脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

セルフネグレクトと脳脊髄液減少症

2012年03月29日 | つぶやき

先日、孤立死についてこのブログで記事を書いた

それに関係してもう少し書きたいことを書く。

 

3月16日(金)の朝、NHKニュースで「セルフネグレクト」という言葉を知った。

 

3月15日、北区でセルフネグレクトの講演会があったようだ。

帝京大学 医療技術学部の岸恵美子先生がお話をされたようだ。

セルフネグレクトとは、

「生活において、
当然行う行為をしないか、する能力がなく、
自己の心身、安全が脅かされている状態」

 

だという。

岸先生によると、

「セルフ・ネグレクトは孤立死の予備軍」だという。

 

でも、岸先生はご存じなのだろうか?

脳脊髄液減少症でも、放置されれば、

結果的に、自分の世話も満足にできない、

セルフネグレクト状態になるっていうことに。

 

 

髄液漏れを見逃され続ければ、

誰も相談できる人も、支援してくれる人も、

生活を支えてくれる家族もいなければ、

孤独死に至ったって少しもおかしくないってことに。

 

 

おそらく、ご存じないだろう。

 

おそらく、そんなことは、さすがの研究者でも

想定外のことだろう。 

 

無理もない。

 

脳脊髄液減少症の見逃しで、それに近い体験を経験した患者しか気づけないことかもしれないから。

 

ニュースによると、

ニッセイ基礎研究所調べによると、
孤立死の約8割が、セルフネグレクトによるものだという。

 

ニッセイ基礎研究所 「セルフ・ネグレクトと孤立死に関する実態調査と地域支援のあり方に関する調査研究報告書」 




孤独な人が、もし脳脊髄液減少症を発症して、
見逃され続け、診断にも治療にも至れなければ、
結果的に
高次脳機能障害と身体の症状により、セルフネグレクト状態になりかねないと、

私は自分の経験から思う。

 

家族も、親しい知人もいない孤独な人は

高齢者のみならず年齢を問わずいるはずだ。

若い人にもいるはずだ。

 

親にも、

友人にも、頼れず、

相談する人もいないで、一人で苦しんでいる人が。

大都会の片隅にも、

きっといるはずだ。

 

セルフネグレクトに陥るのは、

老人に限ったことではないと思う。

 

もし、若い人でも、なんらかの外傷や暴力などで、脳に

高次脳機能障害を負っていたら、

外見からは普通の人と見えるために、

その人が、セルフネグレクト状態に陥っても、

その人間の人格の問題、罪として扱われるかもしれない。

 

そして、人がなんらかの原因で高次脳機能障害が起こり、

正常な判断や、優先順位の判断、片づけもできなくなった時、

もし、その人が母親なら、

こんな事件だって起こりかねないと、私は想定を広げる。

 

 

この世には、

今まで見過ごされてきた、なんらかの脳の機能低下が関係しているために引き起こされた事件事故が潜在している気がする。

 

もし、そうだとしたら、その人たちを罰することだけでは、

今後の似たような事件の再発は防げない。

 



孤独な人たちが、

ある日、なんらかの事故で体に衝撃を受けて、髄液が漏れだし、

仕事などで安静を保てなかったらどうなるのだろうか?。


たとえば、雪で転倒して腰や背中を激しく打ったけど、

その時はすぐ起き上がれて大丈夫だったけど、
だんだんじわじわ体調不良が出てきたらどうなるだろうか?

 

たとえば、一人暮らしで、

なんらかの事故で、

髄液が漏れだしたのに、

最初の症状は、たいしたことがなく、

外傷もなく、そのままにされたらどうだろうか?

 

私と同じ、髄液漏れの見逃されが招く、

地獄への道をたどることだろう。

 


でも、孤独であっても仕事をしている人なら、

症状が出ていても、

つらい体にムチ打って生きるため、仕事に出かけて行くだろう。

次第に症状が多彩になり、

症状が激しく重くなってきて、

頭が働かなくなり、部屋がかたづけられなくなり、

 

痛みや、だるさや、体調不良で、動けなくて、歯磨きも入浴も疲れて疲れてできなくなり、着替も困難になっていくだろう。


結果的に仕事はおろか、

食事作りも、買い物も、洗濯も、入浴も、歯磨きも、着替えも、

自分で自分の世話ができなくなっていくだろう。

 

それなのに、その原因が髄液漏れだと気づけなければ、

専門医にもたどりつけず、

病名もつかず、

たんなるだらしのない人間と周囲から誤解されてしまうだろう。



その状態を第3者が見たら、精神医学的には、

 

セルフネグレクトとか、

ディオゲネス症候群(Diogenes syndrome)、=老年期隠遁症候群=ゴミ屋敷症候群

と判断されるだけで、

 

そうなった根本原因が脳脊髄液漏れの脳の機能低下による、

高次脳機能障害にあるかもしれないということを、

医療関係者も、福祉関係者も

誰も気づけないだろう。

 

 

精神科医にとっては、髄液漏れ での結果そうなったなんてことは、考えもしない、想定外のことだろう。

 

もう、想定外なんて言葉は、震災だけでたくさんだ。

 

「想定外」なんて言葉は、この世からなくしてほしい。

人間は過去から学び、今後に生かし、想像を広げて

対策をたてることができるはずだ。

 

 

私たちは想像力を働かせて、想定を大きく広げ、

せまりくる危険性について予測し、

被害を未然に防いだり、最小限にできるように

しなければならない。

 

それはなにも地震や津波だけに限らない。

病についても、同じだと思う。

情報と、想像する力が、

被害を大きくすることを未然に防ぐのだと思う。

 

脳脊髄液漏れが原因で、精神機能の低下から、

うつや不安や、対人恐怖症になったりし、

 

精神状態が不健康になり、人とのかかわりも避けるようになり、

さらに、治療にも至れず、自分の世話もできなくなれば、

行きつくところは、孤独死だろう。

 

その人が、生計を担うものだったり、親だった場合、

命を落とすのは、

その人だけではすまないだろう。

 

自分の世話も満足にできなくなったら、

自分より弱いものの世話などできるはずがない。

 

 

それは放置された人の緩慢な自殺や、一家心中を、誰も止められないのと

同じかもしれない。

 

いわば、見殺しだ。

国は、3月は自殺予防強化月間とか、

「あなたもゲートキーパー宣言!」

国を挙げて旗振っているのに、

 

 

脳脊髄液減少症のゲートキーパー宣言は

全くうながしていない。

 

脳脊髄液減少症だって、

国民皆がゲートキーパーになり、

「気づき」「傾聴」し、「(専門医に)つなぎ」「身守れ」 ば

かなりの人の命が救われるはずなのに・・・・・

 

脳脊髄液減少症の予防が人の死の予防、孤独死の予防、

自殺予防にもつながることに、

総務省も気づいていないらしい。

 

 

損保や、生命保険会社は、そろそろ気付くべきだ。

脳脊髄液減少症を見逃し、放置すればするほど、患者を見逃せば見逃すほど、

脳脊髄液減少症見逃し患者は治療もされないまま社会に蓄積していくということを。

そうなると、年齢が上がれば上がるほど、患者は蓄積し、

脳脊髄液が漏れ続けた患者は症状が悪化し、年齢による老化も加わり、さらに自立できなくなっていくであろうことに。

 

脳脊髄液減少症患者のほとんどを、診断できないうような、見逃す数の方が多いような

今の「起立性頭痛が前提」の脳脊髄液漏出症の診断基準では、

人は救えないってことに。

 

髄液漏れ患者を一人残らず早期発見し、早期治療で完治できる人は完治してもらい、

元気になってもらい、社会復帰して働いてもらい、健康で幸せに生きてもらったほうが、

保険会社にとっても、得だということに。

 

いつまでも脳脊髄液減少症患者に冷たい社会は、

結果的に、自分たちの首も締めるってことに。

 

精神科医も、人に起る精神機能の異常、低下の背景に、

脳の機能低下、が隠れているかもしれないってことや、

その原因のひとつに、

髄液漏れや髄液減少が隠れているかもしれないってことに

そろそろ気づいて、

患者を診るとき、いつも頭の片隅に、

脳脊髄液減少症を思い浮かべてほしい。

 

そのためにも、国や行政がもっともっと脳脊髄液減少症について

国民や、県民に、

周知徹底してほしい。

 

鳥取県庁ホームページの鳥取県政だより から以下リンク) 

鳥取県政だより 2012年4月号、11ページ「脳脊髄液減少症をご存じですか?」

 

脳脊髄液減少症の周知徹底の重要さに気づいてきた県と、

まだまだそうでない県、

あまりにも差がある。

 

その差は、その県の

脳脊髄液減少症の患者たちの声と行動力の差でもあるのが

現実。

何の動きもない県の患者たちは、がんばって声をあげてほしい。

 

症状がきつくて、そんな体力も気力もわかないだろうけど、

それでも、黙っていないでほしい。

私たちが黙っていても国や県がどんどんと自主的に動いてくれるわけじゃない。

 

だから、全国の患者がつながろうって、心をひとつにしようって

私は何度も皆さんに頼んでる。

患者会がどことか、所属がどこだから、

あなたがたとは手をつなげないなんて

平気で言っている人は、

本当の脳脊髄液減少症の恐ろしさを知らない人だと思う。

知らないから、そんなのんきなことが平気で言えるんだと思う。

毎日新聞

 

 

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毎日新聞 

2012年03月28日 | つぶやき

毎日新聞2012年 3月27日 大阪 地方版

車社会を考える:

取材を受けてくださった患者さん、ありがとうございます。

 

脳脊髄液減少症のこどもの患者さんのお母さんが、

声を上げることはあっても、

10代のお子さん自らが、ご自分の体験を語り、実名で訴えてくださる例はとても少ない。

 

