まず最初に、
この国の総理大臣のブログ記事から、
「リアル鳩カフェのお知らせ」
脳脊髄液減少症のお子さんをお持ちのお母様がた、お父様がた、
ダメもとで、申し込んでみてはいかがでしょうか?
締め切りは2月1日だそうです。
産経ニュース記事
上の記事によると、総理のツイッターはこちら。
(追記:ろくろさんの最新報道情報はこちら。

いつも情報をまとめてくださりありがとうございます。
)
さて、本題です。
昨日、つけっぱなしにしていたテレビから、
偶然鳩山首相の施政方針演説が流れてきました。
聞くつもりもなくそのままにしていたら、
なにやら「いのち」を連呼しているので
ちょっと関心を持って、
そのまま最後まで、50分近く聞いてしまいました。
首相官邸 第174回国会における鳩山内閣総理大臣施政方針演説
私の耳に入ってきた言葉のうち印象に残った言葉は、
「人のいのちを守るために・・・」
「子どもの命を守る・・・」
「いのちを守る予算・・・」
「いのちを守る医療・・・」
「いついかなるときも人間を孤立させない・・・」
「誰もが地域で孤立することなく、くらしていける社会を・・・」
「働くいのちを守り、人間を孤立させない・・・」
「いのちのための、成長を担う新産業の創造・・・・」
「課題解決に向けた責任ある政治・・・」
「(NPOなどの)新しい公共・・・」
「人のいのちを守る政治・・・」
などなどの言葉でした。
これについては、昨日のうちに
こんな厳しい記事も出ています。
総理大臣の演説の中に、「いのち」という言葉が24回も出てきたそうです。
私は数えていないのでわかりませんが、
たしかに以前の演説の「友愛」という言葉ではなく、
「いのち」という言葉が多かったように思います。
でも、口先だけではなく、
真に「人のいのちを大切に思う政治」をお願いしたいものです。
私は今まで、
脳脊髄液減少症患者として、国には裏切られ、騙されて、
3年ごまかされて待たされてきたと感じています。
いくら助けてとSOS
を発しても、発しても、
助ける、助ける、今助けに行きますと、救助隊から連絡がきて、
期待をいだきながら、待っても待っても、
何年も助けが決してこない、遭難者のような気分でした。
脳脊髄液減少症を通じて、
この国は「人のいのちも救えない」と
いやというほど感じていました。
だいたい、初めは1年計画でガイドラインを出す予定ではなかったのですか?
それが3年後となった段階で、
「3年もあるんだから、ゆっくりやればいいや~」なんて
思っていた研究員がいたのではないか?とかんぐってしまいます。
もし、脳脊髄液減少症患者の苦しみように理解があり、
1分の苦しみが1時間にも1日にも、永遠にも感じられるほどの、脳脊髄液減少症患者の苦しみを知っている医師が大多数の公的研究班であったなら、
患者を3年も待たせようとは思わないはずです。
したがって、
患者の実態をまるで知らない医師たちが大多数、公的研究班にいたことは事実だと思います。
もし、脳脊髄液減少症の臨床経験豊富な医師が公的研究班の大多数、せめて過半数を占めていたら、
患者たちの切羽つまった現実を考え、
こんなにのんきに3年間もかけて結論なんか出そうとはしなかったはずです。
命尊重の視点にたてば、
たとえ最初は不完全なガイドラインであったとしても、
まずは迅速な対応をして、時間とともによりよいガイドラインに改善していこうとするはずだと思うからです。
最初の2年にほとんど動きがなく、国会議員に症例数の少なさを昨年の国会で指摘されてから、あわてて動き出すような公的脳脊髄液減少症の研究班。
研究員の選出に問題はないか?とかねてから国会で質問されても、
研究員に対して、利益相反の該当する医師がいるのか調査を怠ってきた研究班や厚生労働省。
さらに、その研究班には「最初から脳脊髄液減少症という事故後遺症の存在に否定的な医師の多くで固められていた。(Y医師は昨年、国会での追及後になぜか公的研究員を辞退されました。)」ということを、
何も知らずに、
ただひたすら黙って待っていれば、
公的研究班の研究が順調に進んで、
患者を救うガイドラインを出してくれると信じている人たち。
公的研究班の否定派医師の存在や、
それを後押しする営利企業の存在など、
裏事情を何もしらない多くの人たち・・・・。
この3年間、どんな思いで患者がひたすら症状に耐えてきたか、
それをしらない公的研究者がいたのは事実だと思います。
