今朝のNHKニュース見て思いました。
「太宰治の代表作、人間失格、のモチーフニなった精神科病棟での入院生活について、太宰の師匠に当たる井伏鱒ニが別の作家にあてて書いた手紙が、はじめて見つかった。
実践女子大学の研究チームが発見
1936年(昭和11年)井伏鱒ニが作家の佐藤春夫に宛てたもので、
佐藤の遺品を調べていた実践女子大学の研究チームが見つけました。
太宰は盲腸で入院した際、
鎮痛剤の依存症になり、
井伏の説得で、精神科病棟に入院した。
手紙には私たち(井伏たち)が太宰を騙して入院させたと憤慨している。
太宰の妻も面会できない状況になっていると当時の様子が原稿用紙2枚になまなましく綴られている。
太宰は芥川賞を3回続けて逃した直後で、この体験が人間不信を強め、代表作、人間失格のモチーフになったとされる。
きょう(9月30日)から、11月26日まで横浜市中区にある神奈川近代文学館に展示される。
という内容。
盲腸の手術 鎮痛剤 依存症
人間不信
人間失格
のキーワードだけで、
もしかして、
太宰治は、
腰椎麻酔で、手術して、
当時の腰椎麻酔の注射針は太くて、それで髄液漏れて、
それで、線維筋痛症と今言われるような、
脳脊髄液減少症での、激痛に苦しみ
それで痛いから鎮痛薬を欲しがり、
髄液漏れてるからいつまでたっても体の痛みがおさまらず、
痛いから鎮痛剤をほしがり、
それを医師が、勝手に「鎮痛薬依存症」と診断し、
その診断を、
太宰の、周囲の人間も信じ込み、
これは大変だと、親切心で精神病棟に入る事をすすめた。
しかし、太宰にしてみれば、
痛いから鎮痛剤を求めたのに、
痛みがある事を信じてもらえず、依存症のされ、精神科病棟に入れられ、
人間不信になった。
その体験がモチーフになって代表作、
人間失格が生まれたとしたら、
腰椎麻酔での脳脊髄液減少症での痛みを
当時の医師が全く理解できず、太宰を精神疾患と誤診した事で、
精神科に入れられ、
それがきっかけで、人間失格を書いたのなら、
脳脊髄液減少症での人間不信体験が
太宰に「人間失格」を書かせたのかも?
そんな事をふと、考えた。
読んでみたいな、人間失格。
2023年の今では、腰椎麻酔の針は細くなったけど、
今でも脳脊髄液減少症を見抜ける医師は少ない。
MRIもCTもない時代の1936年は、腰椎麻酔の針も今よりずっと太かったろうし、その髄液漏れで、いろんな症状に苦しんでも、
当時の医師は誰もそれが髄液漏れてることでの症状だとわからないから、なんでもかんでも精神科の病にしてたんだろうな。
今でさえ、そうなんだもの、そんな昔なら精神疾患と誤診されるのは当たり前だろう。
そりゃあ、人間不信になるわ。
昔もたくさん、脳脊髄液減少症がいたんだろうな。