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みんなが”乗る”バス

 9月議会でも取り上げましたが、合併協議会で、立田地区・八開地区に巡回バスを走らせることが合意されています。
 一度失敗したら、将来にわたって住民のみなさんの足が奪われることにもなりかねませんので、「乗りたいバス」ではなく、「乗るバス」「将来をふまえたバス」の調査をしっかりとすべきです。

 そこで、今日は、議会便りを配布しながら、巡回バスについてご意見も伺いました。
主な意見は、
・(50代女性)車が何台もあり、今のところは要らないが、少子化の影響で、自分たちが年取ったときには要ると思う。あわてなくても良いので、慎重に進めてください。
・(70代女性)アンケートには、欲しいと答えたが、自分は乗らん。行くとこもないし。
・(70代女性)農協に年金を下ろしにいきたい。
・(70代女性)車いすの生活だから、乗らない。

 愛西市総合計画作成には、グループインタビューという手法が使われ、住民意識発掘をしているが、何人かのグループに意見を伺うという方法は、本当に良いと思いました。

おばあちゃんA「わし、あったら乗る」
おばあちゃんB「あんた、乗ってどこへ行くの~」
おばあちゃんA「う~ん、年金を下ろしに農協へ行く」
おばあちゃんB「そんなの1月か2月に1回くらいじゃろう?」
おばあちゃんA「温泉とか、いきたいな」・・・・・。

 そんな掛け合いのやりとりで、お二人の意見がまとまる。

 今のところ「公共施設をつなぐバス」が必要という意見には出会えていませんが、どんなバスが必要なのか、福祉タクシーの充実でよいのか、もう少し足を使って聞いてみようと思います。

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公正で自由な選挙を!

議会も終わり、議会便り「あい愛通信」の作成にかかる。

4月23日の市議会選挙に向けて、
公職選挙法に関する答弁が、総務部からあり、
更に詳しく愛西市選挙管理委員会に尋ね、
以下の内容を通信に載せることにしました。

陣中見舞い・飲食物について

   ● 陣中見舞いは、出すことも貰うことも、一切禁止です。

   ● 事務所での飲食物で認められるのは、茶、茶菓子、
   果物、漬け物程度です。

食事について

   ● 選挙事務所で、食事を食べることが出来る人は、
   選挙運動員と労務者だけで、その食事数は1日45食
   と決められています。(例:15人×3食)

寄付の禁止について

   ● 選挙区内のあらゆる寄付行為は禁止です。
   (例)中元、歳暮、入学祝、結婚祝、病気見舞い、
          お祭りや各種団体への寄附や差入は禁止です。
      (本人が出席する結婚祝・香典はOK)
          一般の人が払う以上の会費を払うのも、違反です。

民生委員について
 
   ● 公務員に準ずる立場なので、選挙運動はできません。

総代・区長・団体役員の留意点について

   ● 地位を利用して、選挙運動をしたり、候補者の推薦
   に関与したり、選挙準備行為をすることは禁止され
   ています。
       (例)総代や役員の権限で会員を招集し、地域推薦を
      周知したり、選挙協力を求めることはできません。
          ※愛西市から総代宛に、留意点の文書が配布される予定です。
    
年賀状や暑中見舞いについて

   ● 年賀状や季節の挨拶状は、手書きのもの以外は
   禁止です。印刷したものに自筆のサインを入れても
   だめです。

何人も自由な投票を妨げてはならない

   ● 仕事上の立場や役職を利用した圧力など、投票者
   の自由な投票を妨げる行為をしてはいけません。


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★12/30追加 山県市議会議員・寺町ともまささんのブログ紹介
政治家、公職の候補者の年賀状は? 喪中の挨拶は? 当選お礼は? 全部ダメ!
以下は、ペーパーニュースから

・自治会は選挙に関われない!
http://gifu.kenmin.net/teramachi/news/135.html
<主な内容>
選挙を手伝った人への報酬は違法
自治会は選挙に関われない!
  
・市議選立候補予定者説明会
http://gifu.kenmin.net/teramachi/news/146.html
<主な内容>
公務員は、選挙運動や選挙類似行為に関われない!
公務員とは:一般公務員だけでなく、現職の議員や市長、非常勤の消防団員
類似行為とは:候補者の推薦に関与したり、
      選挙運動の企画をしたり、
      後援会結成の準備をしたり、
      後援会に入るよう勧誘したり、
      文書図画の頒布や掲示

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最終日に突然意見書案!即、質疑&採決

12月26日、議会の最終日。49の議案等の採決がありました。
席に着くと、机の上には、2つの意見書案が・・・。事前に周知無しの意見書案だ。
それも、議会が始まると委員会報告の後、すぐに熟読する間もないまま意見書案質疑。
事前の調査・研究の時間無しで、要望項目も多いこの意見書案を即審議・採決は、議会として無責任である。議会運営に問題有り!

