2足のわらじでガンバ!
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吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲愛西市議会「斎場建設調査特別委員会」を傍聴しました
■関心の高い斎場建設計画「セレモニーホール(告別式場)は必要か?」
10時半から、委員会ははじまりました。
やはり、斎場建設問題にはみなさん関心が高く、私の他にも3名の議員の方が傍聴されました。3月議会で、私は、3月議会で、議案質疑の折に以下のような質問をしました。また、他の議員が一般質問で取り上げられました。
みつこ「市長は、「民の活力を活用して、民でできることは民で・・」との方針を出している。また、将来の公債比率や財政規模の目標も建てている。愛西市周辺には、セレモニーセンターなどもたくさんある。また、斎場ができれば、民間が参入し、近くにセレモニーセンターができることも考えられる。行政は、民の活力を阻害してはならないし、市長は、計画立案にあたり、行革を踏まえた建設費の上限や維持管理費の上限を設定すべきと考えるが、支出可能はどれくらいと踏んでいるか?」
何故必要なのか?何故この規模なのか?どれくらいの維持管理費がかかるのか?については、議員として市民のみなさんに説明ができなければなりません。そのためにも、みなさんからの質問を踏まえて、6月議会で取り上げる予定です。
《市民の皆さんから頂いている質問》
?どうして斎場建設をすることになったのですか?
?市役所建設ではなく、どうして斎場建設が優先されたのですか?
?セレモニーホール(告別式式場)も造るのですか?
?夕張市のようになりませんか?
?どれくらいのものを造るのですか?
斎場建設は、「市長の公約だ」と説明を受けた人、「合併協議会」で決まったことと説明を受けた人もいます。
愛西市は、行財政改革として「集中改革プラン」を発表したばかりです。
愛西市のプランは、画期的なものです。他の市町と大きく違っているのは、職員数などの個別の達成目標を掲げているのではなく、21年度・27年度の経常収支比率、公債比率、基金残高、経常経費の枠の設定し、その枠内に納めようというものです。
こういった行革との整合性をどうとるのかも含め、ひとつひとつチェックしていきます。
▲トーヨーボール問題で来客あり
■うれしい来客
今日は、「一緒にトーヨーボールの問題に取り組んでいきたい」という、うれしいお客様がありました。今までの経緯や今後のかだいについて、説明をしました。本当に心強いことです。
「トーヨーボールの問題は、私が解決する」と、選挙のとき、トーヨーボールの前で演説をした現職の国会議員がいるとの情報も届きました。
是非とも取り組んで頂かねばと思うのです。何とかコンタクトをとってみましょう。
▲トーヨーボールアスベスト問題で市民集会
■愛西市・稲沢市から周辺住民が集まりました。
午後1時半から、「トーヨーボールのアスベスト飛散を防ぐ会」主催の市民集会に参加。今までの経過などについて、発表しました。
東京からアスベストセンターの永倉氏も参加してくださいました。
この日、永倉さんは、所有者の許可を得て、トーヨーボール内に入りました。もちろん防護服を着て。2月に入ったときより、アスベストの落下は進んでおり、更に問題なのは、屋根の落下が前回より進んでいるということです。いつ屋根が落下するかわからない状況かもしれません。
愛知県も市も、大気調査をしている場合ではありません。屋根が落ちるようなことがあったらどうするのでしょうか。直ちに安全解体ができる方法を模索すべきです。
参加者からは、「子どもたちのことを思うと、とにかく解体して欲しい」との声。もう一度、署名運動をしようとの声も上がりました。一緒に活動してくださる方も増え、少しずつ地域からの声が上がっていきそうです。
▲議会運営委員会がありました
■6月議会前の議会運営委員会がありました
6月議会で審議される議案を受け取り、議会の進め方についての会議がありました。
6月議会は、議案も少なく、いつもの議会に比べれば少し楽なようです。その分、自分が抱えている問題に時間が割けそうです。
市民の皆さんから提出される「陳情書」や「請願書」についての話し合いもありました。請願書は、紹介議員を立てて提出されるものであり、議会にかけなければならないという法的なきまりがあります、しかし、陳情書には紹介議員も不要で提出することができ、愛西市では、原則として請願書同様、議会にかけられています。
市民が議会に直接意見や要望ができる貴重な場です。できる限り、門戸を広く開くことが大切だと思います。
陳情書を提出する場合は、議会事務局に事前にご連絡を頂きますと、議会や行政担当者がお話を伺い、お受け取りしますとのことです。
■午後は、大学の講義
以下の内容について、話した。
・フェロシルト問題刑事裁判の結審について
・廃棄物処理法、廃棄物の排出量の年間推移と資源化について
・拡大生産者責任について