みな、お母さんともども、黙ってしまうことが多いのに、

 

出てくださっても、仮名が多いのに、

なんと勇気があることか・・・。

 

やはり、実名で、体験を語ることは、信ぴょう性があるし、

説得力があります。

 

よくぞ、取材を受けてくださいました。

ありがとうございます。

 

最近の脳脊髄液減少症の患者さんでは体験せずにすんだ、

長期見逃された患者ならではのつらかった日々が、この記事からは伝わってきます。

 

本当に記事のとおりです。

この病は、事故からすぐに診断治療にたどりつける人ばかりではないのです。

何年も何年も、原因がわからず、さまよっている人たちが、まだまだたくさん潜在しているはずなんです。

だから、その人たちに伝えなければならないんです。

 

あなたのその原因不明の体調不良、発熱、その激しいだるさ、その全身の痛み、

「脳脊髄液減少症を一度でも疑ったことありますか」って・・・。

問いかけて、

気づかせてあげなければならないんです。

それが私たちの役目だと思います。

 

脳脊髄液減少症は、精神も体も不調になるから、精神科や内科を転々とするし、

ホルモンの中枢の司令塔の脳がおかしくなるから

ホルモン数値もおかしくなるし、

全身が激しく痛むし、高次脳機能障害はでるし、

体温調節がおかしくなるから、一見感染症にかかったかと誤解されるような発熱が続くし、

皮膚病かと思われる症状や、もともとあったアレルギー反応がものすごくひどくなったり、

ぜんそくのような気道の狭窄、呼吸困難、心臓発作のような不整脈や、激しい頻脈、除脈、

全身の激しいだるさ、痛み、

とにかく、ありとあらゆる症状がでるんです。

 

だから、

その症状から、「外傷性の脳脊髄液減少症」なんて、普通の人にはぜんぜん思いつかないんです。

 

まして、

医師もしらないし、考えもしないし、患者が指摘しても、

そんなことあなたの症状から考えられないって、否定されちゃうんですから・・・・・

とにかく気づきにくいんです。

とにかく他の病名とまぎらわしい症状がでるんです。

 

原因は髄液漏れや髄液の減少による脳の不調なんです。

 

脳が不調になれば、どんな症状が出たっておかしくないのに、

現代医学が専門化され、縦割りになったせいで、

総合診療が軽んじられた結果、脳脊髄液減少症みたいな多彩な症状が出る病は、症状ごとに

各科をたらいまわしにされるんです。

 

脳脊髄液減少症の症状を、各診療科ごとにわけてバラバラに見たって、それが何を意味するのか

わかるわけがありません。

 

症状ごと、たまたま出た異常数値ばかりに、医師は目を奪われて、

その大元の脳に、なにか起こっていることには、気づけないんです。

 

症状からはおもいつかない、気づきもしない。

それがこの病の本当の恐ろしさ。

 

普通の病と違って、なかなか真の病名にたどりつけず、

脳脊髄液減少症の症状ごとに、さまざまな病名がつけられて誤診されたり、

あるいは異常なしとほうりだされたり、

精神科にまわされて、抗精神薬の薬漬けになったりす。

 

 

そうこうしているうちに、悪化させてしまう、

病名の認知度がひくく、気づきもできない、

それが

脳脊髄液減少症の、もっとも恐ろしいところ。

 

事故から、すぐ、脳脊髄液減少症の病名にたどりついた人たちは、

たとえ今症状に苦しんでいたとしても、

まだ幸運な方なんです。

 

昔の交通事故被害者と違って、

最近の交通事故での脳脊髄液減少症の患者さんは、

ある程度は、社会に外傷性脳脊髄液減少症の認知が進んできたから。

 

私たちのように、

長期間、医師や家族に相手にされなかったり、冷笑されたり、

仮病扱い、怠けもの扱いされないだけでも、

 

今は比較的也早く、

温かく医療や、家族に支えられるだけでも、

それだけでも、

ものすごく精神的に楽なはずです。

 

 

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第10回 脳脊髄液減少症研究会

2012年03月24日 | 情報

脳脊髄液減少症研究会 

高橋先生のブログ

国立行政法人病院機構 福山医療センター 脳神経外科

脳脊髄液減少症の診断と治療

明舞中央病院 脳神経外科 

山王病院脳神経外科

 

第1回脳脊髄液減少症研究会は、厚生労働省脳脊髄液減少症研究班が発足する以前の

2004年から行われていました。それ以前は

低髄液圧症候群として第1回と第2回が行われていたようです。

 

2003年10月2日

2003年11月6日

 

第1回脳脊髄液減少症研究会 (2004年)

第2回脳脊髄液減少症研究会 

第3回脳脊髄液減少症研究会

第4回脳脊髄液減少症研究会

第5回脳脊髄液減少症研究会 (2007年)

2007年の記事

第6回脳脊髄液減少症研究会

第7回脳脊髄液減少症研究会 (2009年)

第8回脳脊髄液減少症研究会 

第9回脳脊髄液減少症研究会

2011年6月8日

いよいよ、今年、10年めの

第10回脳脊髄液減少症研究会が行われます。

 期待しています。

 

でもさ、このパイオニアの医師の集まり「研究会」とは別な組織の

厚生労働省の脳脊髄液減少症研究班には、

 

髄液漏れなんて存在しないって言い張ってたり、

外傷では起きないか、起きてもきわめてまれ、なんて考えの医師が多くまじっていた。(今も?)

 

その厚生労働省の研究班は「漏出症」として、

起立性頭痛がある患者のみを100パーセント選んでおいて、

その患者100パーセントだけで、診断基準つくっちゃったんだよね。

 

これっておかしいよね。

たとえば、頭痛がある患者だけをあつめて

脳腫瘍の診断基準を作ってしまったら、

頭痛があることが前提の脳腫瘍の診断基準ができてしまうもの。

頭痛がないけど脳腫瘍の患者は、最初から排除されているわけだから、

その診断基準に反映されるわけがない。

 

いい加減、厚生労働省の研究班も、脳脊髄液の漏出だけでなく、

漏れは止まっても、なかなか髄液が増えないための症状も認めてほしいな。

 

脳脊髄が多すぎるのは認めて、減ってしまうのは認めないなんておかしいよ。

脳脊髄液「漏出症」という名前にこだわり、髄液が減少していることを画像からは証明できないから認めないっていうのは、

高血圧という病態は認めて、低血圧なんてないって言っているようなものだと思うよ。

出血していないんだから、血圧が低くなるわけない、と言っているようなものだと思うよ。

でも、実際は、血圧って、出血していなくても低くなることがあるのに。

昨年、初の診断基準を出して、病名を「漏出症」にすることで、そう診断される患者をより絞って数を少なくしようとする魂胆が

見え隠れする気がします。

 

要するに、髄液が何らかの理由で増えて、髄液圧が正常で、

「特発性、正常圧、水頭症」になることは認めているんだから、

何らかの原因で髄液が漏れたり、圧が正常だけど、髄液が減少しているということは

確認できないから名称として認めないっていうのは、おかしいと思う。

 

髄液が増えることを認めるなら、その逆で減ることも認めなきゃ。

髄液が増えたってことだって、人間の髄液の量全部測って増えたの確認したわけじゃないでしょ?

それなのに、増えたって、画像だけでそういう判断したわけでしょ?

だったら、髄液の減少だって、脳の画像で判断したっていいんじゃない?脳が下がっている画像とかで・・・。

ねえ、厚生労働省の研究班さん・・・・違う?

 

早くから治療にあたってきたパイオニアの医師たちの集まりの「研究会」の先生が、

もっともっと、厚生労働省の「研究班」に入ってくださり、

患者の現実にそった、

本当に患者を早期発見できる、本当に患者を救えるような、

真の意味での診断基準に

これから「班」を導いていってほしいな・・・・・。

 

毎日新聞

 

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「孤立死」を防ぎたいなら、脳脊髄液減少症患者を見逃さず早期発見せよ。

2012年03月20日 | 他の病名との関連性

以前にもこのブログに書いたけれど、(この記事の後半に書いてあります。)

NHKの「真相ファイル 追跡」の「札幌の孤立死」の内容を見て、またとても気になった。

しかも、死因は司法解剖の結果「脳内血腫」

それって、髄液漏れでも起こる「慢性硬膜下血腫」ではないの?

って思ってしまう。

 とても気になる。

こちらも読んでみて。)

(報道特集はこちら。)

 

「追跡」によると、

42歳の姉は、体調を崩し、仕事をやめた後も、

知的障害の妹とともに、札幌で暮らし、

体調不良を抱えながら、必死に求職活動をしていたという。

 その体調不良の内容について、

番組で亡くなった姉の知人が語っていた内容が

妙にひっかかった。

 「朝起きられない。起きようと思うんだけれど、吐き気がして起きられない。」と

亡くなる前に言っていたと・・・。

 好きだった野球関係のブログに書き込んだ文字も、

「野球を見に行きたいけれど、

体力がもつか・・・・」

 就職活動をしたり、野球を見たいという気持ちはあるのだから、

うつ病ではないと思う。


そういういろんなことに興味や関心はあるのに、体がついてこない、仕事がやっと決まっても体調不良で続かない病って、

いったい何なの?

それって、脳脊髄液漏れの可能性ないの?

 脳脊髄液漏れって、雪道で転倒したって

起こりうると私は思う。

 生きようとして、2012年の家計簿まで作っていたのだから・・・

なのに、死に至るまで放置された体調不良。

単に経済苦で栄養不足が原因で病死したわけではなく、

体調不良で働けなくなったことがそもそもの原因ではなかったか?

おそらく医師も一度くらいは受診していただろう。

にもかかわらず、

のちに脳内血腫を起こすほどの、じわじわ進む体調不良って

いったい何なの?