「患者を3年間も待たせても大丈夫だろう。」と判断した医師たちが
研究班に大勢いたことは事実だと思います。
もし自分が脳脊髄液減少症の耐え難い症状を抱えて、治療も受けられずに3年間も耐えることを想像することができる医師ならば、
まず、「3年後に」なんて考えは最初から起きないはずです。
つまり、最初の段階で「脳脊髄液減少症患者を3年間も待たせる残酷さ」を想像できる
医師がほとんど公的研究班にはいなかったということだと、
私は受け止めています。
自殺防止のために、NHKをやめてNPOを立ち上げたライフリンクの代表が
いくらがんばってくださっていても、
交通事故被害者をサポートするNPOや、
脳脊髄液減少症の各患者団体NPOがいくらがんばってくださっても、
この国には「人のいのちを救うしくみ」は実際には
ないに等しいと私はずっと感じてきました。
「カウンセラーや、命の電話や、保健師や、いろいろな相談窓口が、
存在しているかもしれないけれど、
それは形式にすぎず、
実際に、
「社会の無知と無理解にさらされた人の、いのちを救うしくみ」は
この国にはまったくといっていいほど整っていないと、
脳脊髄液減少症を通して日々ますます実感しています。
こんな国を、
はたして本当に「人のいのちを守る政治」
「人のいのちを最優先に考える国」に
チェンジすることができるのでしょうか?
以前、
厚生労働大臣に患者たちがいくら声や署名を伝えても、
形だけは、
「わかったわかった今助けるから・・・・」といい、理解を示したかのように思わせつつ、
結局は「研究者の医師の先生方にまかせてあるから」と、具体的には何もしてくださらないまま、何年もがたってしまいました。
肝心の公的研究班の医師の考え方の偏りや、内情もよく理解していないまま、丸投げし、
政府自らは、脳脊髄液減少症患者を救う努力をしてくださいませんでした。
国は、脳脊髄液減少症の公的研究者のメンバーがどんなお考えの人たちが多いのか?
どんな頻度で何をしているか?など何も把握していない状態で何年もが過ぎ、
医師たちに任せきりで、政治は実質的には患者救済のために
具体的な何ひとつしてくれませんでした。
何年間も私たち脳脊髄液減少症患者をほったらかし、
ブラッドパッチの保険適用はいまだに実現せず、
結果的に何人もの患者さんたちが絶望の中で亡くなっていきました。
私も何度も、
この、冷酷で無理解で無関心な世間から、無関心な家族から、
サヨナラしたくなりました。
事故にあって、この脳脊髄液減少症になったら、
誰もが公平に助けてもらえる環境は、いつになったら来るのでしょうか?
他の病気のように、普通の病気として認められ、
いつでもどこでも健康保険適用の医療で助けてもらえる日はいつ来るのでしょうか?
そんな、誰にとっても安心な国は、いつ実現するのでしょうか?
私は、脳脊髄液減少症の国や行政のなりゆきを見続けてきて、
今までずっとこの国はなんて冷酷な国だと思い続けてきました。
患者を具体的には何も助けてくれず、ほったらかし続けてきた国に、
いくら政権交代したからといって、
いまさら私は過度の期待もしていません。
もしかしたら、また裏切られ無関心と無理解にさらされ、
さらに深く絶望の淵に突き落とされるのかもしれない。
そう覚悟もしています。
ですから、「いのち」という言葉が24回も出てくる鳩山首相の施政方針演説を聞いても、
「また、きれいごと?」と、
にわかにはその言葉が実現するとは思えず、しらけた気分で見ていました。
総理のその言葉がもし本当なら、
「今すぐ、脳脊髄液減少症患者を具体的に救ってほしい。そのためにできることを、
具体的に動いてほしい。
公的研究班の医師たちだけに丸なげしないでほしい
。
きれいごとや言葉だけでなく、その総理の思いを、
現実に形にして今すぐ患者や国民を救って見せてほしい。」と思いました。
鳩山首相の施政方針演説のPDF版全文はこちら。
首相官邸 鳩山総理の動き
本日の全国紙の各新聞朝刊にも、総理大臣の施政方針演説の全文が載っていると思います。
毎日新聞その2
お手元に届いている新聞が全国紙なら、本日の新聞をまず、見てみてください。
ろくろさん情報はこちら。とこちら。
この裁判官は、脳脊髄液減少症の臨床経験豊富な医師たちがまとめた、
ガイドライン2007やデータ集vol.1と2をしっかり読んだ上での判決なのでしょうか?
