2足のわらじでガンバ!
★無党派・市民派「愛西市議会議員」★
★市民活動「環境&子育て&高齢者&まちづくり」★
吉川みつこの〝気ままではいられない〟日記
▲集会「選挙を市民の手に!」 150人を越す市民が参加!
■27日、午後1時半より、名古屋市の栄「教育館」で市民集会をしました。
候補者経験者、勝手連経験者、有権者らが、「選挙が変わらなきゃ政治が良くなるわけがない。社会がよくなるわけがない。」と、私も企画者のひとりとして加わりました。
当日は、最初に高校生による主張があり、「自分の友達が家庭の事情で学校をやめねばいけない姿に出会うことで、政治が大切だと言うことを知るようになった」と語りました。私は、すごい!と思いました。そのあと、そんな主張のためにと群舞を披露してくれました。
次に、知事選経験者の石田芳弘さんの基調講演があり、第2部では、日進市長選にチャレンジして、約60票差で敗れた白井えりこさんもパネリストとして加わり、市長選の経験から、政策が市民に伝わりにくい今の「選挙法」の問題点を、わかりやすく紹介してくれました。
市民として壇上に上がったのは、船橋さん。勝手連として活動して、変だと思ったこと。変えねばならないことを、力強く語りました。
コーディネーター役の私が、口を挟む間もないほど、議論は発熱。時間不足でしたが、今後は、メーリングリストで議論を重ね、次の活動につなげていくことになりました。
▲住民監査請求と住民訴訟
9月議会で議決された「斎場に絡む道路建設計画の予算執行」に対して監査請求をし、その結果を1月10日頃に受け取りました。監査委員会独自の判断をして欲しいとの期待を少しは持っていましたが、英断はありませんでした。
監査請求の判断に異議がある場合は、住民訴訟を起こすことが出来ます。そこで、議会の議決と住民訴訟の関係について少し勉強しましたので、紹介します。
■議会の議決があっても、長は、法律に沿った判断をしなければ、責任を問われる。
財務会計行為が議会の議決を経たからといって、法令上違法であったものが、当然ではありますが、適法になるものではありません。
つまり、長は、議会の議決があった公金の支出等についても、その禁止、制限を求めることができると判示されています。そのひとつの判例として、「村長が、村長個人を被告とする訴訟の費用を、村議会の承認決議の元に村予算の執行として支出したことについて、違法である」と判断されています。
★判断の法的根拠
・「長の事務の誠実な管理執行義務を定めた地方自治法138条の2」の法意
・「長は、議会の議決がその権限を超え、又は法令もしくは会議規則に違反するときは同法176条に基づき一定の措置を執る義務対し権限があり、議会の議決があったからといって直ちにこれを執行すべき義務を負うものでないことに鑑み、契約の締結行為は違法である」との判例
★地方自治法・第138条の2
普通地方公共団体の執行機関は、当該普通地方公共団体の条例、予算その他の議会の議決に基づく事務及び法令、規則その他の規程に基づく当該普通地方公共団体の事務を、自らの判断と責任において、誠実に管理し及び執行する義務を負う。
■議員であっても、監査請求はすべきもの。
この補正予算が議決されたこともあり、議員である私が監査請求をすることがよいことかどうなのか、正直迷いました。しかし、地方自治法の内容や住民訴訟の判決事例を調べてみて、議会で何とかすることができなかったならば、監査請求をするのが筋ではないかと思いました。
議員は、違法な支出に気づく機会が多い立場です。議会で指摘をし、それを改善させる越したことはありませんが、それがかなわなかった折には、次の方法である「監査請求」に取り組み、市民の大切な税金を守るために活動すべきだと思いました。
▲トーヨーボール問題のことを稲沢市ゴミ0協議会でお話しします
~安心・安全なまちをまざして~
「アスベスト問題について」
日時 明日=1月20日(日)、午後1時から
場所 稲沢市勤労福祉会館にて
講 演 :永倉冬史氏(アスベストセンター事務局長)
事例紹介:吉川三津子
主催:NPO法人稲沢ゴミ0協議会
▲オンブズマン会議と石原産業株主代表訴訟弁護団会議へ
■久々のオンブズマン会議は、新年会
数年前まで、世話人をしていたオンブズマンの会議に出席しようと名古屋市内の法律事務所に向かいました。ところが、「今日は、新年会だよ」と言われ、急遽、新年会に参加することになりました。
市町村振興協会が市町村に配分すべきお金を貯め込んでいる問題にも、取り組みがされており、近々判決が出る模様です。また、議員の通信簿を付けているメンバーの方も出席されており、議員報酬や政務調査費のことをお話ししました。
私も、先日、斎場絡みの道路問題で監査請求をし、監査委員会から回答を受け取っています。そろそろこの後どうするかの判断をしないといけない時期にきています。来週くらいには、はっきりさせようと思います。
■石原産業株主代表訴訟会議がありました。
名古屋の法律事務所に、弁護団の皆さんが集まってくださり、会議をしました。それぞれが持つ情報を出し合い、今後のポイントの議論と役割分担をしました。
