[防衛大学、教育・指導という名のいじめ・暴行 (東京新聞2019年3月18日)↑]
角詠之記者の、アサヒコムの記事【防衛大いじめ訴訟、国の責任認めず 元学生の請求棄却】(https://www.asahi.com/articles/ASMB346TQMB3TIPE00S.html?iref=pc_ss_date)。
《防衛大学校(神奈川県)の上級生や同級生から暴行や嫌がらせを受けたとして、福岡県内の男性が防大を設置する国に約2300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、福岡地裁であった。足立正佳裁判長は「防衛大の安全配慮義務違反があったとは言えない」として男性の請求を棄却し、国の責任を認めなかった》
[「確認された下級生へのイジメ一覧」 (東京新聞2019年3月18日)
【https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201903/images/PK2019031802100072_size0.jpg】]
『●「たちかぜ」海自イジメへの道…《最も重要なリーダー
シップ教育の一つである後輩指導》という名のいじめ・暴行』
日刊ゲンダイの記事【防衛大学校が受験者2250人も激減…蔓延する“いじめ”の実態】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/254274)によると、《裸の下半身を掃除機で吸う。体毛に火をつける。全裸にさせ際限なく腕立て伏せをさせる。「風俗嬢と写真を撮ってこい」と強要する――。受験者数の激減は「いじめ問題」と無関係ではないだろう。2013~14年にかけ、いじめを受けたとして防衛大学校を退学した男性(24)が、当時の上級生や同級生8人を相手に損害賠償を求めた裁判で、今年2月、福岡地裁は7人に計95万円の支払いを命じた》。
そして、《国の責任》。《「防衛大の安全配慮義務違反があったとは言えない」として男性の請求を棄却し、国の責任を認めなかった》。
足立正佳裁判長、そりゃぁないでしょ!? 《最も重要なリーダーシップ教育の一つである後輩指導》という名のいじめ・暴行が横行。本当に、《国の責任》はないのか?
《教育》、《指導》という名のいじめ、暴行。《幹部自衛官を養成する防衛大学校》を卒業し、〝見事な〟幹部自衛官《自衛隊の幹部》へと〝成長〟したのでしょう…これは、「たちかぜ」海自イジメなどなどへの道です、きっと。
『●「たちかぜ」海自イジメの隠蔽と、
そして、ホイッスル・ブロワーへの第二のイジメ進行中』
《内部告発した三等海佐は海自で懲戒処分の審理対象になり
厳しい立場に追い込まれている。機密情報を漏らした公務員への罰則を
強化する特定秘密保護法の成立は、機密性のない情報の内部告発までも
萎縮させるおそれもあり今後こうした告発者はますます出にくくなりそうだ》
=====================================================
【https://www.asahi.com/articles/ASMB346TQMB3TIPE00S.html?iref=pc_ss_date】
防衛大いじめ訴訟、国の責任認めず 元学生の請求棄却
角詠之 2019年10月3日14時31分
(請求を棄却する判決を受け、原告側代理人の弁護士らは
「不当判決」の旗を掲げた=2019年10月3日、
福岡市中央区の福岡地裁前、角詠之撮影)
防衛大学校(神奈川県)の上級生や同級生から暴行や嫌がらせを受けたとして、福岡県内の男性が防大を設置する国に約2300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3日、福岡地裁であった。足立正佳裁判長は「防衛大の安全配慮義務違反があったとは言えない」として男性の請求を棄却し、国の責任を認めなかった。
この問題をめぐっては、男性が2016年3月、在学時に学生だった8人と国に損害賠償を求めて同地裁に提訴。地裁は今年2月、8人のうち7人に計95万円の支払いを命じ、判決が確定した。この判決によると、男性は13年4月の入学以降、上級生らに顔を殴られたり、アルコールを吹きかけられ体毛に火をつけられたりする暴行を受けた。国については訴訟が分離されていた。(角詠之)
=====================================================
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます