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▲「劣化する支援」の講座に行ってきました

 25日(金)3時からは、講座前のミニ勉強会が日本福祉大であり参加。その後の6時からの講座も空きがでたので、受講させて頂きました。
 キラキラNPOのこと、大学生がキラキラNPO理事長にあこがれて起業し、長続きしない話。子どもの貧困にしても、下流層のうちの上層部5%くらいしか支援できておらず、政治の世界ではそれでよしとしていること。会場からもたくさんの意見があり、「劣化すると言うよりも、淘汰の時代に入ったのではないか」という意見もでました。
 まさに日頃から、本当に困っている人に手が届いているのだろうか、そこに手が届くにはどうしたらいいのだろうとイライラ状態だった私にとっては、新たな視点で知恵をしぼらねばならないのだという結論に到達した本日の講座でした。

 半田市の社会福祉協議会からも発表があり、いかに社協が働いていないか、赤い羽根募金の7割くらいが社協に戻ってくるしくみのこと、会費を地域の自治会長さんが集めて持ってきてくれる・・・こんな優遇された状況なんだから、もっと地域のために働くのは当たり前。そんな話し。

 こんな話しを聞きながら、私は思いました。行政も少しの数字を出しただけで評価している。そもそも分母が間違っている。

 劣化する支援・・・これは、NPOだけの問題ではないです。

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