 

朝起きられない、起きようと思うんだけど吐き気がする症状って、

それっていったい何なの?

 

たしかに、司法解剖の結果死因は「脳内血腫」だろうけど、

それに至る原因は、いろいろ考えられるはず。

 症状は、

かつての髄液漏れが放置されていた時期の私の状態をそっくりだよ。

私も一歩間違っていたら、「髄液漏れ」に殺されていたかもしれないと思ってしまう。

もし、私が、慢性的な髄液漏れで、「脳内血腫」を起こして、

死んでいたなら、

私自身も、誰にもそれまでの体調不良も、

死亡に至った脳内血腫を作ったそのまた原因も、

それが「交通事故が原因で起きていた、脳脊髄液漏れ」が大元の原因だと知られないまま、誰も想像もしないままだったかもしれない。

 

私は、なんで自分が死んでしまったのか原因もわからないままだったろう。

 

亡くなった姉のこずえさんが、

脳脊髄液漏れがあったかどうかは、もはやわからない。

 でも、

死に至らしめるような重大な病が

 

誰にも気づかれず、見逃され、適切な医療に救われないまま、

無理に無理を重ねながらも、求職活動をして、働いて生きていこうとしたことだけは確かだと思う。

 

なぜ、亡くなった40代の姉は

3年前には肩こりと診断され、

脳外科受診歴もあったというのに、

 

死に至るほどの体調不良があったにも関わらず、

医療にその不調の原因を見つけてもらい、

適切な治療を受けて救われなかったのか?

 

見逃した脳外科医とはいったい誰なんだと思う。

 

なぜ、生活保護が受けられ救われなかったか?よりも、

私はむしろ、そっちの方が非常に気になった。

 

 脳脊髄液減少症では死にはしないなんて、医師も患者も

軽く見る人たちも多くいるが、

 

私は自分の経験からも、

「脳脊髄液減少症」の見逃しや、放置が、

「孤立死」と無関係だとは、全く思わない。

 

一人暮らしや、身よりのない孤独な人が、

もし、ある日、転倒などなんらかの事故により「脳脊髄液減少症」を発症したなら、どうなるだろうか?

 

もし、本人も受診した医師も、「髄液漏れ」という

ケガの存在を全く知らなかったら、どうなるだろうか?

 

もし、ケガをした当初は、大丈夫であっても、

じわじわと症状が出てきて、働けなくなったり、

体調不良で日常生活もままならなくなったらどうなるだろうか?

 

仕事はおろか、やがて買い物にも行けなくなるだろう。

やがて、入浴も歯磨きも、炊事も、食器洗いも

だるくて、疲れて、しんどくて、

できなくなるだろう。

 

朝はもちろん、起き上がれず、やっと起きても吐き気で普通におきられないだろう。

 

 もし、それでも病名がつかず、原因不明とされたら、

どうなるだろうか?

 

少し考えて見てほしい。 

 

脳脊髄液減少症の現実を知っている人なら、

脳脊髄液減少症の発見が遅れ、治療もされず放置されれば、

孤立死に至る可能性も十分あることが

想像できることだろう。

 

もし、本気で今、

社会が「孤立死」を防ごうとしているのなら、

 

たとえどんなにありふれた初期症状からでも、「脳脊髄漏れ」や「脳脊髄の減少による症状」は

絶対に見逃さない医療体制を確立しなければならない。

 

そのためには、「起立性頭痛」が絶対条件の

 あんな診断基準では絶対にダメだと思う。

あの診断基準では人は救えない。

脳脊髄液減少症患者も、早期発見できない。

 

だって、実際に「詳しい検査でしっかり髄液漏れがあった。」私でさえもあてはまらないような

診断基準なんだから・・・・

 

あの脳脊髄液漏出症の診断基準では人は救えない、

孤立死も防げない。

患者を早期発見、早期治療にも導けない。

患者を見逃し、再び「異常なし」とほうりだし、

 

患者は苦しんだあげく、症状による突然死や孤立死や、

自殺にまで追い込まれかねない

深刻な事態を招くだろう。

 

つまり、救う人より、見逃しほうりだされる人を多く出しかねない、

人殺し診断基準。

 

そんないい加減な診断基準、私はいらない。

髄液漏れ患者の私にさえ、歓迎されない、

脳脊髄液漏出症の診断基準って、いったい何のために作られたんだ?

「診断基準、診断基準」とうるさい患者をだまらせるため?

全体の患者のごく一部の患者しかあてはまらないように間口の狭い厳しい診断基準を作って、

脳脊髄液漏れだと診断される患者を絞りこみ、「少なく」して、

補償しなければならない患者を減らすため?

 

診断基準って何のためにあるの?

 

人の命も救えない診断基準って

いったい何?

 

私は断言する。

「脳脊髄液減少症の早期発見と見逃しのない早期診断と早期治療は、

孤立死も自殺も防ぐ」と。

 


※2020年12月22日上の本のリンクを貼りました。

 

 

 

 

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「なんとなく不調」の一因に「脳脊髄液漏れ」あり

2012年03月19日 | 他の病名との関連性

本日のNHKあさイチ

女性の頭痛、だるさ、冷え、不眠などの

「なんとなく不調」に漢方の話題。

先日NHKで放送した、「夜なのにあさイチ」の反響を受けてのようです。

でもね・・・・ちょっと待って。

私の例ですがね、

私の場合、原因不明の、

ひどい肩こり、

ひどいだるさ、眠気、不眠、

吐き気、朝起きた時の吐き気、

ふわふわ、ぐらぐら、ゆらゆらめまい、

手足の異常な冷え、

生理に伴う激しいイライラ、生理不順、月経痛の増強

月経困難

月経関連症状

生理にともなう全身症状(だるさ、頭痛)などの悪化、

頭が混乱する感じ、

気力がわかない、

物忘れが増える、

動悸、不安、精神神経症状

まるで、起立性調節障害のような症状、

頻尿、

起立性調節障害のような、たちくらみのような、

そして、更年期障害のような症状、

などの、

なんとなく不調の原因はね、髄液漏れだったんですよね。

 

今思えば、

「髄液漏れ」が始まって症状が出始めたころの初期症状だったんです。

 

それなのに、当時も私は当時

「髄液漏れ」なんて想像もしなかった。

 

だから、必死に治そうと医師めぐりをしたし、

その中で、もちろん漢方薬もいろいろためしてみました。

 

もし、あの初期の症状の段階で、

「髄液漏れ」の可能性に自分や医師や家族の誰かが気づき、

 

脳脊髄液減少症専門医にたどりついて、詳しい検査で診断がついて、

漏れている個所に、すぐブラッドパッチしてもらえていれば、

こんなにこじらせることはなかったんですよね。

 

早期診断、早期治療に至っていれば、

座っていることも、立っていることも長くできなくなり、

呼吸困難や歩行障害が出て、病院にさえ、自分ひとりで行けなくなるまで悪化することも、

なかったはず。

こんなにこじらせて、さまざまな症状が出てきて、何年も何年も苦しみ、

人生のほとんどを、「原因不明の不調」「精神的なもの」とされて、

「脳脊髄液漏れ」の治療を受けることもないまま、

放置されることもなかったんですよね。

 

だから、私はいいたい。

交通事故後、直後から、すぐさま頭痛や首の痛みが出て、誰の目からも交通事故が原因だとすぐわかり、救急車で病院に運ばれて、数か月も入院治療してもらえるような、

そして、1年以内に、「脳脊髄液減少症」の専門医にたどりつけるような

恵まれた患者さんばかりではないと。

 

交通事故が原因での「脳脊髄液減少症」だとわかれば、

家族もすぐさま理解して助けてくれるけれど、

それがわからなければ、助けてもらえるどころか、

延々と、理解されず、

周囲から、さんざんののしられ続ける人たちが、多数いるってことを・・・。

 

特に、交通事故後は、症状がなかったのに、

しばらくして、だんだんとなんとなく不調が出てくるタイプの「髄液漏れ患者」は悲惨だってこと。

 

本人さえ、事故との因果関係に気づけず、

医師にも軽症扱いされ、

さっさと示談してしまい、そのあとにじわじわ髄液漏れの症状が出てくる被害者がたどる

悲惨なその後の人生を想像してほしい。

 

だから、

「なんとなく不調」の影に隠れた「髄液漏れ」を見逃さないでほしい。

 

誰にでもありがちな不定愁訴は、

漢方で治るタイプの一般的な「不定愁訴」とは限らない。

 

特に、その不調の前に、「交通事故」「転倒事故」など、

体に強い衝撃が加わったことがあった場合は特に、

「髄液漏れ」の結果としての「不定愁訴」「なんとなく不調」かもしれないんですから。

 

もし、髄液漏れでの不定愁訴なら、

髄液漏れの治療を受けなければ、そのまま放置すれば、

私のように

どんどん悪化して寝たきりにまで至る危険がありますから。

 

誰にでもありがちな「なんとなく不調」の本当の原因は、「髄液漏れ」が原因という事実を、

実際私が体験しているのですから。

 

「髄液漏れ」をそのまま治療もしないで、

漢方薬をためしても、根本的な治療にはならないと思うから。

 

髄液漏れ患者が漢方薬をためすなら、

「髄液漏れ」の治療と並行して行うなら、別だと思いますが・・・。

 

特発性正常圧水頭症が

髄液が増えすぎて、さまざまな症状が起こるように

その逆で、

髄液が減ってしまった脳の人間には、

実にさまざまな身体的、精神的不調が起こるんですよ。

 

でもね、

そのことを実際に体験して知っているのは、

脳脊髄液減少症の経験者だけ。

 

それが現実。

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脳脊髄液減少症の一症状としてのパニック障害

2012年03月16日 | 他の病名との関連性

パニック障害とは

「何らかの原因」により、

脳が誤作動を起こす病だという。

 

