[↑ ※「虎に翼」特集/日本国憲法も重要キャストだ 木村草太(週刊金曜日 1482号、2024年07月26日号)]
(2024年08月06日[火])
広島選出のキシダメ首相の政府が「拡大核抑止」「核拡大抑止」を言う始末…愚かな国になり果てて。
『●《政治家の仕事とは1日でも早く戦争を終わらせること…被爆国の
我が国は猛然と抗議し、国際社会をリードすべきなのにもかかわらず…》』
「拡大抑止」…何事かと思えば、《「核の傘」を含む米国の戦力で日本への攻撃を思いとどまらせる》ことが「拡大抑止」らしい。つまり、「拡大核抑止」「核拡大抑止」。「核シェアリング」、軍事費倍増、軍事要塞化、敵基地攻撃能、殺傷兵器輸出…「抑止」どころか他国に喧嘩を売っているとしか思えないのだけれども。《川崎哲(あきら)さんは「日米で『核使用の選択もあるぞ』との発信を強化することで、北朝鮮など周辺国に核保有を正当化させる口実を与え、核軍縮と逆行する恐れがある」と指摘。「首相が『核なき世界』を主導するというのであれば、アジア諸国との外交を強化し、紛争の種を減らすべきだ」と訴えた》(東京新聞)。キシダメ首相や、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党・下駄の雪党・お維・コミ党によって、《被爆国の我が国》が「核なき世界」どころか、「核兵器なき世界」も目指さない国に。
『●「我々はいまだに核軍縮の取り組みを行っていない国々に対し、全廃という
最終的な目標に向けて核兵器を削減するよう求めていく」…誰の言葉?』
『●オバマ氏の広島訪問さえも単なる選挙対策…
…自民党は「口だけ」、選挙で同じ過ちを繰り返してはいけない』
「「核なき世界」どころか、「核兵器のない世界」ですらアベ様の
「息吐く様に嘘つく」、アベ様のウソ吐きだったようです」
『●サーロー節子さん「自分の国に裏切られ、
見捨てられ続けてきたという被爆者としての思いを深くした」』
「「核兵器なき世界」さへ目指さないアベ様の言う「核なき世界」が
如何にいい加減かが分かろうというもの…
「憲法上は原子爆弾だって問題ではないですからね、憲法上は。
小型であればですね」というアベ様の思想は何も変わっていない
のでは?」
『●(マハティール首相)「日本は核兵器が使われた際の
悲惨さを知っている」はずなのに、アベ様ときたら核兵器保有論者』
『●《悲願の「核なき世界」へと…被爆者たちが心血を注いだ核兵器禁止
条約の発効から一年余》…《火事場ドロボー》どもがウヨウヨなニッポン』
『●琉球新報《核兵器禁止条約の第1回締約国会議…オブザーバー参加を
見送った日本政府の不在が際立った会議だった…不参加は歴史的過ち》』
『●広島サミット…サーロー節子さん「自国の核兵器は肯定し、対立する国の
核兵器を非難するばかりの発信を被爆地からするのは許されない」と批判』
「「核なき世界」どころか「核兵器なき世界」さえも目指さない
哀しい国ニッポン…《核保有・核依存を肯定》。カルトと
ヅボヅボな自民党などには核兵器保有論者までいる始末。
「核シェアリング」!?、アホかっ。」
『●台湾での《「戦う覚悟」発言》…《あまりにもアホすぎる》ド「アホウ節」
はキシダメ首相と《打ち合わせた“政府の代弁”》だったとは…』
「そんなにアベ様を大好きなのかね、キシダメ首相? 広島選出の首相、
《「被爆地選出の初の首相」》として、恥ずかしくないものかね。」
「リテラの記事【原爆を「試練」扱いして非難殺到 岸田首相の
「長崎原爆の日」メッセージは3年前の安倍元首相のほぼ
「完コピ」だった!】《言わずもがな、この国は無謀な侵略戦争に
突き進み、降伏をためらったがために原爆は投下された。つまり、
権力者の判断によって避けられたはずの悲劇だった。にもかかわらず、
原爆投下について「試練」などという言葉を用いることは、
国の責任を矮小化し、被害者に押し付けるようなものだ。だいたい、
いまも被害に苦しんでいる被爆者や被爆2世、3世が存在し、
とりわけ長崎には国から被爆者だと認められていない被害者も
数多くいるのだ。それを「乗り越えられない試練はない」など
というマンガやドラマに出てくるような軽々しいフレーズを
口にするとは……。とくに岸田首相は「被爆地選出の初の首相」
であることが強調されてきたが、あまりに無神経すぎるだろう》」
『●(東京新聞)【こちら特報部/朝ドラ「虎に翼」の三淵嘉子さんと
共に「原爆裁判」を担当した元裁判官、いま振り返る判決の意味】』
