「(脳過敏症候群)とよく似た症状をおこす病気に、
脳脊髄液減少症もある。
これは、脊髄液が漏れることが原因で、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感などを引き起こす。
心配な場合は、検査を受ければ分かるので、医師に相談する事が必要 。」と
ゴールデンタイムの番組で病名と、少しだけでも触れられただけでも、
一歩前進かな。
しかし、心配な場合は、検査を受ければ分かる、なんて、
少し簡単に言い過ぎます。
普通の検査じゃわからないし、
普通の脳外科医じゃ、検査しても、画像診断の判断できない恐れもある。
「異常なし」とされてしまう恐れだってある。
せめて、
「心配な場合は、脳脊髄液減少症に詳しい医師を受診し、相談することが必要。」
ぐらいは言ってほしかったね。
できれば、その検査方法も、
先日の7月5日のフジテレビスーパーニュースぐらいに詳しく説明してほしかったね。
結局「脳脊髄液減少症だった場合は、この番組では主治医はみつからない」で終わったね。
「主治医が見つかる診療所」の番組名が泣くね。
今まで、全く無視され続け、番組で触れられもしなかったんだから。
まして、脳過敏症候群について言われる時は、全く無視されていたんだから。
きっと、患者たちの声が届いたのでしょう。
昨夜の番組内容はこちら。
しかしね、
片頭痛の放置のなれの果てが脳過敏症候群だというなら、その原因となった
「片頭痛と診断された頭痛」が実は「単なる片頭痛ではなく」
脳脊髄液漏れの長期放置による「頭痛」の可能性もあるのにね。
つまり、髄液漏れの放置によって、頭痛が起きているのに、髄液漏れを治療されないまま、放置している結果、脳過敏症候群と同じ症状が出てる可能性もあることを、指摘してほしかったな。
どうせ、言わないんだよね、そんな余計なまわりくどい情報は。
それに、脳脊髄液減少症は、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感、なんて
そんな症状だけじゃないんだよね。
さまざまなホルモン障害がでるんだよね。
だって、ホルモンの命令だすところが、脳だもん。
私も橋本病を疑ったことがあり、内分泌科も受診したよ。
脳脊髄液減少症の症状は、まるで甲状腺機能低下症のようだった。
それに、片頭痛患者は、統計から約840万人いるとも言われるなら、
その中に、相当数の、脳脊髄液減少症の見逃され患者が紛れ込んでいるはず。
髄液漏れ患者が、ごくまれだなんて、あるわけないんです。
症状が多彩だし、一般にも医師にも認知度が低いから、髄液漏れの症状だと気づけないだけなんです。
それに、脳脊髄液減少症を甘く見ると、命にかかわります。
髄液が漏れた状態が続くと、硬膜下血腫を引き起こすこともあるからです。
とにかく、脳脊髄液減少症は日常にありふれた症状に隠れています。
どうか見逃さないで。
私のように、重症化させないで。
早く気づいて。
さあ、全国の脳脊髄液減少症の患者の皆様!今がチャンスです。
ここへメールでみんなで訴えましょう。
番組見ていなくても、この番組のホームページ読んだ感想でもいいんです。
脳脊髄液減少症について、ご自分の体験から感じたこと、思うことをなんでもいいから伝えましょう。
テレビ局を動かすのは、視聴者の意見ですから。
あとね、
ここの、カキコミの過去をたどっていくと、
「線維筋痛症、慢性疲労症候群、自律神経の乱れ」って人の書き込みがあるんだけど、
脳脊髄液減少症でも、脳の機能低下で、体温調節ができなくなり、微熱が出たり、高熱が出たり、
低体温になったりするの、この人きっと知らないんだろうな。
それに、
脳脊髄液減少症になると、免疫力が低下するのか、ものすごく、感染症に弱くなります。
これ、ホント。
長年髄液漏れたまま放置された患者しか体験しないから知らない患者も多いかもしれないけど。
なぜ、脳脊髄液が漏れて減ると、免疫力が低下するのかを、早く研究して解明してほしいです。
それを知らない医師は、
何かに感染しているから、その感染症のせいだ、感染症にかかわるといわれる、慢性疲労症候群だと結論付けやすいんですよね。
同じ症状の患者を診ても、脳脊髄液減少症患者の実態をあまり知らない医師は、
慢性疲労症候群や、線維筋痛症としか診断しないから。
実はね、
脳脊髄液が漏れて減ってしまった患者はね、日常生活も困難になるほどの激しい疲れ、倦怠感、だるさが出て、着替えも食事も困難になるんですよ。
それほどの、猛烈な、泥沼に引き込まれるようなそれはそれは、激しいだるさですよ。
それに、四肢、頭、目、手、指、足の裏、内臓、腰、耳、歯、顎、歯肉、わきの下、皮膚、
子宮、胃、腸など、
全身に不可解な、実にさまざまな強烈な信じられない、体験したことのないタイプの痛みが出て、
物に触れるのも、風が体に触れるのも、苦痛になるんすよ。
それほどの症状がさ、
たとえば指だけど、
ブラッドパッチすると、こうして、バンバンキーボード打っても、少しも痛くない体になるんですよね。
水に触れても激痛が走った指がさ・・・・。
みんな知らないんだよね、
脳脊髄液減少症の実態を伝える情報があまり世に出ていないから。
線維筋痛症とか、慢性疲労症候群と診断されていた患者が、
実は髄液漏れが原因での症状だった例が実際にあったってことも。
みんな知らないんだよね。
脳脊髄液減少症がどんな症状がでるか、どんなに感染症に弱くなるかを教えてあげたいけど、
私がこのブログに書くのも限界がある。
だから、
皆さんの脊髄液減少症の症状や見逃され、誤診体験を、ことあるごとに、あちこちに伝えていってほしいの。
よろしくお願いします。
今回は、テレビ東京「主治医がみつかる診療所」へ
お近くで、脳脊髄液減少症に詳しい病院を探している場合には、
ご自分の居住地の都道府県庁のホームページで、
「脳脊髄液減少症」で検索してみて。
ご自分の居住地の市町村のホームページにも情報が載っている進んだ街もあるから、
そこでも検索してみて。
どこにも情報が載っていない土地に住んでいるあなたは
その地は脳脊髄液減少症について、非常に遅れている自治体にお住まいです。残念。
出てきた病院名が、必ずしも、脳脊髄液減少症に理解があるとは限らないけど、
まずは当たって砕けてみて。
患者が動いて初めて、脳脊髄液減少症の診断と治療に本当に有力な医療機関かどうか
洗練されたり、淘汰されてくるんだから。