明日の午前は、おやつ作り教室のアシスタントを。午後は、瀬戸市で司法修習生のみなさんの集まりがあり、「フェロシルト問題」について話すことになっています。
▲27日、トーヨーボール市民集会開催
■トーヨーボールアスベスト問題市民集会
◎い つ 5月27日(日)13:30~
◎どこで 愛西市佐織公民館
主催:トーヨーボールのアスベスト飛散を防ぐ会
海部農業と暮らしを守る会
共催:ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワーク
名古屋労災職業病研究会
中皮腫・じん肺・アスベストセンター
だれでも参加できます。
5月1日に提出して質問状の回答が来ました。
また、この集会に愛知県も参加して、先日地元代表におこなった説明をして欲しいとお願いしましたが、「すでに県は地元代表に説明した」と、参加いただけないとのこと。
稲沢市では、先日のアスベスト濃度調査結果が回覧されたが、説明会で配付された資料すべてが回覧されたのではなく、今回の調査結果と周辺市町の参考値の資料のみだったとのこと。
代表者への説明会では、愛知県・稲沢市・愛西市が内部調査を行ったときの資料もついており、この中には、振動などによるアスベスト落下の可能性があることも記されていた。
この説明会の模様が、中日新聞の記事(尾張版)にも下記のとおり書かれている。
行政の調査によると「吹きつけアスベストが梁から剥がれ落ちて、塊のまま引っかかっている場所もあり、風や振動で落下する可能性を指摘。床を歩くと、堆積した粉じんが舞い上がるような状態で、強風時には外部に飛散する恐れがあるという。
夜は、メンバーの方と一緒に市民集会の準備をした。
安全宣言のような回覧板が稲沢市では回り、私たちも参加の呼びかけが不十分。何人の人が集まってくれるのか・・・。やや不安。
▲フェロシルト刑事裁判、結審
■三重県津市の地裁へ傍聴に出かける!
今日は、石原産業と佐藤元副工場長、宮崎部長の廃棄物処理法違反の刑事裁判の結審だ。
求刑は、
石原産業が罰金5千万円、佐藤が懲役3年、宮崎が懲役1年半
私は、石原産業の刑の軽さに驚いた。
あれだけの社会的問題を起こして、たったの5千万円かと思った。
■不思議な裁判でした。
マスコミもたくさん来ていた。その中で、以下のようなコメントをしました。
私は、初公判から傍聴してきたが、不思議な裁判だった。石原産業は、一貫して「フェロシルトは、産業廃棄物としての認識はなかった。画期的な発明だと思っていた。佐藤元副工場長がひとりでやったこと」との主張をし続けた。
しかし、それに反し、佐藤元副工場長は、「会社ぐるみでやったこと。田村社長(当時工場長)は、フェロシルトに六価クロムが含まれていることは、早い段階から知っていた。中部国際空港にフェロシルトが使えなくなったときから、フェロシルトが埋め戻しに適さないことも理解していた」という主旨の主張をし続けた。
公判中、佐藤被告からは、田村社長や安藤常務の関与についても語られたが、検察側の厳しい追求はなかった。被告同士が責任のなすりつけあいをしていると感じた。私は、こうした検察側のやり方が、どうも腑に落ちなかった。田村社長らなど、佐藤被告が語った関与者らを法定の場に呼ぶことはできなかったのだろうか。そういった人を追求すれば、もっと石原産業の責任が問えたのではないだろうか。
石原産業の主張にも、疑問を感じた。
石原産業は「撤去作業に取り組んでいること」、「岐阜県による六価クロム検出後、直ちに自主撤去を決めたこと」、「コンプライアンス強化をしたこと」などをのべ、情状酌量を求めたが、岐阜県の自主撤去は、早い段階で決定したが、愛知県の撤去に関しては、自主撤去の方針をなかなか示さず、市民団体としても、自主撤去の要望をしたことがある。愛知県を提訴しておきながら、この言い分は通らないだろう。
また、小牧市で昨日フェロシルトが見つかったとの報道があった。報道によれば、3月から石原産業は、この事実を知っていたとのこと。空気や日光にさらされることにより、六価クロムが生成されることは、すでに、周知のことでありながら、環境汚染や周辺住民への影響を考えれば、まずは、行政に届けるのが正論であろう。とてもコンプライアンス強化がされているとは言えないと思う。
リサイクルを語った廃棄物処理問題は、フェロシルト問題だけではない。ここで厳しく罰することが大切であり、今回の判決は、今後に大きな影響を与えると思う。
▲ネバーランドさんを訪れる
■ネバーランドさんへ
ネバーランドさんは、津島市唐臼町にある日本家屋を改造して運営されています、お年寄りも、障害者も一緒に、デイサービスなどを行っています。庭には、あひるがいて、自然がいっぱいです。今日は、友人と一緒におじゃましました。
■夕方から、トーヨーボールのアスベスト飛散を防ぐ会の会合
5月1日に提出した回答書が、愛知県から届き、内容について話し合いました。
納得のいかない内容です。詳しくは後ほどHPにアップします。
http://homepage3.nifty.com/aichigomi/
▲ご近所のまちの議員とも連携して・・・
■議員間で連携して、より良いまちづくりを!
