[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
日刊ゲンダイのコラム【金子勝の「天下の逆襲」/クルーズ船化 小池知事はなぜ院内感染と医療崩壊を隠す?】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271848)。
《小池知事は隠しているが、院内感染が発生した台東区の永寿総合病院がクルーズ船化しし、ウイルスをバラまいている。患者が転院した慶応病院に飛び火し、機能停止状態。東大病院や順天堂医院に患者が殺到し、現場は大混乱に陥っている。慈恵医大病院でも院内感染が起き、疑わしい患者を追い返している病院も出てきた》。
アベ様や小池百合子「ト」知事は、この数カ月、一体何をやってきたのか?
『●政治判断の《根拠》は? 《国家のリーダーとして、権力を預かる者は
その責任と、権力行使の影響を、十分に自覚しなければならない》』
『●《国民が信用しない政府》《調査しない政府》など《……ない政府》
(鈴木耕さん)…そんな独裁者が〝戒厳令〟という凶器を振り回す…』
『●《耳目を引く策を打ち出し、手なずけたマスメディアやSNSを駆使して
「世論」を作り出せば、愚策も「英断」となり、支持率は上がる》…』
『●2020年4月6日朝のニュース【首相、初の緊急事態宣言発令へ】
…ついに、無能無為無策、不作為なアベ様が凶器を振り回す時が来た…』
『●経済対策による感染症拡大対策…小池晃さん「補償なき緊急事態宣言では、
いくら休みたくても、働きに出るしかない市民がたくさんいる」』
『●《悪魔》はアベノマスク2枚だけを残して…アベ様「最悪の事態に
なった場合、私は責任をとればいいというものではありません」』
『●《なぞかけ名人…お題を出すとこんな内容が返ってきた。「布マスク」
とかけまして「森友学園や桜を見る会」と解きます。その心は「…」》』
『●《行動は自粛しても批判は自粛しちゃだめだ。緊急事態宣言の発令を
歓迎している場合じゃない。ひるまず「マジか!」を続けよう》』
『●適菜収さん《不道徳な連中を7年以上も放置していた時点で、日本は
危機管理ができていなかった。そういう国がどうなるか。今、…》』
『●〝報道統制〟下、《安倍政権はコロナ感染拡大に犯罪的な役割》
(山口正紀さん)…《どさくさに紛れてさまざまな仕掛けを政府は…》』
『●デマ・ウソ吐きはどっち? 《雇用調整助成金…構造的欠陥があり、
誰もが受け取れる「休業補償」という仕組みにはまったくなっていない》』
『●【【私説・論説室から】難局と指導者の態度】《これまで…決して責任を
取らなかった首相である。コロナ禍ではどんな責任を取るのだろう》』
『●ウチの首相は《対策の不備…科学的根拠の欠如…的外れ》など批判の山
…文化・民度・首相のレベルに彼我の差を感じずには要られない』
東京新聞の記事【<新型コロナ>個人の特定を回避 月内にアプリ実験開始】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202004/CK2020041502000129.html)によると、《日本政府は、新型コロナウイルスに感染した人の濃厚接触者を追跡するスマートフォンアプリの実証実験を月内に始める。民間の情報通信技術(ICT)関連企業などと協力し、早期実用化を目指す。個人情報漏えいの懸念も取り除きたい考えだ》。
デモクラシータイムスの以下の映像では、検査・隔離・追跡の徹底…個人情報を秘匿しつつ、マイナンバーとの紐づけ無しで追跡・解析する方法、同時に、サンプリング検査の必要性が主張されています。《日本では、基本的なデータがない》《どこで、どれほどの感染が広がっているのかを特定することもなく》…絶望的な気分になります。《PCR検査の拡大と新たに抗体検査の実用化、今、やらねばならないことは明確です》。そして、《野党が1人10万円の一律給付を求めているように、雇用を守るために直接給付や助成金対象を拡大し、家計の収入を補償することが必須である》。
【自粛で東京は救えるか~ウイルスは変異した!PCRと抗体検査【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】20200412】
(https://www.youtube.com/watch?v=7EtDPtKd4L0)
《デモクラシータイムス 新型コロナと闘う その先の世界へ第2弾、再び児玉龍彦先生にうかがいます。感染の拡大は止まらず、しかもウイルスの変異のスピードは速く、今、アメリカが闘っているコロナウイルスは東アジア型よりずっと強いものになっていると言われています(番組の最後の方に説明があります)。それなのに、日本では、基本的なデータがないから実態がわかりません。その中で地域の中核病院の悲鳴が大きくなっています。病院が内部から崩壊したら、私たちは裸でウイルスと闘わなければなりません。病院を守れ、それが患者を救います。PCR検査の拡大と新たに抗体検査の実用化、今、やらねばならないことは明確です。どうかこの動画が、行政の取り組みを変えて、緊急事態宣言後のコロナ対策の転換につながりますように。収録は2020年4月12日》
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【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/271848】
金子勝 立教大学大学院特任教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。
金子勝の「天下の逆襲」
クルーズ船化 小池知事はなぜ院内感染と医療崩壊を隠す?
2020/04/15 06:00
(医療崩壊は目の前に(会見する小池都知事と東京・台東区の
永寿総合病院)/(C)共同通信社)
新型コロナウイルスのオーバーシュートが東京に迫っている。医療崩壊が起き始めているからだ。小池知事は隠しているが、院内感染が発生した台東区の永寿総合病院がクルーズ船化し、ウイルスをバラまいている。
患者が転院した慶応病院に飛び火し、機能停止状態。東大病院や順天堂医院に患者が殺到し、現場は大混乱に陥っている。慈恵医大病院でも院内感染が起き、疑わしい患者を追い返している病院も出てきた。
基幹病院がこうした状況に追い込まれている現実を大手メディアは一切報じない。小池が休業要請する業種は何か、期間はどの程度なのかばかりに焦点を当てている。そんな報道はピント外れだ。そもそも、PCR検査の制限によって、どこで、どれほどの感染が広がっているのかを特定することもなく、ひたすら自粛要請で乗り切ろうとしているだけだからだ。
大手メディアはなぜ永寿の実態に切り込まないのか。断片的な報道を拾うだけでも、3月24日に5人の感染が判明して以降、29日には陽性者が95人に増加。4月1日時点で感染者は106人に上り、7人が死亡した。永寿の発表によると、10日までに入院患者94人、職員69人の計163人が感染し、うち患者20人が死亡したという。台東区の特別養護老人ホーム谷中でも集団感染が発生している。
なぜ小池は拡大する院内感染と医療崩壊をひたすら隠すのか。都のブレーンのひとりである国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長の意見に従ってきたからだろう。大曲は大量検査で患者が病院に押し寄せると、医療崩壊が起きると主張しているが、現実は真逆だ。必要な検査をサボタージュして院内感染を招き、医療崩壊が起きた。
そうした失敗を覆い隠さんがため、小池は首都封鎖やら大規模な休業要請を持ち出したのだろう。夜の街に責任を押し付けるデタラメを繰り返している限り、オーバーシュートは避けようがない。
いま必要なのは、小池や大曲の速やかな退場と基幹病院を中心とした検査態勢の拡充だ。ノーデータの休業要請は、非正規雇用のクビ切りや雇い止めを横行させ、地方に広がって小池の大失態が全国化しかねない。野党が1人10万円の一律給付を求めているように、雇用を守るために直接給付や助成金対象を拡大し、家計の収入を補償することが必須である。
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