▲養育費不払いに、明石市が支援にうごく！

　離婚した母子家庭の子どもは、４人に３人の割合で養育費を受け取れていません 。また、養育費の請求は当然の子どもの権利であり、母親に周知をするようにと何度も議会で取り上げ、ひとり親世帯への支援を訴えてきました。

　この養育費不払いに対し、明石市が動き始めたという情報が入ったのでご紹介です。

『明石市の「不払い養育費の立て替え」方針に反響　市長に聞く“出生数4年連続増”実現した子育て支援』

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1912/24/news072.html?fbclid=IwAR1ZWIUOnUkZo4exrSQRRN1_yqkQVeWTkj0Lopw8QqhNugmVgYJJesPlxJE 

リンクが切れるといけないので、概要を紹介しておきます。

●兵庫県明石市が11月に離婚家庭の子どもへの不払い養育費の立て替えを行う方針を示し、大きな反響を呼んでいます。実現すれば全国初の試み。情報がTwitterで駆け巡っている。
●明石市は、養育費のみならず、手厚い子育て支援で熱い注目を集めています。明石市はなぜ全国初の取り組みに踏み切ったのか。また、これまでに行ってきた子育て支援にはどのような手ごたえがあったのか。明石市長の泉房穂さんが語った。

●「不払い養育費の立て替えはフランス、ドイツ、スウェーデン、韓国といった諸外国では珍しくないんです。『全国初』と言われますが、日本で今まで制度化されていないのが恥ずかしいことなんです」
●「子どもや子育て層への支援は、それらの世代のためだけに行うのではありません。子どもたちはまちの将来を担うので、結果として40～50代の現役世代も60～70代のシニア世代も支える『みんな』のための施策なのです」
●不払い養育費立て替えの狙いは、ひとり親家庭の貧困の防止です。
●明石市はこれまでも、離婚前後の両親に面会交流や養育費について取り決める際の参考書式「子どもの養育に関する合意書」を全国に先駆けて作成・配布するなど、ひとり親家庭へのサポートを拡充してきました。
●民間委託しないのは、企業の調査方式では１００％支援ができないから