脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

患者会も緩和ケアの一つ

2014年02月19日 | つぶやき

今日2月19日の読売新聞に載ってた、

医療ルネサンス沼津フォーラムの記事で

がん患者支援活動にかかわる、自らも患者の、

グループ・ネクサス・ジャパン

天野慎介さんの言葉

「(患者会は)残念ながら、ないところもあります。

患者会も緩和ケアの一つだと思っています。

患者会に行って、悩みを抱え込まなくていいんだということを知り、

語りあうことで、

自分自身が社会に戻っていくきっかけをつかんだという人もいます。

各地で支え合いの活動が広がることを願っています。」

 

脳脊髄液減少症に関しては、

がん患者より、いろんな意味で治療も患者支援も緩和ケアもなされていないと思う。

 

そんな中で、

患者同志がつながり、情報交換し、

悩みを語りあい、問題を共有し、それを訴えていくことは、必要なことだろう。

 

でも、それが各地で充分になされているとは、とても言えない現状。

ひとりひとりが、

「患者会も緩和ケアのひとつ」との意識を持って、

毛嫌いせずに、つながってほしいと思う。

 

私が今までの闘病中で、一番情けないと思ったのが、

患者会同志の批判しあいや対立。

あまりにバカバカしくて、あきれた。

「あちらの患者会は会費をとります。こちらは無料です。」などと

患者勧誘を

ブログの書く患者までいた。

バカバカしい。

会費を取る会が悪くて、無料の会がよいわけではない。

本気で活動しようと思えば、

或る程度の費用は必要だろう。

 

あちらの会は、あの政治家と繋がってる、

うちは、どの政党ともつながらない、そんなことを売りにして

非難する会もあった。

バカバカしい。

政治家だって、政党だって、

 

私たち国民が困ったとき、代弁するためにいるんだろう。

言葉は悪いが利用しない手はないじゃないか・・・。

 

患者同士が対立するほど、

バカバカしいことはないと常々感じてきた。

 

患者同士が対立し、バラバラになり、訴える力が拡散し、

弱くなっていけば、

脳脊髄液減少症を闇に葬ろうとしていた損害保険会社や

医師たちの思う壺なのに、

なんでそれがわからないのかと・・・。

 

対立するように、双方に相手の悪い噂を流したり、

ネット上に書き込みしている連中は、

もしかしたら、

脳脊髄液減少症をつぶそうとしているやからかもしれないのに。

 

どうして、それがわからないのかと、

私は怒りが消えなかった。

 

手をつなげ!とどれだけ、ここに書き込んだかしれない。

 

今、手をつなげているのかい?

つなげていないだろう?

 

ついでに、

似た症状の患者会も、手をつないでどんどん情報交換しなよ。

維持張って、所属する医師ごとの縦割り組織じゃなくてさ。

線維筋痛症の患者会も、

慢性疲労症候群の患者会も、

軽度外傷性脳損傷の患者会も、

慢性腰痛の患者会も

横のつながりも持って、どんどん情報交換することで、

見えてくることもきっとあるから。

 

医師だってそうだろ?

内科は内科だけ、脳外科は脳外科だけ、整形外科は整形外科だけの視点だけでの、

立て割組織で患者を診てたら、

人間に今起こっていることを全体的に診ることができないで

見逃すことだってあるだろ?

 

とにかく、

脳脊髄液減少症の患者会が各地にできて、

それが、全国で毛細血管のように全体がつながり、

真の意味で「患者の緩和ケアのひとつ」になる日がくることを、

私は心から願っているよ。

 

それには、患者ひとりひとりが、孤立してちゃだめだと思うよ。

誰かとつながる勇気、自分をオープンにする勇気をもたなきゃ、

この病の抱える問題点は、

何も解決していかないと思う。

 

確かに面倒だよ。

他の患者とつながるのは。

特に、私みたいな人間嫌い、人間不信患者は、

つながることが正直苦手で嫌い。

特に脳脊髄液減少症患者は

脳が障害されているためか、自分もそうだけど、

いろいろつきあいにくいし、めんどくさいから、

正直かかわりたくない。

 

でも、それじゃダメなんだよね。

患者のみんながみんな、そうだったら、

脳脊髄液減少症の未来は絶たれる。

 

自分さえ治れば、

もう先輩患者や、患者会なんて御用済みだ、とかね。

 

でもさ、

その非常にめんどくさい患者に、逃げないで

かかわり続けてくれてる医師のためにも、

患者自身が、めんどくさいことから逃げてばかりでは、

ダメなんだよね。

 

あなたが、今できることはなに?

症状がつらいからって、

ただ、至れり尽くせりの中で

寝てるだけ?

 

違うでしょ?

私だって、症状がつらくて起きていられない時から、

ここで訴えられたんだから、

何かできることあるでしょ?