▲ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワークの定例会
■新たなメンバーも加わり、会議をしました。
以前、ブログでも紹介しましたが、小牧市桃花台の地盤沈下問題は、地中に産廃が埋まっているのが原因です。地元の住民の方が、愛知ネット定例会に、新メンバーとして参加されました。
廃棄物処理法ができる前の廃棄物処分場の跡地利用や、不法投棄現場だったところの土地利用など、今後各地で問題化してくると思われます。
■読売webよりhttp://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/071104_3.htm
地盤沈下 桃花台住民が提訴
住宅代金 愛知県・機構に賠償請求
愛知県が造成し、都市再生機構が住宅を建設、販売した同県小牧市の桃花台ニュータウンの一部で地盤沈下が起き、地中から有害物質を含む廃棄物が見つかった問題で、住宅を購入した5人が「地盤調査や廃棄物の処理がされないまま分譲された」として、県と同機構を相手取り、約9300万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こした。
訴状などによると、県は1971年に都市計画決定し、造成を開始。87年に同機構が取得し建売住宅を建設した。原告は翌88年に同機構から住宅を購入したが、2001年にニュータウン内で地盤沈下が発覚。さらに、地中から環境基準を超えるヒ素やジクロロメタンなどの有害物質を含んだ産廃が見つかった。
このため原告は、不動産の価値がなくなったとして、住宅購入代金相当額の賠償を求めている。
県住宅計画課は「造成は適正に行われており、地盤沈下の責任も県にはない」として争う方針を示している。この問題を巡っては、同機構が「産廃による軟弱な地層があると知らされていなかった」として、県を相手取り、地盤沈下で破損した住宅を買い戻した費用など約8億1000万円の賠償を求める訴えを起こし、係争中になっている。
(2007年11月4日 読売新聞)
▲鳥ともだちから、メールと写真が届きました
■弥富野鳥園の観察会に参加したそうで、以下のメールが届きました。
弥富野鳥公園へ早朝「探鳥会」にいってきました。10名ほど集まりました。
期待して行ったのですが、カモ類は1匹も来てませんでした。猛禽類がえさとして、食べてしまうそうです。アオサギ、鵜、ダイサギがいただけです。
今日勉強したこと!
◆鳶とミサゴの見分け方
色と尾で見分けるそうです。
◆カワウとウミウの見分け方
目のしたの黄色い部分がアール状(R状)になっているのがカワウ。ウミウはまっすぐになっているそうです。(しかし、ウミウはまずこの辺にいない)
◆ダイサギとコサギの見分け方
ダイサギはくちばしが黄色、足が黒。コサギは黒で足が黄色。
アマサギとチュウサギは渡り鳥の為、今はいないそうです。
◆オオハクチョウとコハクチョウに違い
どちらも大きさは同じくらい。
くちばしの黄色い部分が多いのがオオハクチョウ、少ないのがコハクチョウ。「立田大橋で3羽のオオハクチョウがいたよ」と野鳥の会の方がいっていたので、もしかしたら、先日みたのは、オオハクチョウかも。ちなみにグレーのは、子どもだそうです。
トモエガモがとんでくるそうです。顔が3色に分かれていて、コガモと同じくらいの大きさ、コガモの中に混じっているそうです。
今日は鳥が少なかったので、そのような説明を聞きながら、先回のコースを歩きました。
そうそう、カワセミが飛んできてましたが、遠すぎてどこに写っているかわかりませんね。スコープでは、きれいなコバルトブルーの体が見えました。
帰りに立田北部小学校によってきました。ゆりかもめがたくさんいましたよ。
▲いじめ・不登校・ひきこもり問題の講座に参加しました
■気軽な出会いを求める子どもたち。携帯が、子どもたちの人間関係を崩している。
岐阜市で開催の心理療法カウンセリング講座に参加し、携帯電話による「疑似友人関係」「疑似恋愛関係」を、プロフ(プロフィールをインターネットなどに公開)やブログ、出会い系サイトで経験している子どもたちがたくさんいること。また、なりすましメール(他人のアドレスを使って意地悪なメールを送る)などで、自殺に追い込まれる子どもたち。
そこにどんな危険があるのか、教育の場で、しっかりと伝えることが必要だと思いました。なりすましメールも、携帯電話の設定で、簡単に受信拒否ができます。
この講座に友人も一緒に参加しました。その友人の子どもは、中学生と高校生。しかし、ここまで携帯電話が、子どもたちを危険と隣り合わせにしていることは友人も知らなかったそうです。
保護者にも、子どもたちにも、携帯電話の安全な使い方を知らせる必要があります。そして、家族での語らいの大切さを改めて感じました。
▲どこがやってる調査でしょう?アスベスト大気調査
■10日、トーヨーボール工事現場の周辺を見に行きました。
すると、大気調査の機械が設置してありました。確か、昨年の暮れに調査がされたはず。本格的なアスベスト除去工事がはじまり、新たに調査がされているのでしょうか?