(意見書案第9号)
■「地方の道路整備の促進と財源の確保に関する意見書について」

 一見、生活道路も含まれるのかと思うような題目ですが、中身は、「道路特定財源制度」を容認するととれる内容。
愛西市民の方々は困っているのは、生活道路の整備ですし、この「道路特定財源制度」には、大変問題があるので、みつこは反対しましたが、賛成多数で可決されてしまいました。

地方の道路整備の促進と財源の確保に関する意見書(案)

 道路は、国民の生活や経済・社会活動を支える最も基礎的な社会基盤であるが、とりわけ4町村が合併して愛西市となった本市においては、地域の均衡ある発展及び新市としての一体性を確立するため「幹線道路網の整備が新市建設を進める上で極めて重要である。
 しかしながら、現在、国においては道路財源の一般財源化が検討されようとしており、本市が必要とする道路等の整備が困難となることが危惧される。
 よって、国におかれては、道路特定財源制度の見直し論に際しては、地方の実状を十分に勘案され、また、制度の趣旨も踏まえ、地方の道路整備の着実な進展に向けた安定的な財源を措置されるよう強く要望する。

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財政難と言いながらも、市長&議員等の議員報酬アップ

■職員給与はダウン!でも、議員・市長などのボーナスはアップ!
  みなさんは、どう思いますか?(11月臨時議会で賛成多数で可決) 

 合併前の4町村合計額より膨らんでいる愛西市の財政。
職員給与の引き下げのため期末手当(ボーナス)調整をしたのを理由に、議員と市長等の期末手当をアップする議案が市長側から提出されました。みつこは、反対でしたが、残念ながら賛成多数で可決されてしまいました。

★職員給与の改正は、民間格差をなくするため、月額支給額を下げ、期末手当(ボーナス)を上げ、最終的に年間支給額「引き下げ」の内容です。
★議長・市長らの改正は、「今までも、職員の期末手当の支給率にあわせてきたから上げる」という内容のもので、便乗引上げによる年間支給額「アップ」の内容です。

《みつこの反対討論と考え方》
 職員給与の引下げには、民間給与との格差をなくすという明確な目的があり、賛成しました。
 しかし、議員や市長らの期末手当アップには、理由がありません。報酬は、各自治体の裁量で決定できるもの。職員の年間給与調整のために変更した「期末手当率」を、そのまま議員・市長等の「期末手当率」に適用しなければならないものではありません。
 厳しい財政状況の折、このような理由のないアップは、市民の理解が得られるものではないと、みつこは反対しました。 

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瀬戸市北丘町で測量が始まりました

 フェロシルト問題に取り組んでから、もう3年半近くになります。
 各地で活動が進む中、愛知ネットワークが取り組んできた瀬戸市北丘では、なかなか進展がなく、いらだつこともありましたが、昨日の22日、やっと石原産業による測量が始まりました。朝9時半から、地元の方々と立ち会い、石原産業には1日も早い撤去を申し入れました。

 逆有償の問題は、石原産業の言い分・フェロシルト販売業者の言い分、そして、現場を見てきた私たちの言い分は、全く違います。警察には、しっかりと調べて欲しいものです。

 今までの経過は、ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワークのwebに載せてありますので、ご覧下さい。

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岐阜不法投棄「善商事件」に関わった業者は、今・・・

■廃棄物処理法違反(再委託)の罪に問われた廃棄物中間処理業「辻清掃」、その後
 旧佐屋町では、辻清掃の黒煙や悪臭の苦情が絶えなかった。業者逮捕により、周辺の人たちは、これで焼却炉がなくなるとホッとしたのもつかの間、辻清掃は、自社の職員が設立した会社「愛西クリーンセンター」に、施設を譲渡した。地域では、「実質的な辻清掃による操業ではないか!法違反ではないのか!」との声が上がった。

■公害防止協定無視の譲渡
 地元が辻清掃と結んでいた公害防止協定には、「事前に地元の同意を得、同様の公害防止協定を結ぶ業者にしか譲渡してはならない」との内容が含まれていた。しかし、愛知県も業者らも、この公害防止協定を無視し、平成17年3月に譲渡許可を与えた。
 
たった300万円の資本金で、土地は借地、焼却炉等代金すべて借金で操業を始めると言う。多額の借金返済をしながら、それに加え焼却炉のメンテナンスにも多額の出費が必要で、それらを払いながらの操業である。経済行為として成立するのだろうか?借金返済のために許可以上の廃棄物を持ち込むなど無理な操業となるのではないか?事故が起きたときの周辺住民への保障はできるのか?長年黒煙を見ながら生活してきた地元の人たちの心配はつのる。