それなら、その「なんらかの原因」のひとつに、

「脳脊髄液漏れ」も入るはずだ。

 

交通事故で脳脊髄液減少症を発症し、

呼吸困難、動悸、不安など、さまざまな恐ろしい症状を経験し、

一度は精神科に回された脳脊髄液減少症の患者さんと、

多数の脳脊髄液減少症の患者治療で、

患者の症状を見て聞いて知っている経験豊富な医師に、

ぜひ読んで、

考えてもらいたい本があります。

 

「私のパニック障害」 野沢真弓 著 主婦と生活社

山梨大学医学部精神神経科講師(2004年当時) 山田和男 監修

 

2004年に発刊された本のようで、

まだまだ脳脊髄液減少症という事故後遺症の存在も、

症状も、

今よりまだまだ世の中に知られていない時期に

出された、患者さんが書かれた本です。

監修は精神科医。

 

でもね、

自分の体験から、

パニック障害が、こころの病とは限らないと思うんです。

脳が原因での、器質的疾患からくる症状の可能性だって

あると思うんです。

脳脊髄液漏れだって、脳の機能を低下させ、脳の誤作動を起こさせる原因になると思うんです。

でも、「パニック障害と名前がつけられてきた発作、症状の一因に脳脊髄液漏れの可能性がある」

という、その考え方自体が、今までパニック障害と診断する精神科医にはなかった。

それが現実だと思います。

今も多くの精神科医が、そのことをご存じないでしょう。

 

 

脳脊髄液減少症の発症原因と症状に詳しい人たちなら、

上に紹介した本は、読めば必ず

脳脊髄液漏れの見逃しの可能性に気づくでしょう。

 

この本の著者の方は、いまお元気なのか?

精神科以外を受診されているのかと

非常に気になりました。

 

まさか、

今もパニック障害の治療だけを受けているとしたら・・・

 

とても心配です。

脳脊髄液減少症について、

社会にも医学界全体にもまだまだ認知度の低い現在も、

 

脳脊髄液減少症を見逃されている方が

他にもたくさん日本にいるように思います。

 

山田和男先生のプロフィールはこちら。

現在は、

東京女子医科大学東医療センター精神科

准教授のようです。

 

でも、ご存じなんだろうか?

ストレスが原因でなくても、脳脊髄液漏れでも、

人体には、

うつ病、パニック障害、社交不安障害、

不眠症、PMDD(月経前不快気分障害)、OFP(口腔顔面痛)、不安障害、認知症などと、

ほとんど同じ症状が出ることを・・・。

 

脳脊髄液漏れでの症状を、

統合失調症と間違われた方もいたことを・・・。

 

精神疾患でなくても、脳脊髄液漏れという器質的な問題でも、

これらの症状が起こりうることを・・・・。

脳脊髄液減少症患者は、症状を訴えても、

普通の検査では異常が見つからないために、

身体表現性障害を診断されかねないことを。

 

かつて、髄液漏れが原因だったのに、

そう診断された著名人がいたことを・・・。

 

もし、髄液漏れが原因での身体症状、精神症状なら、

薬物療法はそれこそ対症療法にすぎず、

髄液漏れがそのままでは、決して治らないことを・・・。

 

髄液漏れでの症状なら、

髄液漏れの治療が必要なことを・・・。

 

2004年から、8年が過ぎました。

 

もうそろそろ、

精神神経科の医師たちも、

脳脊髄液減少症という視点で、患者の症状を診られるようにならなければなりません。

 

髄液漏れた脳は、人間の心身の機能を不健康にさせることに、

気づかなければなりません。

 

でないと、今後も、脳脊髄液減少症患者を見逃すことでしょう。

 

そして髄液漏れを見逃されて、髄液漏れの治療をしないまま

薬物療法だけを受け続けた患者さんは、

もし、髄液漏れが自然治癒しなければ、

年々重症化していくでしょう。

 

私が見逃され続け、体調不良のまま生き、

ある、きっかけが重なると、

さらに急激に重症化していったように・・・。

 

 

私は、脳脊髄液減少症そのものより、

脳脊髄液減少症が医師により、見逃され続けることの方が恐ろしい。

 

脳脊髄液減少症の本当の恐ろしさは、

何年も見過ごされること。

家族にも医師にもその苦しみが何年も何年も時には何十年も、理解されないこと。

理解されないだけでなく、適切な支援もされないこと。

病人としてさえ認められないこと。

死ぬほどの呼吸困難の症状でも医療から見捨てられ、入院さえさせてもらえず異常なし、精神的なものと帰されてしまうこと。

 

支援されるどころか、「あなた自身のせいだ。あなた自身の問題だ」と原因を患者の心の問題などのせいにすり替えられ、

ののしられ続けること。

今も、病名もない状態にある脳脊髄液漏れ患者さんたちが、

他の病名をつけられて、

症状の真実の原因に気づいていない人たちが

たくさんいる可能性があること。

 

「脳脊髄液減少症」という病名さえ知らず、

誰も教えてくれず、専門医にもたどりつけず、

周囲にも家族にも理解されず温かく支えてももらえないこと。

これが脳脊髄液減少症の本当の恐ろしさだと

私は思います。

でも、このことは、たびたび脳脊髄液減少症について報道してくれた「テレビ朝日」の報道でも

十分世の中に伝えられなかったと感じています。

 

 

闘病記にもいろいろあります。

ご自分の市や街や県の図書館ホームページにアクセスして、

そこで蔵書を検索して、「脳脊髄液減少症」だけでなく、

「パニック障害」や「慢性疼痛」や「慢性疲労」に関する本をさがして

ぜひ読んでみてください。

昨日のあさイチにも高次脳機能障害の先生が出演されていましたが、

「高次脳機能障害」でも本を探して読んでみてください。

 

脳脊髄液減少症のさまざまな症状を経験したあなたなら、

その中に、同じ症状、同じ原因の人たちが紛れこんでいることに気づくことでしょう。

ちなみに、ここのリストの27ページにある「慢性疼痛」の柳沢桂子さんは

熱海のS医師により、検査で髄液漏れがのちにわかっています。

 

また、

まだ読んでいませんが、ここのリストの20ページの

こころの病に分類されている、

22番の「心因性とう痛障害」の

「椅子がこわい私の腰痛放浪記」本の説明にもある、

「原因不明の激しい腰痛と、それに伴う奇怪とさえ感じられるほどの異様な症状と障害に悩まされた。」という記述が

脳脊髄液減少症の私の症状と重なり、

非常に気になりました。

 

 

それから、脳脊髄液が漏れて減れば、

脳機能が低下するし、体調も悪いし、気力もでないし、

おまけに周囲にその苦しさを理解されなければ、

「うつ状態」になるのは、人間としてむしろ自然ななりゆきだと思います。

こころの病とされている人たちの中にも、

脳脊髄液減少症の治療で治る患者さんたちが、相当いるはずです。

最近ためしてガッテン、あさイチでとりあげられ大反響となった

特発性正常圧水頭症。

つまり、「(脳脊髄液量の調整という手術で)治る認知症」

 

私は、「脳脊髄液量の調整という手術で治るこころの病」

もあると思っています。

だって、こころって、人の精神状態って

脳機能が生み出すものだから。

 

つまり、外傷で髄液漏れてしまっているなら、

その髄液漏れというケガを「ブラッドパッチ」で治すことで、漏れを止めたり、

水頭症とは逆に、少ない髄液をなんとかして増やすことで、

脳脊髄液の循環状態を正常に近づけ、脳機能を正常に近づけ、

それによって治る「こころの病」も現実に存在していると思っています。

精神科医が、そういった目で患者を診てくれないだけで。

 

 

 

 

 

 

 

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澤選手は本当に「良性発作性頭位めまい症」なのか?

2012年03月14日 | つぶやき

なでしこジャパンの澤選手が

「良性発作性頭位めまい症」と診断されたそうだ。

NHKニュース

澤選手は4日に、突然「立っていられないほどのめまい」に襲われ、

その後、精密検査の末、医師に

ストレスと過労による良性発作性頭位めまい症と診断されたという。

本当にそうなのか?

本当に、ストレスと過労によるめまい発作なのか?

その精密検査とは、

脳脊髄液漏れも視野に入れた検査だったのか?

 

診断した医師は、脳脊髄液減少症のめまいと、その他をきちんと見分けられる方だったのか?

疑問は残る。

 

サッカーはあれだけ激しいスポーツだ。

激しい汗をかけば脱水ぎみになるだろうし、

あれだけ激しいヘディングがあるし、

激突、転倒もあるスポーツだ。

 

良性発作性頭位めまい症にも、もちろんなりうるが、

脳脊髄液漏れだってなりかねない。

 

実際に、海外のサッカー少女も脳脊髄液漏れを発症したらしいし

すでに、元なでしこリーグの西口選手も、

髄液漏れで、治療を受けている例がある。

 

サッカーで、

髄液漏れは発症するという実例があるのだから、

 

良性発作性頭めまい症」より「人体にかかる激しい衝撃」で起こる「脳脊髄液減少症」は

専門医によりきちんと除外されたのか?