▲「選挙を市民の手に!」集会打ち合わせをしました。石田さんも参加!
■27日の集会の打ち合わせ。声掛けも順調で150人以上の参加見込み。
「政治に関心を持たない国民が悪い!」「無責任な議員ばかり!」と言われるけれど、こんな選挙をしていちゃ世の中良くなるわけがない。
”どんな考えをもった候補者か。政策で判断される選挙を!”
夜6時半から、名古屋市東別院の名古屋女性会館で、実行委員が集合し、最後の打ち合わせです。突然、石田芳弘さんも参加くださり、当日の基調講演とパネルディスカッションの内容について、意見を出し合いました。
■選挙管理委員会の役割はなんだろう?
選管は、選挙になると、選挙に行きましょう!と広報車を走らせます。選挙管理委員会の名前入りのティッシュを配付します。本来、政治への関心を高め、投票を促すのが仕事だと思うのですが、政治への関心が何故低いのかの分析がされていません。分析がされていなければ、よい対策案などでるわけがありません。
選挙管理委員会は、行政から独立した機関です。しかし、現実は・・・?
■子どもたちへの政治教育
教育の中で、政治への参加が教えられていません。返って、政治を遠ざけるような教育となっていないでしょうか?
■有権者から選挙への参加を遠ざけている「公職選挙法」
何が違反で、何が合法か?わかりにくく、ねじ曲げた運用で選挙活動がされている。政治活動と選挙活動と言葉では区別されているが、中身は一緒?市民には、どう違うかなんてわからない。
いろいろ「選挙が変!」について、意見が出されました。
★選挙を市民の手に!★
-公職選挙法を考える市民フォーラム2008-2008年1月27日(日) 13;30~16:30
名古屋市教育センター分館(教育館)講堂
<基調講演>
「愛知県知事選を候補者として経験して」
石田 芳弘さん(前犬山市長)<パネル・ディスカッション>アイウエオ順
●パネラー
石田芳弘さん (前犬山市長)
臼井 淳さん (瀬戸市議会議員)
白井えり子さん(前日進市議会議員)
船橋 旭さん (市民)
●コーディネーター
吉川 三津子 (愛西市議会議員)主催:選挙を市民の手に!公職選挙法を考える市民フォーラム
問い合わせ:yokoi@clays.co.jp
▲議会運営委員会がありました
■3月議会のスケジュールが決まりました。
3月
5日(水)10:00~ 議案説明
12日(水)10:00~ 議案質疑
13日(木)10:00~ 一般質問
14日(金)10:00~ 一般質問
17日(月)10:00~ 一般質問(予備日)
18日(火)10:00~ 総務委員会
19日(水)午後~ 文教福祉委員会
21日(金)10:00~ 軽罪建設委員会
どなたでも傍聴できます。お待ちしています。
▲トーヨーボールについて、情報が届きました
■年末と年始に、養生シートが破損したそうです。
今日のトーヨーボールのようす
年末に、アスベスト濃度常時観測機器の調整を行いましたが、このとき、風が強く、年末年始にかけて、シートが破損するのではないだろうかと心配していましたが、予感は的中でした。年末年始にかけて、2度のシート破損があったそうです。
1度目は、屋上から下2つめの窓のシート。2度目は、中心あたりの三角形の部分のシートだそうです。
早朝、市民の方から養生シートがはがれているとの連絡が入り、現場に向かいました。風は、これからの方が強くなりますので、本格的な除去工事を控え、心配は止みません。
■行政の監視体制と対処について
今回の市民からの通報に対して、県がどう動いたかの確認をしました。すでに、県庁へは、市民の方から連絡が行っていました。
それに対して、県の対応は?県大気環境課に聞きました。
市民の通報は、業者に直ちに連絡はされていませんでした。私は、驚きました。破れているなら、すぐに工事をストップしなければならないのに、県が状況を確認をしてからでないと業者に伝えないと言う。これでは、大きな事故の場合、手遅れになってしまいます。
県は、まずは自分たちの目でみてから(行政が確認してから)指導するとのこと。市民の通報が信用できないということでしょうか? 業者と行政との連携は、一体どうなっているのでしょう。
今日の午後、アスベスト飛散を防ぐ会の会合があり、今後の監視活動について話し合いをしました。
▲愛西市の自然観察(立田大橋から)
■日曜日、れんこん村のわくわくネット主催「立田大橋からの野鳥観察会」に参加しました。
コハクチョウにも出会い、高校のときの同級生にも橋の上で偶然出会い、久しぶりにホッとした時間を過ごしました。鳥は、何時間見ていても飽きないものですね。
