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▲石原産業もと副工場長ら逮捕間近?

■マスコミが、「今月初に逮捕」という報道をはじめました

 「やっとか」という思いの反面、「まだ私にとっては、何も終わっていない」という思いが強い。

・今後、「リサイクルの問題点」にメスが入ることを望みます

 平成9年より廃棄物問題の活動を初め、その頃から、毎年繰り返される廃棄物処理法の改正をみながら、廃棄物処理の問題は、「脱法行為として、リサイクルが悪用されるようになる」と、私は言ってきました。

 このフェロシルトの問題も、「安易なリサイクル」に警鐘を鳴らすために、ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワークの活動として進めてきたこと。しかし、フェロシルト問題が、これだけ大きく報道されたにも関わらず、「リサイクル・リサイクル」と、市場性を無視した推進は、未だに変わらない。

 私は、決してリサイクルすべてを否定しているわけではない。よいリサイクルが進み、安価で環境負荷の少ないリサイクル技術が進み、それが利用されることに意義はない。しかし、ゴミ処理より安価だからという理由だけで、推進している企業の方が多いのではないだろうか。

 一度「リサイクル製品」という名札がつくと、いつまで経っても「ゴミ」という名札がつかないというマジックが、社会に存在しているように思う。リサイクル製品も、誰もが必要としないものはごみなのに、「リサイクル製品の山」が、あちこちに出来ている。

・厳しい罰を!

 副工場長以下の人たちまでしか、責任追求がされないような報道が多い。どうして、そこまでしか立件できないのか、厳しく罰して欲しい。この事件には、多くの会社と人が関わった。数人の責任が問われて終わってしまうのだろうか。

 委託基準違反ではなく、更に厳しい不法投棄で立件されるようであるが、その理由はなんだろう?と、へそ曲がりの私は、考えてしまった。
 法に詳しい方は、是非コメントをいただきたいが、委託基準違反で立件するには、委託を受けた者も無許可営業をしていたとの立証、つまり、「廃棄物を扱っていたという認識があった」の立証が必要で、それができないから、不法投棄で立件したのではないかと思っていますが、私の考えすぎでしょうか?

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