 愛西市が、この譲渡許可のことを知ったのは6月。地元には、すべての手続きが終わった7月になってはじめて知らされた。すべての手続きを終えてからの報告である。地元の怒りは、想像がつく。許可を下ろすときは、公害防止協定を結ぶことを勧め、問題が起きたときは、協定を無視した手続きを進める愛知県の住民無視の姿勢も、大問題である。

 地元の皆さんからの声も強く、9月市議会でこの問題を取り上げ、その結果、愛西市は「地元を無視して操業をしないように」との要望書を、愛西クリーンセンターに提出した。
 しかし、驚くべき事はまだまだ続いた。その後すぐに出来たばかりの会社の社長が辞任。新たに別の職員が社長に・・・。

■愛知県許可は、市町村行政無視
 辻清掃と公害防止協定を結んでいたのは、地元自治会だけではない。愛西市(正確には旧佐屋町)も結んでいた。そのことを県が知らないわけがない。いや、知る知らないに関わらず、設置されている市町村に、連絡しながら手続きを進めるのは当然ではないか。県条例では、「産廃については、市町村協力体制をとり・・・・」としながら、許可審査を進めるときは、市町村無視。横柄すぎないか。
 今までの操業状況、業者の資質など、正確な情報を持っているのは「地元」。地元無視の許可ありきの県の姿勢が、さまざまな廃棄物問題を発生させているのだと思う。

何のための廃棄物処理法か
 廃棄物処理法違反により、「廃業」という罰を課せられるはずが、実際には今までと変わらず操業が続く。このような事例は、たくさんある。何のための法律なのか!長年、廃棄物処理法関連の改正問題に、市民活動で関わってきたが、大量生産大量消費の路線は崩されることなく、いつも出口対策のみ。法改正は続くが、現場は一向に良くならないのが現状である。

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産廃焼却炉が消えた!

 平成14年、ダイオキシン規制が厳しくなり、全国でかなりの産廃焼却施設の焼却炉は、廃業した。焼却炉の内部が、ダイオキシンなど有害物質で汚染されているのは言うまでもない。さて、その使わなくなった炉は、どうなっているのだろう?

1.愛西市の産廃焼却炉が、無届けで消え失せた。
  長年、周辺の人たちは、黒煙と悪臭、過剰保管で悩まされた。この炉も御多分に漏れず、平成14年のダイオキシン規制がクリアできないと、焼却業をやめた。周辺の人たちも、黒煙がなくなり、焼却炉への監視の目はなくなった。ところが、今年の夏、久しぶりに訪れ、びっくり!焼却炉がなくなっている! 周辺の人に聞いても、いつなくなったか気が付かなかったと言う。
  解体するには、労働基準監督署に届出をして、飛散防止策や労働者健康確保の対策を取らねば解体できないはず。周辺の人が気付かずに解体されることは、あり得ない。急いで県事務所、労働基準監督署を訪れ、9月市議会で取り上げた。
  県も市行政も、はっきりした回答をせぬまま、月日は経ち、しびれを切らした私は、昨日、県に問い合わせた。「無届けで解体されました。炉は、鉄くずになりました」と言う。「鉄くず???。ということは、リサイクルにまわったということ???。大変な問題ではないですか? それでどうするんですか? 周辺への影響は?」と矢継ぎ早に聞くが、「今、労働基準監督署が対応中」ということらしい。
  廃棄物処理法で、使わなくなった焼却炉をどうするかの規制はない。県は、廃炉数の管理もしていないし、労働基準監督署との連携もとっていない。つまり、誰も知らぬ間にこっそりと解体されて、鉄くずになっているのが現実かもしれない。
  愛西市の場合、偶然、わたしのような「ごみおばさん」がいたから分かっただけのこと。

2.音羽町の朽ち果てる産廃焼却炉
 昨日は、6年くらい前に関わった音羽町の産廃炉を見に行った。忘れ去られつつある「ダイオキシン問題」をテーマに番組作りをしているテレビ局からのお誘いがあり、久々に訪れた。
  6年前、この炉を見に来たとき、炉からは滝のように水が流れ落ち、焼却炉に付着した汚染物を洗い流しているように感じた。この日は、硫化水素の臭いが、耐え難かった。 この炉は、ダイオキシン基準値をオーバーし、約170ナノのダイオキシンをまき散らし、操業停止になった炉である。今は、経営者が死亡し、管理者がおらず放置状態。数年前に、台風で煙突が折れ、地上に落下。周辺への汚染が心配である。

 産廃廃炉の問題、取り組まねばならぬ緊急課題だ。

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