あまりにひどい判決だと思います。
まさかまさか、裁判官は、脳脊髄液減少症の治療症例数ゼロの、否定派医師
あのY医師の意見書なんか、鵜呑みにしたのでしょうか?
署名は
たしか、以前の政権のときにも、患者さんたちが苦労して署名を集めて、
当時の舛添厚生労働大臣にもっていってくださったのに、
何も変わらなかったっけなぁ・・・・・
今度はどうなんでしょうか?・・・・・
署名を真摯に受け止め、具体的に患者の救済がなされるのでしょうか?
それとも、肝炎患者さんやがん患者さんのように、
患者救済法がつくられない限り、国には救ってもらえないのでしょうか?
肝炎患者さんも、がん患者さんも、厳しい病ではありますが、
でも、病人としてはすでに社会の理解も得られ、
医療現場には充分深刻な病気として認められ、
理解とあたたかな医療をきちんと受けられているはずです。
健康保険内での治療もあるはずです。
脳脊髄液減少症患者には、最低限必要不可欠なブラッドパッチ治療への健康保険の適用もないのです。
そのために、高額医療費助成制度も適用されず、
生命保険での手術保険金もでなく、入院保険金の審査も厳しく、肝心の医師たちの認知もまだまだで、
いまだに「そんな病気などありえない。自分は認めない。」などと言い張る、
時代錯誤なお医者さんもまだまだいるのです。
普通なら学校内での事故での怪我で出る保険金も、
脳脊髄液減少症という病名の怪我では出ないこともあるようです。
学校内での事故での被害者となって、脳脊髄液減少症になって、
もし、親にも先生にも脳脊髄液減少症の知識もなく、
もし、親にも経済力も理解もなく、医師に受診しても異常なしといわれ続けたら、
その子が自費のブラッドパッチ治療を受けることができなかったら、
その子のその後の人生はどうなるのでしょうか?
このように脳脊髄液減少症患者を取り巻く環境は、
無理解と無支援のないないづくしなのです。
自費で治療を受けられる環境の患者さんは恵まれていて、
経済的な理由で検査も治療もうけられないなんて、
自分の体が自ら病気になったわけではなく、
事故の被害者としてこの病になった患者にとって、こんな残酷な国があるでしょうか?
こんな状況に患者を放置し続ける国が、
人のいのちを大切に思う国といえるのでしょうか?
このような状況におかれて、自費での治療費が払えず、働けず、周囲からの理解も得られず、怠け者扱いされ、仮病扱いされ続けれた患者なら、
死にたくなっても当然じゃぁないですか!
国や無理解な否定派医師たちに、
「あんたらは大げさなんだよ、自費で治せないなら、さっさと死ねば?」と
間接的にいわれているのと、同じじゃないですか?
今までは、「人のいのちを軽視する国」でした。
ぜひ、「人のいのちを大切にする国」へ変わってもらいたいものです。
「いのちを守りたい?」
言葉でいうのは簡単です。
では、誰にも理解もされず、
苦しんでいる人のいのちを救うためには、どうしたらよいのかを、
具体的に考えてほしいものです。
民主党へのご意見はこちら。
昨日の記事の内容もコピーして再度貼ります。
山形大学内、脳脊髄液減少症の公的研究班へのご意見は こちら。
否定派医師の先生がたひとりひとりに患者の思いを、
患者の願いを、家族の願いをこめて、
心をこめて、気持ちを伝えてみませんか?
患者が直接お伝えすれば、いつかきっとわかってくださるような気がしています。
中には、私たちの声が届き、肯定派に転じて力を貸してくださる否定派先生も
出てくるかもしれませんから・・・・。
日本医師会へのメール
はこちら
wwwinfo@po.med.or.jp
日本医師会への
連絡先はこちら。
日本整形外科学会へのご意見はこちら。
日本頭痛学会へのご意見はこちら。
日本脳神経外傷学会へのご意見はこちら。
おはよう日本のまつもと泉さんの脳脊髄液減少症のニュースの動画はこちら。
NHK、おはよう日本へのご意見はこちら。
厚生労働省へのご意見はこちら。
過去記事
「ピロリ菌と脳脊髄液減少症」
「現役損保社員の書いたプリズントリックの侮辱」も合わせてお読みください。
この国の総理大臣のブログ記事から、
「リアル鳩カフェのお知らせ」
脳脊髄液減少症のお子さんをお持ちのお母様がた、お父様がた、
ダメもとで、申し込んでみてはいかがでしょうか?
締め切りは2月1日だそうです。
産経ニュース記事
上の記事によると、総理のツイッターはこちら。



いつも情報をまとめてくださりありがとうございます。

さて、本題です。
昨日、つけっぱなしにしていたテレビから、
偶然鳩山首相の施政方針演説が流れてきました。
聞くつもりもなくそのままにしていたら、
なにやら「いのち」を連呼しているので
ちょっと関心を持って、
そのまま最後まで、50分近く聞いてしまいました。

首相官邸 第174回国会における鳩山内閣総理大臣施政方針演説
私の耳に入ってきた言葉のうち印象に残った言葉は、
「人のいのちを守るために・・・」
「子どもの命を守る・・・」
「いのちを守る予算・・・」
「いのちを守る医療・・・」
「いついかなるときも人間を孤立させない・・・」
「誰もが地域で孤立することなく、くらしていける社会を・・・」
「働くいのちを守り、人間を孤立させない・・・」
「いのちのための、成長を担う新産業の創造・・・・」
「課題解決に向けた責任ある政治・・・」
「(NPOなどの)新しい公共・・・」
「人のいのちを守る政治・・・」
などなどの言葉でした。
これについては、昨日のうちに
こんな厳しい記事も出ています。
総理大臣の演説の中に、「いのち」という言葉が24回も出てきたそうです。

私は数えていないのでわかりませんが、
たしかに以前の演説の「友愛」という言葉ではなく、
「いのち」という言葉が多かったように思います。
でも、口先だけではなく、
真に「人のいのちを大切に思う政治」をお願いしたいものです。

私は今まで、
脳脊髄液減少症患者として、国には裏切られ、騙されて、
3年ごまかされて待たされてきたと感じています。

いくら助けてとSOS

助ける、助ける、今助けに行きますと、救助隊から連絡がきて、
期待をいだきながら、待っても待っても、
何年も助けが決してこない、遭難者のような気分でした。

脳脊髄液減少症を通じて、
この国は「人のいのちも救えない」と
いやというほど感じていました。

だいたい、初めは1年計画でガイドラインを出す予定ではなかったのですか?
それが3年後となった段階で、
「3年もあるんだから、ゆっくりやればいいや~」なんて
思っていた研究員がいたのではないか?とかんぐってしまいます。
もし、脳脊髄液減少症患者の苦しみように理解があり、
1分の苦しみが1時間にも1日にも、永遠にも感じられるほどの、脳脊髄液減少症患者の苦しみを知っている医師が大多数の公的研究班であったなら、
患者を3年も待たせようとは思わないはずです。
したがって、
患者の実態をまるで知らない医師たちが大多数、公的研究班にいたことは事実だと思います。
もし、脳脊髄液減少症の臨床経験豊富な医師が公的研究班の大多数、せめて過半数を占めていたら、
患者たちの切羽つまった現実を考え、
こんなにのんきに3年間もかけて結論なんか出そうとはしなかったはずです。
命尊重の視点にたてば、
たとえ最初は不完全なガイドラインであったとしても、
まずは迅速な対応をして、時間とともによりよいガイドラインに改善していこうとするはずだと思うからです。
最初の2年にほとんど動きがなく、国会議員に症例数の少なさを昨年の国会で指摘されてから、あわてて動き出すような公的脳脊髄液減少症の研究班。
研究員の選出に問題はないか?とかねてから国会で質問されても、
研究員に対して、利益相反の該当する医師がいるのか調査を怠ってきた研究班や厚生労働省。
さらに、その研究班には「最初から脳脊髄液減少症という事故後遺症の存在に否定的な医師の多くで固められていた。(Y医師は昨年、国会での追及後になぜか公的研究員を辞退されました。)」ということを、
何も知らずに、
ただひたすら黙って待っていれば、
公的研究班の研究が順調に進んで、
患者を救うガイドラインを出してくれると信じている人たち。
公的研究班の否定派医師の存在や、
それを後押しする営利企業の存在など、
裏事情を何もしらない多くの人たち・・・・。
この3年間、どんな思いで患者がひたすら症状に耐えてきたか、
それをしらない公的研究者がいたのは事実だと思います。
「患者を3年間も待たせても大丈夫だろう。」と判断した医師たちが
研究班に大勢いたことは事実だと思います。
もし自分が脳脊髄液減少症の耐え難い症状を抱えて、治療も受けられずに3年間も耐えることを想像することができる医師ならば、
まず、「3年後に」なんて考えは最初から起きないはずです。
つまり、最初の段階で「脳脊髄液減少症患者を3年間も待たせる残酷さ」を想像できる
医師がほとんど公的研究班にはいなかったということだと、
私は受け止めています。
自殺防止のために、NHKをやめてNPOを立ち上げたライフリンクの代表が
いくらがんばってくださっていても、
交通事故被害者をサポートするNPOや、
脳脊髄液減少症の各患者団体NPOがいくらがんばってくださっても、
この国には「人のいのちを救うしくみ」は実際には
ないに等しいと私はずっと感じてきました。

「カウンセラーや、命の電話や、保健師や、いろいろな相談窓口が、
存在しているかもしれないけれど、
それは形式にすぎず、
実際に、
「社会の無知と無理解にさらされた人の、いのちを救うしくみ」は
この国にはまったくといっていいほど整っていないと、
脳脊髄液減少症を通して日々ますます実感しています。

こんな国を、
はたして本当に「人のいのちを守る政治」
「人のいのちを最優先に考える国」に
チェンジすることができるのでしょうか?
以前、
厚生労働大臣に患者たちがいくら声や署名を伝えても、
形だけは、
「わかったわかった今助けるから・・・・」といい、理解を示したかのように思わせつつ、
結局は「研究者の医師の先生方にまかせてあるから」と、具体的には何もしてくださらないまま、何年もがたってしまいました。
肝心の公的研究班の医師の考え方の偏りや、内情もよく理解していないまま、丸投げし、
政府自らは、脳脊髄液減少症患者を救う努力をしてくださいませんでした。

国は、脳脊髄液減少症の公的研究者のメンバーがどんなお考えの人たちが多いのか?
どんな頻度で何をしているか?など何も把握していない状態で何年もが過ぎ、
医師たちに任せきりで、政治は実質的には患者救済のために
具体的な何ひとつしてくれませんでした。
何年間も私たち脳脊髄液減少症患者をほったらかし、
ブラッドパッチの保険適用はいまだに実現せず、
結果的に何人もの患者さんたちが絶望の中で亡くなっていきました。
私も何度も、
この、冷酷で無理解で無関心な世間から、無関心な家族から、
サヨナラしたくなりました。
事故にあって、この脳脊髄液減少症になったら、
誰もが公平に助けてもらえる環境は、いつになったら来るのでしょうか?
他の病気のように、普通の病気として認められ、
いつでもどこでも健康保険適用の医療で助けてもらえる日はいつ来るのでしょうか?
そんな、誰にとっても安心な国は、いつ実現するのでしょうか?
私は、脳脊髄液減少症の国や行政のなりゆきを見続けてきて、
今までずっとこの国はなんて冷酷な国だと思い続けてきました。
患者を具体的には何も助けてくれず、ほったらかし続けてきた国に、
いくら政権交代したからといって、
いまさら私は過度の期待もしていません。

もしかしたら、また裏切られ無関心と無理解にさらされ、
さらに深く絶望の淵に突き落とされるのかもしれない。
そう覚悟もしています。
ですから、「いのち」という言葉が24回も出てくる鳩山首相の施政方針演説を聞いても、
「また、きれいごと?」と、
にわかにはその言葉が実現するとは思えず、しらけた気分で見ていました。
総理のその言葉がもし本当なら、
「今すぐ、脳脊髄液減少症患者を具体的に救ってほしい。そのためにできることを、
具体的に動いてほしい。