とても心配だ。

 

過去記事:無視される脳脊髄液減少症のめまい

 

追記:私の経験から、脳脊髄液減少症のめまいと、

良性発作性頭位めまい症との違いは、

脳脊髄液減少症のめまいは、頭を動かしていなくても、突然起こることがあること。

元シンクロスイミングの武田美穂選手も、

良性発作性頭位めまい症だったらしいが、

武田選手が「耳の中で、カチという音がした後

まわりの景色がぐにゃ~とした。」というように、

音こそしないが、目に見える景色がぐにゃりとするところは、

脳脊髄液減少症の私も経験している。

脳脊髄液減少症では、頭を動かした時というより、

頭を動かしたり、目を動かした時、その目から入る画像の情報処理が脳が追いつかないために、ぐらんとめまいがするという感じがする。

いずれにせよ、症状が似ているし、外傷により両方を同時に発症しているかもしれないから、注意が必要だと思う。

それに、脳脊髄液減少症患者の早期発見と早期治療には

やなり、耳鼻科の先生と脳外科の先生の連携が必要だと思う。

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本日のNHKあさイチは「治る認知症」と「脳脊髄液」について

2012年03月14日 | 情報

2月22日に放送された、

ためしてガッテン の「認知症 治るタイプ大発見スペシャル」

が大反響だったようで、

本日のNHK あさイチは

 

「ためしてガッテンコラボ 認知症 予防できる&治るタイプ発見スペシャル」

のようです。

詳しくはこちら

 

高次脳機能障害が専門の森悦郎先生

出演されています。

 

「あさイチ」や「ためしてガッテン」で

脳脊髄液の増加が起こす症状だけでなく、

脳脊髄液の漏れ、減少によって引き起こされる症状についても、

そろそろ放送していただかなくてはなりません。

 

NHKは公共放送なんだから、

国民に、今現在わかっている脳脊髄液減少症の最新情報を伝える義務もあるし、

国民はそれを知る権利もあると思うのです。

 

みなさん、ご協力よろしくお願いします。

NHK「あさイチ」の生放送中にメールとファックスで意見を受けています。

メールでの意見の受つけはこちら

ファックスは 03-3481-0099

 

過去記事 2月22日

2月27日 必見!「ためしてガッテン」再放送

2月23日 ためしてガッテン28日深夜(29日)再放送。

2月28日 本日の番組表から

 

認知症も高次脳機能障害も、社会制度によって、呼び分けがされただけで、

用は人間の脳が障害されて、さまざまな機能が低下することには変わりないのです。

髄液漏れの私も、

複雑な料理ができなくなったし、新聞や本が読めなくなりましたし、

自分の家の住所も、電話番号も、聞かれてもすぐ答えられないこともありました。

足し算はできなくなるし、

もし、私が脳脊髄液漏れを発症した時期が幼児期だったら、発達障害とされたかもしれないし、

学習障害児とされたかもしれない、

頭を打ったとか、大きな原因がなければ、当時では「高次脳機能障害」という病名さえ、つけられてなかったかもしれません。

もし、私がかなり高齢になった時期に、髄液漏れを発症していて体の症状より、物忘れ、計算力の低下、気力の低下などの症状の方がめだったら、認知症と診断されていたかもしれない。

どちらも、「治療法はない。」とされて放置されたかもしれません。

髄液漏れを止める治療で、回復可能な認知症状態、高次脳機能障害状態であったとしても、

放置されていたかもしれません。

髄液が漏れると、

 

尿失禁(軽いと頻尿)の症状がでます。

歩行障害もでます。

歩き方が足が開いてガニマタにもなります。

私はそのせいで、何度も周囲にからかわれ、血縁の人間にまで、バカにされました。

足が脱力し、うまく動かなくなり、膝も上に上がりにくくなります。

そのため、小幅になります。

記憶障害もでます。

今までできたことができなくなります。

顔面神経が障害されて、顔がこわばり表情がなくなります。

結果、笑顔もでなくなります。

 

そう、「特発性正常圧水頭症での認知症」と同じような状態になるのです。

これらの症状は、よく観察すれば、

脳脊髄液減少症の人なら、年齢を問わず起こっている人が

必ずいるはずです。

年が若くても起こるのです。

 

 

 

髄液漏れでの認知症状態も、

治る認知症なんですよ!

治る高次脳機能障害なんですよ!

そのことを、

せめて、NHKは、無視しないで!

きちんと国民に伝えてください。

 

視聴率や、スポンサーを気にする

民放では

「脳脊髄液減少症」について、

多くの時間を割いて詳しく放送するには

無理があるんだから・・・・。

 

8時58分

たった今、ついにNHKあさいち

番組内で

「脳脊髄液」について、

模型を使って説明がありました。

 

ためしてガッテンに続いて、

ついにNHKあさイチで脳脊髄液について説明がなされました。

ただし、

「何らかの原因」で「脳脊髄液が増えすぎてしまう」「特発性正常圧水頭症」についての「脳脊髄液」の説明ですが、

 

脳脊髄液漏れや、脳脊髄液減少症について、

詳しい説明がある日も、近いことでしょう。

 

がんばろう!みんな。

 

NHKできちんと脳脊髄液減少症に伝えてもらえる日まで、

声をあげていきましょう!。

ひとりひとりの声は小さくでも、

集まれば、大きな力となり、

マスコミも国も動かせる。

きっと・・・・。

私たちは何も悪くはない、

ただ、

後に続く人たちが、私たちのような目に遭わないために

マスコミに正しい情報を国民全員に徹底的に伝えてほしいだけなんだから。

あんなおおざっぱな診断基準ではなく、

ひとりも、もらさず早期診断早期治療に至れるような

脳脊髄液減少症の診断基準ができて、

放置されて苦しむ人を今後は出さないでほしいだけなんだから。

今、

9時18分、NHKあさイチで「脳脊髄液が漏れだし」の言葉が流れました。

ただし、22日放送の「ためしてガッテン」で取り上げた

「慢性硬膜下血腫」を引き起こす原因としてですが・・・。

今から7年前は、

「脳脊髄液」という言葉さえ、

マスコミから流れてくることはほとんどありませんでした。

ましてや、

高次脳機能障害と認知症に、脳脊髄液がかかわっていることなど、

一切テレビから流れてきませんでした。

私がブログで、高次脳機能障害について書き始めたころも、

脳脊髄液漏れでの高次脳機能障害について詳しく書いている患者さんのブログは、あまりありませんでした。

あのころから考えれば、

かなり、「脳脊髄液」に関する研究も進み、

情報も出てきたと感じます。

 

 

 

 

 

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長引く治らない症状、本当の原因を教えます。

2012年03月13日 | つぶやき

あなたの長引く治らない症状を

脳脊髄液漏れ」が原因での症状かも?と考えたこと、

今まで一度でもありますか?

 

その疑いをはっきりさせるべく、

具体的に行動を起こしたことありますか?

 

たとえば、 

脳脊髄液減少症の専門医を探し当てて、相談に言ったこと、一度でもありますか?

脳脊髄液減少症に関する、患者の闘病記や、医学書を読みつくす、情報を集めるなど、

行動を起こしたことありますか?

ただ、漠然と、そういう病名があるんだ、似ている症状だなぁと思っているだけでは、

真相はどうかわかりませんよ。

 

脳脊髄液減少症の診断治療経験豊かな医師による判断、

あるいは、専門の検査を行った結果、脳脊髄液漏れはないと

しっかりと確認された上で、今の病名に納得していますか?

 

「脳脊髄液減少症?

「まさか、私のこの症状がね?まさかね。

こんなありふれた私のささいな症状が、そんな大それた病名でなんかであるはずないよ。」

って思ってませんか?

 

病名は知っているけど、頭痛はないし、脳脊髄液減少症ではないんでは?

不眠や、動悸や、めまいや、激しいだるさの症状では、

受診するのは内科では?

肩こりも、関節のふしぶしの痛みもあるし、受診するなら整形外科では?

全身の痛みは、線維筋痛症の内科の医師を受診すべきでは?

 

これらの症状で脳外科?なんで?って思って、

脳脊髄液減少症の専門医の脳外科医に相談に行くのを躊躇していませんか?

私は、専門医のところにたどりついた時には、

頭痛のない患者でしたが、髄液漏れてましたよ。

 

もし、今、ささいな症状であっても、体調不良の原因が

脳脊髄液漏れが原因なら、

漏れをそのままにしておくと、大変なことになります。

 

歩行障害、高次脳機能障害、など、実にさまざまな症状が出てきて、

自力で病院にも行けなくなります。

 

本当です。

 

だから、くれぐれも、脳脊髄液減少症を見逃さないようにしてください。

 

しかも、脳脊髄液減少症は誰にでも起こりうるにもかかわらず、

一般の医師には認知度が低いのです。

 

自分で情報を集めて、自己防衛してください。

 

さて、

今夜のみんなの家庭の医学

長引く治らない症状、本当の原因もう一度さぐります。

名医のセカンドオピニオンスペシャル5

 

が放送されます。

 

でも、

いつもの様に、脳脊髄液減少症という観点からは、

一切さぐられないでしょう。

 

脳脊髄液減少症の専門医も、おそらく一切出てこないんでしょう。

 

最近のマスコミの報道を見ても、

この病の抱える問題点のごくごく一部しか伝えられていないと感じています。

多くの一般人は、

今だ「自分には関係ない病」と受け止めてしまっていることでしょう。

 

誰にでも起こりうる。ということは、

いろいろな症状の影に隠れている可能性があり、

見過ごされている患者さんが多数いる可能性があるということです。

誤解され、家族にも症状を信じてもらえないとか、

周囲にも医師にも、誤解され、適切な支援を受けられていない人たちがたくさんいるということです。

 

そのことは、マスコミ報道ではなかなか伝わらない。

 

多くの医師も知らない、

マスコミも十分に症状について報道しない。

一般人なら、なおさら脳脊髄液減少症の詳しい症状は情報としてなかなか伝わってこない。

 

だから、現状では、

「脳脊髄液減少症かも?」と気づくのは、あなた自身や家族の情報収集力、判断力にかかっているのです。

もし、髄液漏れが原因の症状で、放置すれば、

症状が悪化して、高次脳機能障害と身体症状の激しさで、

情報収集も、判断するのも、専門医を探しあてて、そこへ行くのさえ、自分だけでは難しくなります。

だから、少しでも早く、気づいてください。

なんでも、早期発見と早期治療が大切です。

 

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被災された方は手を挙げてくれない。

2012年03月10日 | つぶやき

まもなく、震災から1年になる。

 

昨日の金曜プレステージ

「自衛隊が撮った3・11 そこにある命を救いたい。」を見て

ある自衛隊の方の話が心に残った。

 

それは、

震災直後の各地から、

被災地で、被災者の救出にあたった、自衛隊の

東北方面総監部 情報部長の荒瀬弘毅部長の言葉だった。

 

 

「被災された方は手を挙げてくれない。

(被災者は)声を出せない。

実は、声を出せない被災者の方が多くいる。

その、声を出せない人のところを

ぼくらが捜し当てなきゃならない。」

 

私は、この言葉を

脳脊髄液減少症に否定的だったり、無関心だった医師たちに聞かせたいと思った。

 

自分は脳外科ではないから関係ないとか、

脳脊髄液減少症患者の早期発見に無関心な医師たちや、

脳脊髄液減少症の治療現場での混乱を「静観」し、

見て見ぬふりしてきた医師たちに、

この言葉の意味を考えてもらいたいと思った。

 

医師だって、

症状の原因を探し当てるプロじゃないのか?