●本日の鳥との出会いで、コハクチョウの次にうれしかったのは「カンムリカイツブリ」。
すぐに潜ってしまうので、写真を撮るのが大変でした。
●下の写真は、ヒドリガモ。
●下の写真は、キンクロハジロ。パンダのようでとてもかわいらしかったです。
今日、出会った鳥は、
コハクチョウ・カワウ・アオサギ・マガモ・カルガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ハシビロガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・カモメ・スズメ・ムクドリでした。
▲新年を迎えて(議員活動を振り返って)
昨年は、”子どもたちの未来と環境を守る”という一本の柱をもとに、たくさんの方々に支えられ、議員活動と市民活動を両立して、活動をすることができました。
今年も、持ち前の明るさと頑張りで、揺らぐことなく、突き進む覚悟です。
■愛西市議会議員として頑張ったこと
昨年は、行政の税金無駄づかいに、特に目を向けてきました。【愛西市斎場建設問題】では、必要最小限の規模に!と発言をしてきました。立案の仕方、土地購入方法など疑問を感じることが多々あり、議会でしつこく質問を続けてきました。今年も継続して取り組んでいきますが、市民への情報の公開があまりにも遅いことも大きな問題だと思っています。
9月議会では、この斎場候補地の問題として、「農業振興地域除外手続きを逃れるために道路建設をするのか?行政自ら法の網をくぐることは許されない」と訴えました。
12月議会では、斎場候補地内周の道路用地測量を、公共嘱託土地家屋調査士協会に随意契約で発注したことを取り上げました。土地家屋調査士の仕事は、登記に関係する業務です。用地測量は、測量士の仕事であり、入札で業者を決定するのが基本です。公共嘱託土地家屋調査士協会に随意契約で依頼した理由は何か?と尋ねました。
市側からは、一般質問のための資料提供はされず、情報公開請求をせざるを得なくなり、手持ち資料不十分のままの質問でしたが、経緯について確認ができ、次議会に向けての質問としては、それなりに良い答弁が得られました。
しかし、資料提供がされなかったことについて、他の自治体の議員に尋ねたところ、「そんな資料も提供されないの?」と驚かれてしまいました。私としては、情報公開請求し、黒塗りならば異議申し立てをすればよいと軽い気持ちで居ましたが、議員活動への資料提供の門戸は広くすべきなので、来年度の活動のスタートは、この問題からになりそうです。
昨年は、市長の公約である【児童館建設計画】についても取り上げました。子育て支援策が進められることは、大歓迎ですが、「小さな投資で大きな効果を上げる努力」を、行政はしなくてはなりません。
国が「放課後子どもプラン」を進め、学童保育は学校内の余裕教室や敷地内に施設設置することが基本となりました。また、愛西市は、「放課後子ども教室」や「民間の学童クラブへの補助金制度」も始めました。そういった背景の変化から、児童館の役割も変わるはずです。それぞれの役割を整理し、ニーズを掴んでからの取り組みをと、昨年は議会で発言し続けました。
また、【入札制度の改革を!】ということで、1年半分の「土木・建築事業」の入札結果について集計し、一般質問で取り上げました。
【データ分析の結果】
(1)97%を越す落札率
(2)佐屋地区は佐屋地区の業者が落札、佐織地区は佐織、立田も八開も同様
(3)予定価格に届かず、入札を3度やり直しても、最低価格の札を入れるのは、3回とも同じ業者
といった3拍子揃った状況にあり、国からの指導文書によれば、行政は談合の調査をしなくてはならない状況でした。
そんな矢先、昨日、海部南部水道企業団に談合情報が届いたとの記事が、中日新聞に載りました。引き続き、今年も入札制度の問題に取り組んでいきます。
新たな事業や、ハコモノを造れば、維持管理費が増えます。借金も増えます。その穴埋めとして「福祉のカット」や「水道代などの利用料金アップ」として、私たちに跳ね返ってきます。何をカットして新たな事業を始めるのかを示して、新たな事業とカットされる事業とを天秤に掛けて判断できるような提案の仕方を行政はすべきです。
あれこれハコモノを要求して、結果的に、生活に身近なサービスがカットされたり、新たな負担が増えたのでは、返って暮らしにくいまちになってしまいます。今年も、昨年同様、全力で頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします。