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▲「養育支援訪問員養成講座」に参加させてもらいました。

愛西市の保健センターで講座があり、参加させて頂きました。

子育ての孤立をどう防ぐか、とても勉強になりました。

【本日の内容】

1.愛西市の人口の動向の虐待の現状

・ 出生率が、県平均を下回っている。
・ 虐待相談件数 全国でも県下でも増えている。
・ 市内で虐待等みまもりが必要な家庭数=26世帯
  うち、19世帯が前年度からの継続ケースで、継続ケースが多い。

(全国の虐待の傾向)
・ 虐待の加害者 実母がもっとも多く、ついで実父。
・ 母子家庭、父子家庭、ステップファミリー(再婚等・・・)
・ 精神疾患の母親が増えている
・ 虐待で死亡した子どもの年齢 0歳→1~3歳・・・
   0歳の内、0ヶ月が一番多く、順次月齢が上がっていく
 ↓
妊娠期・出産・子育てと切れ目のない支援が必要

・ 妊娠届けの段階から状況把握しながらサポートが必要

2.妊娠期からの子育て支援

ヒトは、人間の手で育てられて「人間」になる
「人間」の育ちには、多くのひとの協力が必要

・ 今まで子育てに一番関わっていた「親・家族」、「親戚」、「近隣や友人」との関係が希薄になってきている。そのために新たなしくみ(ファミサポ、サロン・・・・)が必要になってきている。

・ 虐待の発生要因には、孤立、親の要因、子どもとの関わり、家庭基板の脆弱さなどがある。「孤立」だけでは虐待は起きないが、取り組みやすい要因であるので「孤立」への対策は重要。

・ 全国で、4日に1人の子どもが心中を含めた虐待で命を落としている。

・ ハイリスクの家庭に、どう寄り添うか。 (予防が大切)
・ 0~3歳までは脳が発達する時期であり、子どもに与える影響は大きなものがあります。この時期をうまく乗り越えて欲しい。
・ 妊娠期のメンタルヘルスや栄養も、胎児に与える影響は大きい。よって、子育て支援は妊娠時から!

・ サポートする側として大切なことは、「良い点をみつけること」(ストレングス)=本人に自信を持たせる支援が大切

みつこは思いました。

 行政評価をするにあたり、予防事業は評価しにくい面があります。しかし、何事においても「予防」が大切であることをしっかりと頭に置いておかねばと思いました。
 また、日頃の子育て支援の活動からも、ハイリスクの家庭が増えていることを痛切に感じています。適切な機関に導けるよう、今後もしっかりと勉強していこうと思います。

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