今年もあと3日です。
いよいよ押し詰まってきました。
私にとって、今年はブラッドパッチ治療を受け、
つらかったけれど、
人生の好転
の年となりました。
診断や治療にたどり着いただけでなく、
ひきこもり病人でも、
IT
のおかげで、皆様とこうして出会えたことで、
「一人ではない。
」と思えたことは
とても幸運でした。
長い間、こんな症状を抱えて生きているのは
私だけかと思っていましたが、
ひとりではないとわかり、本当に励まされました。
ありがとうございました。
さて、
イヴ
の日お話です。
その日の午後、
ケーキ
作りに挑戦しました。
と言っても、
卵と牛乳を入れて混ぜるだけのケーキミックスで焼いて、
飾っただけですが・・・
しかも、私がしたことはわずかです。
12月はじめに、家族の運転で買い物にいった時、
少しだけ車を降りてお店に入ってみたら、
手作りケーキの飾り用の、
ヒイラギや
砂糖菓子のサンタやトナカイの人形や
チョコレートのログハウスを見て、ほしくなってしまいました。
「ケーキ作ってみたいなぁ。」という気持ちになって、
作れないかもしれないけれど、
買ってしまったケーキの飾り。
ぎりぎりまで、ケーキ屋さんで買うか、
手作りするか迷ったけれど、
助けてもらいながらも、
完成できたのは満足でした。
でも、実際に私がやったことはわずかな事
。
ケーキミックスを袋からボールに出したことと、
卵を2個割ったこと、
牛乳を計量したこと、
オーブンレンジに入れて
時間と温度をあわせて、スイッチオンしたこと。
焼きあがって、冷めたところで、
半分にカットしたこと。
(半分に切ったつもりが、二つに分けてみると底が抜けていて
、
助手に冷たい目で見られました。
しかし、スライスしなおして
生クリームを糊代わりにして、くっつけ補修しました。
)
ケーキに生クリームを塗って
スライスした果物をサンドしてもらってから
上に生クリームを絞りだしました。
あとは、板チョコを野菜スライサーで削って、
ケーキの周りにつけました。
後は、
混ぜるのも、
生クリームの泡だても、
種をケーキ型に流しこむのも
サンドする、いちごと缶詰の桃をスライスするのも、
いちご
を洗ってヘタを取ってのせるのも
ほとんど、助手
がやりました。
混ぜることや、あわ立ては、電動ハンドミキサーを使っても
健康な人でもけっこう大変です。
脱力する私の手と、
手動の泡だて器ではちょっと無理です。
もちろん、後片付けの洗い物も
その日だけは、頼れる助手まかせ
です。
こうしてみると、
テレビのお料理番組の先生は、
以外に楽してるのかも?と思いました。
大変なところはみんな助手まかせで、
できた料理はすべて自分が作った気分になれるんだもの
。
私が
先生役って感じでいい気分でした。
(実際は私が助手?
)
手作りケーキ
でイヴの日を過ごしたのは
今までに記憶にないので
生まれてはじめてかもしれません。
ケーキにろうそくを立てて火をつけ、
クリスマスソングのCD
をかけて
部屋の明かりを消すと
体が動かなくて、頭が働かなくて
片付けられずゴチャゴチャとした部屋が
闇に消され、
ろうそくの明かりで闇に浮かんだケーキだけが、
別世界の風景のように、
美しく輝いて見えました。

さっそく食べてみると
たとえケーキミックスでも
とってもおいしかった。
。
なんと言っても手作りは、
生クリームの甘さや量を好みに調節できるし、
サンドする果物や飾りを自由にできる。
たっぷり2パック使った甘さ控えめ生クリームと、
削った板チョコと
新鮮な甘いいちご
のハーモニーが
とっても幸せな味
に感じました。
一時起き上がることも、立っていることも苦しくてできず、
まして、運転や、買い物になんかできなかった私が
自分でケーキを作ろうとするまでになったので、
よけいおいしく感じたのかもしれません。
「作りたい」と思うこと自体、
昨年のクリスマスには考えられなかったことで
体調や気力の回復の証のような
「思い出のケーキの味」
となりそうです。
あとのクリスマス料理は
すべて、冷凍物のレンジおまかせ料理でした。
でも、このケーキひとつだけでも、
「手作り」ができたことが、昨年のクリスマスと違って
とてもうれしかった
。
昨年には考えられないことが
今年は少しずつできるようになっていく・・・。
ゆっくりとした
うっかりすると気づかないほどの微々たる速度の回復で
1年単位で振り返ると、気づくレベルの回復。
これが「脳脊髄液減少症」の治療後の
回復の仕方なのかもしれません。
前進と後退をくりかえし、
「3歩進んで、2歩さがる。
」の歌詞のような、
今まで体験したことのないような、不思議な治り方。
ゆっくりと改善と悪化を繰り返しながら、
らせん階段を上がるような回復の仕方に感じます。
無事ケーキを作り終え、食べ終わり、最後の力を振り絞って
かたづけを済ますと、
そのまま力尽きて寝込みました。
その後丸3日、体調不良で起きていられませんでした。

その日はほとんど横にならずに
いろいろとがんばっていたので・・・。
立っている時間が長かったせいかもしれません。
ケーキ1個作って3日寝込むようでは
ケーキ屋さんのパートで使ってもらえそうにありません。
「こんなことなら、来年はケーキを買おう。
」と
言われましたが、
私は
「来年はもっと良くなって、寝込まないかもしれないよ。」
と言いました。
今年は、
自力歩行、自力外出、散歩、少しだけ走ること、
運転、買い物、ブログで文章や絵をかくこと、などなど、
昨年できなかったことが、
短時間なら、いろいろできるようになりました。
どこまで治るのかわからないけれど、
来年も、
今年できなかった事が、
またひとつ、できるようになってみたいと思っています。


・・・あと3日で、来年かぁ・・・・
。
いよいよ押し詰まってきました。
私にとって、今年はブラッドパッチ治療を受け、
つらかったけれど、
人生の好転

診断や治療にたどり着いただけでなく、
ひきこもり病人でも、
IT

「一人ではない。

とても幸運でした。
長い間、こんな症状を抱えて生きているのは
私だけかと思っていましたが、
ひとりではないとわかり、本当に励まされました。
ありがとうございました。

さて、
イヴ

その日の午後、
ケーキ

と言っても、
卵と牛乳を入れて混ぜるだけのケーキミックスで焼いて、
飾っただけですが・・・
しかも、私がしたことはわずかです。

12月はじめに、家族の運転で買い物にいった時、
少しだけ車を降りてお店に入ってみたら、
手作りケーキの飾り用の、
ヒイラギや
砂糖菓子のサンタやトナカイの人形や
チョコレートのログハウスを見て、ほしくなってしまいました。
「ケーキ作ってみたいなぁ。」という気持ちになって、
作れないかもしれないけれど、
買ってしまったケーキの飾り。
ぎりぎりまで、ケーキ屋さんで買うか、
手作りするか迷ったけれど、
助けてもらいながらも、
完成できたのは満足でした。

でも、実際に私がやったことはわずかな事

ケーキミックスを袋からボールに出したことと、
卵を2個割ったこと、
牛乳を計量したこと、
オーブンレンジに入れて
時間と温度をあわせて、スイッチオンしたこと。
焼きあがって、冷めたところで、
半分にカットしたこと。
(半分に切ったつもりが、二つに分けてみると底が抜けていて

助手に冷たい目で見られました。

しかし、スライスしなおして
生クリームを糊代わりにして、くっつけ補修しました。

ケーキに生クリームを塗って
スライスした果物をサンドしてもらってから
上に生クリームを絞りだしました。
あとは、板チョコを野菜スライサーで削って、
ケーキの周りにつけました。
後は、
混ぜるのも、
生クリームの泡だても、
種をケーキ型に流しこむのも
サンドする、いちごと缶詰の桃をスライスするのも、
いちご

ほとんど、助手

混ぜることや、あわ立ては、電動ハンドミキサーを使っても
健康な人でもけっこう大変です。
脱力する私の手と、
手動の泡だて器ではちょっと無理です。
もちろん、後片付けの洗い物も
その日だけは、頼れる助手まかせ

こうしてみると、
テレビのお料理番組の先生は、
以外に楽してるのかも?と思いました。
大変なところはみんな助手まかせで、
できた料理はすべて自分が作った気分になれるんだもの

私が

(実際は私が助手?

手作りケーキ

今までに記憶にないので
生まれてはじめてかもしれません。
ケーキにろうそくを立てて火をつけ、
クリスマスソングのCD

部屋の明かりを消すと
体が動かなくて、頭が働かなくて
片付けられずゴチャゴチャとした部屋が
闇に消され、
ろうそくの明かりで闇に浮かんだケーキだけが、
別世界の風景のように、
美しく輝いて見えました。


さっそく食べてみると
たとえケーキミックスでも
とってもおいしかった。

なんと言っても手作りは、
生クリームの甘さや量を好みに調節できるし、
サンドする果物や飾りを自由にできる。
たっぷり2パック使った甘さ控えめ生クリームと、
削った板チョコと
新鮮な甘いいちご

とっても幸せな味

一時起き上がることも、立っていることも苦しくてできず、
まして、運転や、買い物になんかできなかった私が
自分でケーキを作ろうとするまでになったので、
よけいおいしく感じたのかもしれません。
「作りたい」と思うこと自体、
昨年のクリスマスには考えられなかったことで
体調や気力の回復の証のような
「思い出のケーキの味」

あとのクリスマス料理は
すべて、冷凍物のレンジおまかせ料理でした。
でも、このケーキひとつだけでも、
「手作り」ができたことが、昨年のクリスマスと違って
とてもうれしかった

昨年には考えられないことが
今年は少しずつできるようになっていく・・・。
ゆっくりとした
うっかりすると気づかないほどの微々たる速度の回復で
1年単位で振り返ると、気づくレベルの回復。
これが「脳脊髄液減少症」の治療後の
回復の仕方なのかもしれません。

前進と後退をくりかえし、
「3歩進んで、2歩さがる。

今まで体験したことのないような、不思議な治り方。
ゆっくりと改善と悪化を繰り返しながら、
らせん階段を上がるような回復の仕方に感じます。
無事ケーキを作り終え、食べ終わり、最後の力を振り絞って
かたづけを済ますと、
そのまま力尽きて寝込みました。
その後丸3日、体調不良で起きていられませんでした。


その日はほとんど横にならずに
いろいろとがんばっていたので・・・。
立っている時間が長かったせいかもしれません。
ケーキ1個作って3日寝込むようでは
ケーキ屋さんのパートで使ってもらえそうにありません。
「こんなことなら、来年はケーキを買おう。

言われましたが、
私は
「来年はもっと良くなって、寝込まないかもしれないよ。」
と言いました。
今年は、
自力歩行、自力外出、散歩、少しだけ走ること、
運転、買い物、ブログで文章や絵をかくこと、などなど、
昨年できなかったことが、
短時間なら、いろいろできるようになりました。
どこまで治るのかわからないけれど、
来年も、
今年できなかった事が、
またひとつ、できるようになってみたいと思っています。


・・・あと3日で、来年かぁ・・・・