沖縄タイムスの【[社説]きょう広島原爆の日 戦争終わらせ核軍縮を】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1410777)。《被爆者は核兵器の非人道性を繰り返し世界に発信し、身を削るようにして核廃絶を訴え続けてきた。だが核を巡る状況は悪化する一方だ。…逆に日米両政府は、核戦力などによって日本への攻撃を思いとどまらせる「拡大抑止」を強化する方向に舵(かじ)を切った。「核のない世界」の実現を主張しながら、岸田政権は米国の核戦力への依存を深めているのである。今や核廃絶だけでなく核軍縮も遠のくばかりだ》。
琉球新報の【<社説>広島原爆投下79年 核抑止論も「絶対悪」だ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-3344604.html)。《広島に原爆が投下され、史上初めて核兵器による無差別殺りくがなされて79年となる日を迎えた。日本政府は核抑止論にさらにのめり込み、核廃絶から遠のくばかりだ。「絶対悪」の核兵器で威嚇する「核の傘」もまた「悪」である。被爆国である日本は、核の傘に頼るのではなく、核廃絶をただちに実践しなければならないのである》。
『●「核兵器なき世界」は未だに………自公お維を直接的に支持している
方々、選挙にも行かず眠り猫に徹している間接的支持者の皆さんの責任』
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【https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-3344604.html】
<社説>広島原爆投下79年 核抑止論も「絶対悪」だ
2024年08月06日 04:00
広島に原爆が投下され、史上初めて核兵器による無差別殺りくがなされて79年となる日を迎えた。日本政府は核抑止論にさらにのめり込み、核廃絶から遠のくばかりだ。「絶対悪」の核兵器で威嚇する「核の傘」もまた「悪」である。被爆国である日本は、核の傘に頼るのではなく、核廃絶をただちに実践しなければならないのである。
先月、核の拡大抑止に関する日米外務・防衛担当閣僚会合が開かれた。通常の2プラス2と別にすることで、核を保有するロシア、中国、北朝鮮をけん制する狙いという。さらに威嚇を競い合うのか。
世論にも懸念を抱かざるを得ない。日本世論調査会が3日までにまとめた全国郵送世論調査で、政府が基本姿勢とする非核三原則(核兵器を「持たず」「つくらず」「持ち込ませず」)について「堅持するべきだ」が75%と、昨年より5ポイント低下した。逆に「堅持する必要はない」が5ポイント増の24%になった。核兵器の開発、保有への抵抗感も弱まっているのだろうか。
ウクライナ侵攻を続けるロシアがNATOに対して核の威嚇を行い、核保有国とされるイスラエルが中東全域に戦火を拡大しかねない情勢にある。東アジアの緊張もあり、国民世論が揺さぶられているようだ。しかし、核兵器の開発も保有も、抑止力に頼ることも、使用の正当化につながる。「絶対悪」という意味を考えるべきである。
原爆投下が戦争終結を早め、多くの米兵らの命を救ったとの主張が、米国では主流だ。だが、原爆開発者の苦悩を描いた映画「オッペンハイマー」が評価されるなど、米国社会に変化が起きている。
米国の歴史家、アルペロビッツ氏らは1960年代に、当時のトルーマン大統領が、原爆を使わなくても日本が近く降伏すると認識していたことを証明した。アルペロビッツ氏は2022年に共同通信の取材を受け「政府も軍も情報機関も、第2次大戦の早期終結に原爆は不要だと分かっていた」「米国は必要ないのに多数の日本の市民を殺害した。戦争犯罪だ」と述べた。
被爆者団体は米国に謝罪を求めてきた。しかし日本政府は、核の傘に頼るため、謝罪を求めることができない。16年に米大統領として初めてオバマ氏が広島を訪問したが、謝罪はなかった。
昨年5月の広島でのG7サミットでの核軍縮文書「広島ビジョン」は、「核兵器のない世界」を「究極の目標」とした上で「防衛目的のために役割を果たし、侵略を抑止し、戦争や威圧を防止すべきとの理解に基づいている」として核抑止論を肯定した。
日本は、被爆者の声に耳を傾け、原爆投下を戦争犯罪とし、米政府に謝罪を求めるべきである。そして破綻の危険をはらむ核抑止論を捨てて、核兵器禁止条約に参加し、外交による平和を目指して核廃絶をリードすべきである。
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