先日は、周辺市町の議員の方と一緒に「子育て問題」を語り合い、今日は、事務所にこれまた周辺市町の議員の方が訪れてくださった。市民の立場に立った意見を議会で発言していきたい・・・。私ととてもよく似た考えの方でした。
愛西市議会の中でも、そして、周辺市町の議員の方々とも、合意できることは誰とでも手をつないで取り組んでいきたいと思うのです。
■「罪を憎んで人を憎まず」
この言葉、私がとても気に入っている言葉であり、何かあったときに自分を納得させるのに使う言葉。そして、私はこの言葉に「発言者の経験や肩書きで判断が左右されてはならない。誰が言ったことでも、内容に耳を傾けなさい」と、もう一つの意味を感じる。
今日も、いろんなことがありました。
▲政策で選ぶ選挙をすすめる市民勝手連
■谷岡さんを招いて、話しを聞く
「政策で選ぶ選挙をすすめる市民勝手連」を立ち上げ、参議院選挙立候補予定者の谷岡さんの話しを聞いた。
聞くだけでなく議論もあって、本当に厳しい質問もでた。公開討論会だと「公平性を保つため」にと、雁字搦めになって、表面的な内容に終わってしまいがち。しかし、この人の話を聞きたいという候補予定者を招いて、自分の意見をぶつけて考えを聞く。この方法は、本当によいです。聞きたい人だけが参加するわけですから、その部分で公平性も保たれていると思う。
企画者の立場でしたが、本当にやってよかった。自分の疑問点がじっくり聞けて、すっきりとしました。
▲女性を議会に!ネットワーク あいち・ぎふ・みえ
■本日、運営委員会
無党派市民派の女性議員を議会に送り出そう!という活動が、このネットワークからはじまり、約10年になる。
私は、この運動の成果は、いろんなところに表れていると思う。まず一つめは、保守派であろうが革新系候補者であろうが、「市民派だ」と自称する人が増えたこと(ちょっと意味が違うこともあるけど・・・)。こういったところからも、”議員は、権力を与えられて自分の考えだけで判断するのではなく、広く市民の声を聞いて政治をせねばならない”という風が吹いたと思う。
私は、真の「市民派」とは何か?と考えると、「個人や特定の組織への利益誘導をしないこと」という文言が頭にさっと浮かぶ。税金は、みんなのもの。市全体の行く末を考えた政治をせねばならないと思う。
女性議会ネットには、たくさんの先輩議員がいるが、市民派議員が定着していないころの苦労は、並大抵ではなかったと思う。しかし、私は、議員になってまだ4年だが、保守革新派を問わず、他の議員のみなさんに働き掛けができる環境があり、大変恵まれていると思う。
そんなことを、今日の運営会で話し合い、女性議会ネットの役割と今後について語った。
ちなみに、女性議会ネットのみなさんの多くは、トップ当選もしくは上位当選。
■夜は、お手伝い
私が以前理事をしていたNPOが、明日理事会をするとのこと。書類作りについての相談があり、夜9時からお手伝いに行った。
NPOの経理は、経理をしたことのない人にとっては大きな負担かもしれない。でも、ひとつひとつ何に使ったか、そして、来年度の収入はどうなのかなど、活動をきちんとしていくきっかけとして、この作業はとても大切だと思う。
愛西市に、たくさんの市民団体ができることを私は望んでいます。
■たくさんのお仕事を頂いています
市民のみなさんから、たくさんのご意見を頂いています。しっかりと仕事がたまってしまいました。頑張って消化していますので、しばらくお待ちくださいm(_ _)m。
やらねばならないことが山ほどありますが、体はひとつ。少し活動を整理しなければ・・・と思いつつも、大きな課題が山積。
▲トーヨーボールのアスベスト問題で集会
■市民による「トーヨーボール問題説明会」
愛知県に質問状を出したり、先日、愛知県がきて、地元代表者に説明したり・・・。いろんなことがありました。それら今までの活動報告と、今後の課題についてお話しします。
◎い つ 5月27日(日)13:30~
◎どこで 愛西市佐織公民館
主催:トーヨーボールのアスベスト飛散を防ぐ会
海部農業と暮らしを守る会
共催:ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワーク
名古屋労災職業病研究会
中皮腫・じん肺・アスベストセンター
だれでも参加できます。
午前中と夕方、チラシを持って、トーヨーボールの近くを配付して回りました。
みなさん、とても関心があるのですが、テレビや新聞報道をみて、「国と愛知県が、何とかしてくれそうだね」との声もありました。「そう簡単な問題じゃないんですよ」と話しながら、配りました。
▲午後は、大学へ
■午後は、非常勤講師を務める大学の授業へ
今日は、学生に発表をしてもらった。わかりやすくまとめてくれた。
本来、3Rといって「リデュース、リユース、リサイクル」は別のものなのに、日本では、この3つをまとめて「リサイクル」と呼んでしまっている。この3つの区別をしっかりとしないことが、ゴミ問題の解決を遅らせていると思う。
帰路の途中、新聞社から電話が入った。
石原産業社長が辞任とのこと。コメントを求められたが、逆に「今頃どうして・・・?」とこちらから聞いてしまった。責任をとるならば、もっと早く辞任すべきであり、今行われてる刑事裁判での元副工場長である佐藤被告の発言が影響しているのか???