 

脳脊髄液減少症を発症しながら、そうとは気づかず、

社会や医学界の無理解というがれきに埋もれて

もだえ苦しんでいる人たちが、

この日本にもたくさんいるはずだ。

 

その人たちもまた、

自ら声を上げたり、手を挙げたりして、

助けてほしいと声をあげられない人たちだと思う。

 

声を上げられない人たちこそ、

助けが必要な人たちだと私は思う。

 

声なき脳脊髄液減少症患者を救うために、

医師も、自ら患者を探し当ててほしいと願う。

 

そのためには、

目の前に現れる患者の中から、

脳脊髄液減少症患者を探し当てられるようになるだけの、

脳脊髄液減少症の最新の知識と情報を得てほしい。

 

脳脊髄液減少症患者治療のパイオニアの医師から、

真摯に学んでほしい。

 

自衛隊の人たちが、生存者を一人残らず見つける意気込みで

救助に当たってくださったように、

 

医師もまた、

不定愁訴を訴えてやってくる患者の中に隠された、

脳脊髄液減少症患者を見逃さないで

一人残さず見つける意気込みを持ってほしい。

 

本日の朝日新聞 土曜版のbe の

「フロントランナー」の記事の題は

「待っているだけでは、来ない人こそ救いたい。」だった。

このタイトルも心に響いた。

 

働く人を心身両面で支えるプログラムを企業などへ提案する、

ピースマインド・イープ副社長の

市川佳居さんの話がbeの1面と3面に載っていた。

 

その市川さんの言葉。

「相談室やクリニックで待っているだけでは会えない、

自分で問題に気づかない人や、

一人苦しんで悲しい最後を迎えてしまうような人を」

救いたいという内容のお話。

 

本当にそうだ。 

 

脳脊髄液減少症患者も、

「待っているだけでは来ない人」の中にこそ、

本当に救済が必要な人たちがたくさんいるはずだ。

 

情報がなく、

自力ではインターネットで情報を得ることも難しく、

 

脳脊髄液減少症という事故後遺症の詳しい症状を

全く知らない人たちが、

まだまだこの日本に埋もれている。

 

これでは、救えるものも救えない。

治るものも治らなくなる。

 

災害でも、病でも同じだ。

情報がなければいち早く気づけない。

 

だから、早く

脳脊髄液減少症についても、

等しく国民に情報を伝えてあげてほしい。

 

けっしてまれな病ではなく、

認知度が低いだけで、気づかれていないだけなのだから。

 

ありふれた症状の影に隠れているのだから。

 

理解ある家族にも配偶者にも恵まれず、

自力では脳脊髄液減少症に理解ある医師にもたどり着けず、

自費の治療を受けることも経済的にもできない人たちが、

この日本に大勢いるはずだ。

 

いわば、見えないがれきに埋もれた

見えない「脳脊髄液減少症」という名の被災者が

たくさん埋もれているはずだ。

 

その

「声を上げられない人たち」こそ、助けてあげてほしい。

早く。

一刻も早く。

 

そのためには、

国も行政も、マスコミも、震災だけでなく、

もっともっと、何度も、繰り返し、

脳脊髄液減少症という事故後遺症の存在を、

国民に伝えてほしい。

 

その詳しい症状を伝えてほしい。

 

助けてくれと手を挙げられない患者たち、

声をあげられないでいる、事故被害者での脳脊髄液減少症発症者たちを、

どうか、周りが探し当てて、救いだして回復へ導き、

その命と人生を助けてあげてほしい。

 

 

研究班が発足して、最初の約束の3年はまるまるすぎて、

 

さらに1年延長してもなお、

 

ブラッドパッチ治療の保険適用はもはやいつになるやらわからない。

 

あと、どれくらい患者たちは放置されればいいというのだ。

 

あと、どれくらい、自力で生きろ、自力で治療しろというのだ。

 

社会や医学の無理解という見えないがれきに埋まって、

目には見えない症状の苦しみを抱えて、

「誰にもわかってもらえない。誰にも助けてもらえない」と

絶望と孤独にもくるしんでいるであろう

日本中の脳脊髄液減少症患者たちも、

助けてあげてほしい。

 

その人たちは、目立たず、誰にも気づかれず、

助けてくれと、声も手も上げないで

一人耐えているかもしれないのだから・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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山口美江さん急死

2012年03月09日 | 情報

スポニチ

毎日新聞

http://news.livedoor.com/article/detail/6352629/

タレントの山口美江さん(51歳)が自宅で亡くなっているのが

発見されたそうです。

まだまだ活躍していただきたかったです。

 

死因は調査中らしいですが、

体調不良でめまいやどうきが止まらず、

医師を受診していたが、原因はわからなかったそうです。

 

まさか、まさか、山口さん、過去に交通事故にあってませんよね・・・・。

まさか、

交通事故にあって、体に衝撃受けてませんよね・・・。

 

先月の凍結した路面で、転んで頭や背中や腰を打ったりなんか

していませんよね・・・。

 

いまはただ、ただ、

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

______

死因は心不全だって・・・・・

原因不明だとよく、そうされがちな死因・・・・

 

でも、その心不全を引き起こした、そのまた原因までは、いつもさぐられない。

 

原因がなんであれ、

めまいや動悸の段階で、医師がもっと深刻に症状を受け止めていて、

検査入院でもいいから、病院にいれば、

すぐさま適切な治療を受けていれば、助かったかもしれないと思うと、残念でなりません。

合掌。

 

 

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患者を見落とす「脳脊髄液漏出症 診断基準」

2012年03月08日 | つぶやき

朝日新聞「患者を生きる

3月1日の記事に、

川崎病の診断基準、

「5日以上続く高熱」と「いちご舌」にこだわり、典型例ではない川崎病を見逃し、

こどもに後遺症が残った例と

 

「こどもが生まれつきの症状などをうまく親に説明できないことに、

改めて気づいた」母親の話の

二つが載っています。

ぜひ、お読みください。

 

患者を生きる 読者編 3 「早く気づいてあげれば」

 

これを読んで、

昨年出た「脳脊髄液漏出症の診断基準」にこだわりすぎると、

こどもの脳脊髄液減少症の見逃す危険があることや、

大人であっても、起立性頭痛のないタイプの、脳脊髄液漏出症(私のようなタイプ)の見逃す危険性にも気づいてほしいです。

 

 

一度健康に成長したのちに、交通事故で脳脊髄液漏れを起こし、

健康だった時の自分と、髄液漏れ後の自分の体の差や

体の異常に気づき、

言葉で必死に医師に家族にその症状を伝えようとしてきた私でさえ、表現しにくい脳脊髄液減少症の症状の数々。

もし、乳児や幼児や、こどもや、高齢者が髄液漏れを起こしたら、

言葉で表現し、周囲に伝えることができるとは、とうてい思えません。

 

私がやっと生き延びて、脳脊髄液減少症だとわかり、

これだけ何年もブログに伝えようとして症状について書きつづっていても、

脳脊髄液減少症の経験のない私の肉親には、いまだに症状の深刻さが伝わっていません。

 

だから、

障害や年齢などで、自分の症状や苦しさを的確に周囲に伝える手段を十分にもたない人が、

もし、髄液漏れを起こしたら、

普通のケガや病気のように、本人が黙っていても、

周囲が気づいて、適切な医療に助けてもらえるとは

とうてい思えません。

 

言葉で自分の症状を表現できる患者だって、他の疾患と間違われやすいのですから、

症状を訴える力のない人たちが、もし髄液漏れを起こしていても、

周囲が「これは髄液漏れかも」と自発的に気づいて、助けてあげられる体制なんか、全く整っていないのですから。

 

だから、

こどもの不登校、ひきこもり、

発達障害様のこどもの高次脳機能障害の影に潜む、

脳脊髄液減少症の可能性についても、

多くの人たちに考えていただき、見逃さないようにしていただきたいのです。

こどもは自分に起こっていることが、「髄液漏れによる症状」だなんて気づけないし、

症状をうまく伝えることは難しいはずですから。

 

現在の「脳脊髄液漏出症」の診断基準では、

こどもの脳脊髄液漏れ患者はおろか、

すべての脳脊髄液減少症患者を正しく早期に診断治療に導くことはとても困難だと思います。

 

あの診断基準では、

髄液漏れ患者を見つける数よりむしろ、

脳脊髄液漏れ患者を見逃す方が多いのではないかとさえ思います。

 

そもそも、「起立性頭痛」がある患者のみを選びだして、100%「起立性頭痛がある患者だけで

検証されて作られた診断基準」です。

つまり、最初から、「起立性頭痛がないタイプ」の脳脊髄液漏れ患者(私のようなタイプ)は

排除されたまま、作られた診断基準なのです。

そんな診断基準ってある?

