社会的勢力の定義は一義的に定まっていない」と主張している。実際には、第一次安倍内閣が二〇〇七年に反社会的勢力の特徴を定義し、社会からの排除が「重要な課題」と訴えていた。政府による定義を素通りし、参加者の実態調査を拒む菅氏の姿勢は、これまでの政策と矛盾しかねない。 (妹尾聡太)
政府は〇七年六月、当時総務相だった菅氏を含む全閣僚で構成する犯罪対策閣僚会議の幹事会申し合わせで「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針」を策定。暴力団をはじめとする反社会的勢力を「暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団または個人」と定義し、不当な要求への対応策をまとめた。
ところが、菅氏は今年十一月二十七日の記者会見では、反社会的勢力という用語に関し「さまざまな場面で使われることがあり、定義は一義的に定まっているわけではない」と述べた。桜を見る会に該当者がいたかどうかについては「個々の招待者の参加は承知していない」と確認を避けた。
警察庁の担当者も翌二十八日の野党会合で「現状いろいろなところで使われている言葉が、必ずしも〇七年の定義と同じ認識かどうかは言えない」と菅氏の発言に歩調を合わせた。
企業の危機管理コンサルティング会社「エス・ピー・ネットワーク」の芳賀恒人副社長は「実務上は定義を広く捉え、怪しい者と関係を持たないよう助言している」と本紙に説明。「政治家が来るような会合は、写真を撮って宣伝するなど悪用されやすい。来場者がどんな人物か厳しくチェックすべきだ」と語った。
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【https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2019120202000124.html】
【私説・論説室から】
招待名簿の廃棄に憤る
2019年12月2日
「桜を見る会」に国民が怒っている。首相が地元後援会の人々を特別に招待したら「選挙運動と同じだ」と映る。何しろ税金を使う公的行事だからだ。だが、誰を招いたのか。招待客名簿は内閣府が廃棄していた。
怪しいのは野党議員が「委員会質問を念頭に置いた勉強用」として内閣府に資料要求した当日、しかも直後に廃棄していることだ。五月の出来事だった。調査妨害とも質問封じとも誰もが感じるであろう。
名簿の保存期間は「一年未満」だというが、その根拠を問われると、十月末に改定された規則だという。はあ? この時系列の矛盾はいったい何か。しかも、「政治家枠」などの名簿情報のみ、しっかりデータ丸ごと廃棄するとは。
モリカケ問題でも自衛隊の日報問題でも、公文書の扱いはでたらめ。何か怪しいことが起こると、この政権ではとたんに文書が消える。廃棄や改ざん…。開示されても黒く塗りつぶされた「ノリ弁」だったり…。せっせと役所が証拠隠滅している感じだ。
今回も「セキュリティー」だの「個人情報」だの情けない言い訳が続く。今は超高機能のシュレッダーが注目を集める。隠滅装置として…。共同通信の世論調査では約70%の国民が首相発言を「信頼できない」と答えた。怪しいどころか、ウソまみれだと見抜いている証しだ。 (桐山桂一)
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