▲愛知ネットワークの定例会へ
■統一地方選も終え、メンバーの無事当選。久々の定例会がありました。
豊橋、岡崎、瀬戸などから課題を持ち合いました。
豊橋では、新たな産廃施設の計画があり、相変わらず産廃集中にストップがかかりません。また、瀬戸市では、フェロシルトの問題で、市民に亀裂ができるといった動きになっています。
瀬戸市の幡中地区でのフェロシルト撤去は、5年もかかります。
現場近くの人たちは、早く撤去をして欲しいと言う。しかし、そのフェロシルトは、市内の北丘にある最終処分場に全量運ぶと言う。トラックの通路となる地域では、5年もの間、トラックが通り続けることに「どうして、瀬戸市だけがこんな思いをせねばならないのか」との怒りの声がおきているそうです。
また、マスコミ報道もありましたが、瀬戸市の「海青」という産廃業者が、産業廃棄物である汚泥を「リサイクル材」として、岡崎市のマンション建設予定地に埋めた事例についての報告もありました。
また、海部地区からは、愛西市にある産廃焼却炉の改善状況、トーヨーボールのアスベスト問題、そして、鉄鋼スラグの野積み問題について報告しました。
県へ立ち入り検査簿など情報公開請求をしたところ、業者が異議申し立てをし、なかなか公開されない事例については。三重県では、第三者照会なしで公開されている文書が、愛知県は、第三者照会をし、公開が遅れるのはおかしいなどの話し合いがされました。
瀬戸市紺屋田の「鉱山開発」(県有林の保安林解除阻止)の活動は、公害調停など東京に出向くなど、粘り強い活動がされましたが、残念ながらストップをかけることはできませんでした。しかし、この活動から、自然と共に生きていくことの大切さを学びました。
▲木製遊具事故から・・・
不幸な木製遊具の事故により、木製遊具すべてを廃止する自治体の動きがある。「自然の素材を使った遊具を子どもたちに!」との流れに逆行する動きとなっている。
最悪の結果を招いた事故だけに、冷静な議論がされにく面があるかもしれない。
しかし、今回の事故の原因は何だったんだろう?マスコミ報道によれば、その遊具の構造や点検のしかたに問題があったのではないか。木製遊具すべてが否定されるような原因が、そこにあっただろうか?
「切り捨て」ではなく、「改善」という選択肢をもっと大切にすべきではないか。「切り捨て」は簡単で楽な作業だ。しかし、「改善」には時間と知恵が必要だ。
私の子育て活動も随分長くなったが、子どもの育つ社会を、おとなの"楽"な判断でどんどん貧弱にしているように、いろいろな場面で感じる私である。
▲フェロシルト事件、裁判傍聴に行ってきました(5/14)
■石原産業被告(安藤常務)、佐藤被告、宮崎被告への尋問を聞いて・・・
2日にわたって、3名への尋問が行われた。
次回の法定で、終わるようだ。これだけ大きな企業犯罪が「えっ?これで終わっちゃうの?」という感じ。
石原産業への尋問は、当時工場長であった田村社長ではなく、安藤常務であったことにも驚いた。当時のことを知っているのは田村氏ではないか。佐藤被告からは、現社長である田村氏(当時工場長)の関与の証言や、安藤常務が、証拠隠滅を佐藤被告に頼んだことも語られた。しかし、これらのことは、佐藤から一方的に語られただけで、弁護士からも検察からも、深く問われることはなかった。
刑事裁判のことはよくわからないが、会社の責任を問うためにも、検察がどうして田村氏を呼んで聞かないのか、不思議でしかたない。
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