 

診断基準としておかしいとは思いませんか?

 

これを、「川崎病」の診断基準にあてはめて考えてみます。

 

以下はたとえです。

もし、苺舌がある患者のみを集めて、その患者のみから

「苺舌」の症状があることが絶対条件での

「川崎病」の診断基準を作ったとしましょう。

 

苺舌の症状のない患者は、最初から一切排除したまま、

「川崎病」の診断基準をつくるのです。

 

最初から、いちご舌の特徴のある患者のみを集めて「川崎病」の診断基準を作ったのですから、

患者のすべてに「100パーセント、苺舌の特徴のある患者」

になるにきまってます。

そこから、「川崎病の患者には100パーセント苺舌」の特徴がみられる。とされ、

それが診断基準になったとしたら、

それってちょっとおかしくない?

 

 

診断基準を作る過程で、

「例外で、苺舌の症状がないけれど、他の症状から総合的に診断すると、実際は川崎病である。」というこどもの症例は

一切排除してあり、はじめから視野に入っていないまま

診断基準を作るのって、変じゃない?。

 

もし、「川崎病」がそういう診断基準の作り方をしたとしたら、

苺舌の特徴がないんだから、「川崎病ではない。」ということになり、患者のこどもが見逃されて、手遅れにしてしまう危険もあるんじゃない?。

 

 

「苺状の症状はないけれど、他の症状から総合的に見て川崎病」というこどもの患者を

やすやすと見逃すような、そんな診断基準が

もしあったとしたら、どうですか?

 

患者を漏れなく救い、治療に導くのためにあるのが「診断基準」なのではないですか?

 

患者を適切に診断できず、見逃すことが多い診断基準って

それって、

診断基準としての価値があるんですか?

 

例外を一切認めない、診断基準。

ごく一部の患者しか、あてはまらない診断基準。

それって、

本当に患者を救うために作られた診断基準なんですか?

おかしくないですか?

 

 

現在の脳脊髄液漏出症の診断基準では、

起立性頭痛のない私は、起立性頭痛がないんだから、検査の必要がないと

検査の段階ではじかれかねません。

 

現在の診断基準は、欠陥だらけで、私のような起立性頭痛がない患者はもちろん、

こどもの患者には当てはまらず、すべての患者を早期発見早期治療に導くことなど、できない診断基準だと思います。

 

 

川崎病の診断基準も、

32年かかって少しずつ改訂され、現在の診断基準にまで変わってきたようです。

 

脳脊髄液漏出症の診断基準も、32年くらいかからないと、

脳脊髄液漏れ患者の実際の状態に近づくことはないのでしょうか?

 私は32年も待てませんよ。

 

でも、保守的な医学界です。

一度決まってしまった診断基準は、そうはやすやすと改訂されないのかもしれません。

 

でも、「起立性頭痛患者しか集めていないで作った診断基準」なんて

どう考えてみてもおかしい。

一年でも早く、どんどん現実に合わせて改訂していただきたい。

 

患者はこのおかしさに気づいて、怒りを風化させないで、

もっともっと強く訴え続けるべきだと思います。

こどもたちを守るためにも・・・。

 

参考:川崎病 

 

朝日新聞 

「患者を生きる」連載

読者編 1 「わがままといわれて」

読者編 4 「職場が原因でぶりかえす。

読者編 2 「いい医者に出会いたい」

 

脳脊髄液減少症の診断と治療こそ、

各診療科医師の連携が必要だと思います。

 

読者編 5 「大人になっても続く闘い」

「もし、子が日本で発病していたら、

もし、もっと早く気づいて治療が早かったら、

こんなに重い症状にならなかったかもしれない。

親として守ってあげられなかったという思いでいっぱい。」

そう自分を責める親が、脳脊髄液減少症でも出てほしくありません。

そのためには、

世界中の医師や

世界中の人たちに、脳脊髄液減少症についての知識が広がることが必要ではないでしょうか。

 

日本から、外傷性脳脊髄液減少症の情報がアメリカに届け

世界中の医師と保護者に届け!

 

 

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炎症を引き起こすタンパク質「MCP-1」

2012年03月07日 | 情報

3月7日

NHKニュース (ニュースの動画が見られます。)

 以下NHKニュースより

『ストレスが、

炎症を引き起こすタンパク質を増加させ、血液に固まりが出来やすくなるなどのメタボリックシンドロームの原因になることを、名古屋大学のグループが動物を使った実験で解明し、

ストレスに関係する病気の治療法の開発につながると期待されています。

実験を行ったのは、名古屋大学医学部の室原豊明教授と竹下享典講師らの研究グループです。


グループでは、マウスを1日2時間、狭い筒の中に入れてストレスを与えながら2週間飼育し、経過を調べました。


その結果、ストレスを与えたマウスは、炎症を引き起こす「MCPー1」というタンパク質が

正常なマウスに比べて大幅に増加し、炎症を示す反応が正常なマウスの2倍から3倍になっていました。


そして、糖尿病になりやすくなったり、血液に固まりが出来やすくなったりして、メタボリックシンドロームと同じ症状が出ていました。


一方、「MCP-1」の働きを抑える治療をすると、症状はいずれもほぼ回復したということです。


竹下講師は「ストレスが実際に病気を引き起こすことが確認できた。

ストレスが原因で病気になった場合の治療薬の開発などにつながると期待している」と話しています。

以上NHKニュースより。

__________________________

 

ニュース聞いて、ふと考えた。

脳脊髄液減少症のマウスを作ったとしても、

そのマウスが感じている不定愁訴や痛みや体調不良は、外見からわからないから、

人間がそのマウスの感じている視覚、聴覚、触覚、味覚などの異常や症状を把握して、

研究するのは難しいんだろうな・・・・と。

 

その異常を感じているであろうマウスに起っている、その異常を証明するような物質が

なんらかの検査で出てこないとダメなんだろうな・・・と。

髄液漏れのないマウスと、髄液漏れを起こしているマウスを比べて、

なにか、検査結果に差がでることでしか、

異常をとらえられないんだろうな・・・と。

 

でも、人間なら、自分の感じている異常を言葉で表現できる。

人の言葉に信ぴょう性がもてないというなら、

同時に、うつ病などの検査で使われる光トポグラフィーなどの検査など、

考えつく限りのありとあらゆる脳や人体の検査結果と比べて、

より科学的なデータを出せば、

きっと何かがわかってくると思う・・・。と

 

脳脊髄液が減った人間の脳は、それ自体が脳にとってとてつもないストレスなはずだから、

そういう視点で「脳脊髄液減少症」を研究すれば、

何かわかるような気がするんだけど・・・・。

 

脳脊髄液減少症専門医により、

脳脊髄液減少症の診断がついた患者の体を、脳外科医だけでなく、

循環器内科の医師が、徹底的に内科的視点で調べたり、詳しく聞き取り調査や、

脳外科医や精神科医と協力しながら、

脳波や、うつ病の検査に用いられるような光トポグラフィ―などを駆使して

脳脊髄液減少症という病態を研究すれば、

 

ブラッドパッチ治療前と治療後の検査結果を比較してみたりすれば、

きっと、何かわかると思うんだけど・・・・。

 

先日の

「神経の再生にかかわるSVHというたんぱく質の発見」のニュースもそうだけど、

日本中の研究者や医師が、

脳脊髄液減少症にもっと関心を持ってくださったら、

脳脊髄液減少症についての解明だけでなく、

今まで未解明だった、いろいろなことがわかってくると思うんだけど・・・・・。

 

今回のNHニュースで紹介された、

室原先生も、

竹下先生も、循環器内科の先生なんですね・・・・。

脳脊髄液減少症でも循環器内科分野の症状がでるってこと、ご存じないのかもしれないと思いました。

脳脊髄液減少症でも、

頻脈や、不整脈や、除脈や、血圧が不安定になる、異常になる、低血圧になる、

狭心症のような胸の締め付け感、心筋梗塞のような胸の痛みなど、

ご存じないんでしょうね・・・きっと・・・・

 

「ストレスによって起こる、さまざまな病気を、根幹から抑える治療法」

というなら、

「脳脊髄液が減少することに寄って起こる、さまざまな症状を、根幹から抑える治療法=

脳脊髄液減少症の治療法」の研究もしてほしいと思いました。

循環器内科の先生も、

脳脊髄液減少症にもっともっと関心を持っていただきたいと思いました。

 

また、

脳脊髄液減少症の研究班には、現在の整形外科や脳神経外科の医師だけではなく、

 

内科の医師も、精神科の医師も、参加しないと、

脳脊髄液減少症の全体像の解明は絶対にありえないと

改めて思いました。

 

現段階では、多くの医師たちが、まだ、

「脳脊髄液減少症は専門ではない自分には関係ないし、

自分が診察の中で日常的に出くわす病ではないから関係ない。」と思いこんでいるのではないでしょうか?