公的研究班の医師たちだけに丸なげしないでほしい

きれいごとや言葉だけでなく、その総理の思いを、
現実に形にして今すぐ患者や国民を救って見せてほしい。」と思いました。
鳩山首相の施政方針演説のPDF版全文はこちら。
首相官邸 鳩山総理の動き
本日の全国紙の各新聞朝刊にも、総理大臣の施政方針演説の全文が載っていると思います。
毎日新聞その2
お手元に届いている新聞が全国紙なら、本日の新聞をまず、見てみてください。
ろくろさん情報はこちら。とこちら。
この裁判官は、脳脊髄液減少症の臨床経験豊富な医師たちがまとめた、
ガイドライン2007やデータ集vol.1と2をしっかり読んだ上での判決なのでしょうか?
あまりにひどい判決だと思います。
まさかまさか、裁判官は、脳脊髄液減少症の治療症例数ゼロの、否定派医師
あのY医師の意見書なんか、鵜呑みにしたのでしょうか?
署名は
たしか、以前の政権のときにも、患者さんたちが苦労して署名を集めて、
当時の舛添厚生労働大臣にもっていってくださったのに、
何も変わらなかったっけなぁ・・・・・

今度はどうなんでしょうか?・・・・・

署名を真摯に受け止め、具体的に患者の救済がなされるのでしょうか?
それとも、肝炎患者さんやがん患者さんのように、
患者救済法がつくられない限り、国には救ってもらえないのでしょうか?
肝炎患者さんも、がん患者さんも、厳しい病ではありますが、
でも、病人としてはすでに社会の理解も得られ、
医療現場には充分深刻な病気として認められ、
理解とあたたかな医療をきちんと受けられているはずです。
健康保険内での治療もあるはずです。
脳脊髄液減少症患者には、最低限必要不可欠なブラッドパッチ治療への健康保険の適用もないのです。
そのために、高額医療費助成制度も適用されず、
生命保険での手術保険金もでなく、入院保険金の審査も厳しく、肝心の医師たちの認知もまだまだで、
いまだに「そんな病気などありえない。自分は認めない。」などと言い張る、
時代錯誤なお医者さんもまだまだいるのです。
普通なら学校内での事故での怪我で出る保険金も、
脳脊髄液減少症という病名の怪我では出ないこともあるようです。
学校内での事故での被害者となって、脳脊髄液減少症になって、
もし、親にも先生にも脳脊髄液減少症の知識もなく、
もし、親にも経済力も理解もなく、医師に受診しても異常なしといわれ続けたら、
その子が自費のブラッドパッチ治療を受けることができなかったら、
その子のその後の人生はどうなるのでしょうか?
このように脳脊髄液減少症患者を取り巻く環境は、
無理解と無支援のないないづくしなのです。
自費で治療を受けられる環境の患者さんは恵まれていて、
経済的な理由で検査も治療もうけられないなんて、
自分の体が自ら病気になったわけではなく、
事故の被害者としてこの病になった患者にとって、こんな残酷な国があるでしょうか?
こんな状況に患者を放置し続ける国が、
人のいのちを大切に思う国といえるのでしょうか?
このような状況におかれて、自費での治療費が払えず、働けず、周囲からの理解も得られず、怠け者扱いされ、仮病扱いされ続けれた患者なら、
死にたくなっても当然じゃぁないですか!
国や無理解な否定派医師たちに、
「あんたらは大げさなんだよ、自費で治せないなら、さっさと死ねば?」と
間接的にいわれているのと、同じじゃないですか?
今までは、「人のいのちを軽視する国」でした。
ぜひ、「人のいのちを大切にする国」へ変わってもらいたいものです。

「いのちを守りたい?」
言葉でいうのは簡単です。
では、誰にも理解もされず、
苦しんでいる人のいのちを救うためには、どうしたらよいのかを、
具体的に考えてほしいものです。
民主党へのご意見はこちら。
昨日の記事の内容もコピーして再度貼ります。

否定派医師の先生がたひとりひとりに患者の思いを、
患者の願いを、家族の願いをこめて、
心をこめて、気持ちを伝えてみませんか?

患者が直接お伝えすれば、いつかきっとわかってくださるような気がしています。
中には、私たちの声が届き、肯定派に転じて力を貸してくださる否定派先生も
出てくるかもしれませんから・・・・。




wwwinfo@po.med.or.jp
日本医師会への


日本整形外科学会へのご意見はこちら。
日本頭痛学会へのご意見はこちら。
日本脳神経外傷学会へのご意見はこちら。
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過去記事
「ピロリ菌と脳脊髄液減少症」
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