だとしたら、大きな誤りです。

 

すでに、それらの医師たちの前に、

「不定愁訴」「原因不明の症状をしつこく訴える患者」として、何度も何度も

脳脊髄液減少症患者と遭遇しているはずなんですから。

昨日も書いたけど、脳外科医や整形外科医だけでなく、

眼科医も、耳鼻科医も、循環器内科医も、婦人科医も、

自律神経にかかわる学会所属の医師たちも、

すべての医師が脳脊髄液減少症に関心をもち、

 

すべての分野の医師が、脳脊髄液減少症の研究にかかわって、

それぞれの医師の所属の学会で、

どんどん脳脊髄液減少症の研究発表をしてくれれば、

もっともっと、確実に、医師たちの関心がひろがり、

それにより、

もっともっと、確実に

脳脊髄液減少症の全体像が早く見えてくると思うんだけど・・・・・。

 

こんなことを正直につぶやいてくれてる心療内科医師と

脳脊髄液減少症について勉強不足と思われる「後輩」医師もいるみたいだし・・・。

まだまだだね・・・。医師の脳脊髄液減少症の正しい認知は・・・。

 

 

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パニック障害と同じ症状は、脳脊髄液減少症でも起こる。

2012年03月06日 | 情報

本日2回目の投稿記事です。1回目の記事こちら

また、本日のテレビ朝日系

みんなの家庭の医学

3月6日放送
眠りが浅い…【不眠】の新原因は脳の異常 徹底解明&解消スペシャル
」について

感じたことがあるので、書きます。

 

これから書くことは、私の実体験に基づくものです。

 

脳脊髄液減少症でもパニック障害と同じ症状がでます。

たとえば、

①眠りが浅く、悪夢を見る。

②安静時に突然起こる激しい動悸。

③呼吸困難

の症状が出ます。

違いと言えば、私の場合、「汗がでない」ことぐらい。

それこそ、安静時に、

ハンマーで心臓を連打されるような激しい動悸、

それはまるでこれは心臓発作ではないか?このまま死んでしまうのではないか?と思うほどの激しい症状なんです。

呼吸ができないのは、

けっしておおげさではなく、

まるで本当におぼれ死んでしまう直前のようだし、

殺人犯に絞殺されかかっているような苦しさです。

 

全身がしびれて、四肢から力が抜けていくのは、

まるで、過換気症候群のようです。

 

でも違うのです。

脳脊髄液減少症でもこれらの症状が突然でては、

しばらくして治まることがあるのです。

 

でも、激しい症状のわりに、検査をしても、心臓などの検査に異常がでないため、精神的なものと思われ、

精神科を紹介され、

その症状に対して、

「パニック障害」という病名がつく可能性もあると思います。

 

本日の番組に出てきた先生も、

精神科の先生でしたね。

 

精神科医は、脳の扁桃体が過敏に反応するために起るとされている、「パニック障害」は知っていても、

その「脳の暴走を引き起こす」一因になりうる、

脳脊髄液減少症」の症状については、詳しいとはいえない精神科医師がほとんどだと思います。

 

ストレスが原因で脳が過敏になったり、脳の扁桃体が暴走したりして起こる「パニック障害」なのか、

あるいは、ストレスが原因ではなく、

何らかの別の原因、たとえば、「脳脊髄液が漏れて減少している。」ために、

それが原因で、脳が過敏になったり、暴走したりして起こる症状なのか、

どちらなのか、現在では見抜ける精神科医はあまりいないと思います。

 

脳脊髄液減少症での症状なのか、

ストレスが原因のパニック障害か、

見抜けるのは、ごく一部の医師たち

特に、脳脊髄液減少症の患者を数多く診てきて、

脳脊髄液減少症で起こるパニック障害そっくりの症状をよく知っている医師だけでしょう。

私個人に限っては、自分の症状は、

「脳脊髄液漏れが原因での、

脳と自律神経の暴走による、

パニック発作様の脳脊髄液減少症の症状が出ている。」と思っています。

私個人は自分の症状をこう自分でとらえています。

 

けれど、

たとえば、私が脳脊髄液減少症だとわからないまま、

症状のみを精神科医に訴えた時、どうなるでしょうか?

 

単にパニック障害と診断する精神科医がほとんどだと思います。

 

症状と経過を問診で詳しく聞きだし、

症状の影に隠された、脳脊髄液減少症の可能性にも気づき、

脳脊髄液減少症の専門医に紹介状を書ける精神科医は、

あまりいないことでしょう。

 

脳脊髄液減少症の詳しい知識があり、

ストレスによる「パニック障害」の症状と

脳脊髄液減少症の症状との区別ができる精神科医は

あまり存在していないのが現状だと思います。

 

つまり、「脳脊髄液漏れ」などの原因で、

脳が過敏になってしまったり、

脳が過剰に反応して暴走してしまうようなことが起こっている患者を

「ストレスが原因」「精神的なもの」などと

今も誤診が続いている可能性があると思います。

 

そうなると、脳脊髄液減少症でそのような症状が出ているのに、

髄液漏れの治療とは方向違いの治療法

「認知行動療法」や

抗うつ剤や、精神安定剤などの薬物療法のみがおこなわれている可能性もあると思います。

 

もし、脳脊髄液漏れが原因での脳が不調になったことでの、脳の過敏反応や、脳の暴走で症状が起こっているなら、

脳脊髄液減少症の専門医による治療を受けなければ、

症状の根本治療にはなりません。

 

過去記事:パニック障害と診断されている方へ

 「パニック障害そっくり病」

「パニック障害診断の盲点」

「病名というかくれみの 4」

 

患者の訴える症状のわりに、検査結果にそれを裏付けるものがなく、

症状の原因になる病に、医師が思いつくものがないと、

なんでもかんでも「ストレス」のせいにしてしまい、精神科医に回す。

精神科医は、その症状の影に、脳脊髄液減少症が隠れている可能性など、頭の片隅にもなく、

「パニック障害」「うつ病」「社交不安障害」などと

患者の症状を説明しうるような病名をつけてまとめあげる。

 

症状から病名を探る時、

脳脊髄液減少症を一切、医師の頭の片隅にもおかないのは

これはものすごく悪いクセだと思います。

 

これからは、精神科医だろうが、心療内科医だろうが、

小児科医だろうが、内科医だろうが、

婦人科医だろうが、耳鼻科医だろうが、

歯科医だろうが、眼科医だろうが、泌尿器科医だろうが、

 

とにかく「医師」と名がつく人たちの頭の中に、

脳脊髄液減少症で起こりうる、多彩な症状を全部、

叩き込んでほしい。

 

脳脊髄液減少症は、脳の不調により、精神的にも身体的にも実にさまざまな症状が出るのですから。

 

精神科の先生は何もわかっていない。

脳脊髄液減少症でも、ここに書かれている症状のすべてが

起こってしまうことを・・・・わかっていない・・・。

脳脊髄液減少症こそ、

まちがいなく、自律神経の嵐を引き起こす疾患だと思います。

 

忘れないで!

 

①不眠の新原因は「脳の異常」なら、

②「脳の異常」は、「脳脊髄液減少症」でも起こるってこと。

③脳脊髄液減少症の自律神経の嵐の症状は、パニック障害そっくりだってこと。

④パニック障害とは「何らかの原因」で脳が暴走し・・・・・っていうけど、

その「なんらかの原因」の中には、脳脊髄液減少症を視野に入れている医師は

あまりいないってこと。

 

現状では頭の中に、「脳脊髄液減少症」という原因の選択肢が

まったく入っていない医師がほとんどだってこと。

 

つまり、その分、誤診され、脳脊髄液減少症が見逃される危険性が

高いってこと・・・。


 

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軸索損傷後の神経再生に関するたんぱく質の発見

2012年03月06日 | 情報

3月5日 NHKニュースより

NHKニュースより「神経再生のタンパク質の発見」

以下ニュース内容

神経再生のタンパク質の発見

『切れた神経を再生させるタンパク質を世界で初めて突き止めたと

名古屋大学などの研究グループが発表し、せき髄損傷などの新しい治療法の開発につながると期待されています。

研究を行ったのは、

名古屋大学大学院理学研究科の松本邦弘教授と久本直毅准教授らのグループです。


実験には「線虫」という小さな虫を使い、神経を人工的に切断して、再生の様子を詳しく調べた結果、

神経が再生する際に働く遺伝子が「SVH」と呼ばれる特殊なタンパク質を作り出していることが分かりました。


遺伝子を操作しなかった虫では、切れた神経の5%程度しか再生しなかったのに対して、

遺伝子を操作して、このタンパク質の量を増やした虫では、40%から60%が再生したということです。


このタンパク質を作れないようにした虫では神経は再生しませんでした。


研究グループでは、

神経の再生に必要なタンパク質を突き止めたのは世界で初めてだとしています。


久本准教授は「より高等な動物で研究が進めば、治療が難しいせき髄損傷などの治療法の開発などにつながるのではないか」と話しています。


この研究成果は、

5日発行のアメリカの科学雑誌「ネイチャーニューロサイエンス」

 

掲載されます。』

以上、3月5日のNHKニュースより。

 

こちらも参照

 

さて、話は変わりますが、本日の夜8時からテレビ朝日の

「みんなの家庭の医学」でまたまた脳過敏症候群について

放送があるようです。

やれやれ、

脳脊髄液減少漏れについては、医学界で「外傷で起こることがまれではない。」と認められてもなお、

NHKの「きょうの健康」などの健康番組でも福祉番組でも取り上げられないし、

「ためしてガッテン」などのバラエティ番組でも取り上げられない。

ましてや、民放なんかの健康バラエティ番組の1時間枠でなんか、1時間まるごと脳脊髄液減少症特集なんて、

見たことない。

脳過敏症候群なんて、つい最近提唱されてきたのに本やテレビでどんどんマスコミに取り上げられて、どんどん世間に広げられていく、

なのに、脳脊髄液減少症については、まるでマスコミに「見て見ぬ」ふりされているかのようだ。

この差はなんなんだい?

交通事故と関係ある病か、そうでないかの違いかい?

交通事故と関係ある病は、なるべく世間に情報を広げてもらいたくない業界でもあるんかい?

第一、脳過敏症候群を提唱する先生たちは、

脳脊髄液減少症の専門医たちと、仲良しなんかい?

情報交換しているんかい?

脳脊髄液減少症の研究にも協力してくだされば、脳脊髄液減少症についての研究も大きく前進するような気がするんですが 

 

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