 

たとえあなたが10代でも、

黙ってちゃ、大人たちにはあなたの気持ちは

伝わらないよ。

 

 

 

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余力のある方へお願い

2014年02月17日 | つぶやき

伝えてください。

何もわかっていない記者や、医師や医療関係者に。

 

脳脊髄液減少症という病態が確かに存在するってこと。

それが、

まれなことではなく、誰にでも起こりうるってこと。

日常生活での事故やけがで起こりうる身近なものであるってこと。

脳脊髄液減少症を知らない医師が、その症状を見たら、

原因不明で相手にされないか、

相手にされても、

原因不明であるすでにある病名が付けられかねないってことを・・・。

 

医師にも、患者にも、いろんなことを言う人がいて、

どれが本当かわかりにくくなっているけど、

本質を見抜いて、この病の正体に気づいていると思える医師も患者もいるってこと。

その人たちを探して取材してみてほしいってこと。

 

時間がたっても、

適切な医師のもとで、

根気良く、けっしてあきらめず、治療に取り組めば、治る可能性もあるってこと。

 

朝日新聞「患者を生きる」の記事みたいに

発症からたった1年ぐ3ヶ月らいで

「ちょっと時間がたっているな」なんて

言う医師ばかりではないってこと・・・。

 

じゃあ、私なんて、もっと時間がたってて、

そういう医師には

「時間が立ち過ぎているから」との理由で

相手にもしてもらえないのかい?

 

じゃあ、なんで私はここまで治ったのか、その医師に聞きたいよ。

記事には載っていない、

あなたに効果があった治療法。

記事には載っていない、

あなたという患者の別の思いや気持ち。

 

同じ厚生労働省の

脳脊髄液減少症の研究班の医師だからといっても、

いろんな考えの医師がいること。

正反対とも言える考えの医師もいること。

 

今までの、

低髄液圧症候群をなぜ、

あえて、

「脳脊髄液減少症」と言い換えようとしてきたのか、その理由。

 

その二つの病名のもつ、

微妙なニュアンスの違い。

 

いろんな医師のいろんな考えといろんな病名を

そのまま鵜呑みにして、

症状の本質を見失ってしまい、完治のゴールから

かえって遠ざかってしまう患者の存在とか、

 

脳脊髄液減少症によって、

精神も体も不安定になってしまって、認知症みたくなっていたり、うつで心を閉ざしたり、

話がまとまらなかったり、キレやすかったり、自殺しそうだったりして、

非常に扱いづらい患者の話とか、

だから普通の医師からよけい敬遠されてしまうこととか・・・。

 

他の病名や難病と、明らかに違う、過酷な現状とか、

 

あなたの知ってる、あなたしか知らない、

いろんな情報を伝えてあげてよ。

 

まずは、朝日新聞、

「患者を生きる」の係に。

 

また、記事になるまで。

再取材せざるを得なくなるまで。

 

今度は、もう少し、

まともな記事になるまで・・・。

 

誰か、伝えてよ。

 

私、

疲れたよ。

 

 

 

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関心を持ってくれるのはいいけれど

2014年02月15日 | つぶやき

脳脊髄液減少症に対して、関心を持ってくれるのはいいけれど、

目の前の患者の苦しみをまず第一に本気で助けようとする前に、

自分の興味関心が優先して、研究資料集めが第一に走る医師も困ると

最近、感じたことがある。

 

学会で発表して、

名声でも得たいのか?と・・・・勘繰ってしまうほど。

 

この人は、

私を助けようとする前に、

この病態と、この病態を発症した人間にのみ、

関心があるんだな、とも、本能的に感じた。

 

脳性髄液減少症に対して、全くの無関心とか、

損害保険会社と組んで、

そんな病態なんてないとか、言い張って、

それが言い張れなくなると、

今度は、あったとしても、それは稀だ、

なんて言い張る医師とか、

 

脳脊髄液減少症の存在すら、医学界で否定する医師が多かったころから、

患者を助けようと必死に治療に取り組んでいた医師を

今もなお、

バカにしたような態度をとるような医師よりはましだけど、

 

それでも、

いくら脳脊髄液減少症に理解があるからと言って、

患者を救済することより、何より、

自分の興味関心、研究発表のためが第一優先のように感じる医師に出会うと、

なんだかとても不愉快だ。

 

やはり、

今まで私を治してきてくれた主治医以外、

誰も信じることはできないと

再確認するだけになることが、

とても悲しい。

 

脳脊髄液減少症に関して、

まともに、患者救済を優先して、真摯に、時間をかけて向き合ってくれる医師、

そして、

その次として、研究発表のために研究して、多くの患者を救うことに生かしてくれる医師ならいいけど。

 

でも、

患者を救うことより、

自分の興味関心が優先している医師も、現実にいる。

 

脳脊髄液減少症に興味関心を持ってくれるのはいいけれど、

まずは医師として、

目の前の患者の苦痛を第一に取り払おうと

してくれても、

いいんじゃないか?

 

がっかりする。

 

患者は、あなたの興味対象の資料じゃないよ。

生身の、生きた人間なんだよ。

資料としてでなく、

人間として扱って、

医師として、患者を助けてからにしてよ・・・。

資料あつめは・・・。

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偽障害者をつくる医師

2014年02月13日 | つぶやき

本日2投稿目。

佐村河内守という人が、

全ろうだったのに、

3年前から聴力が回復したとか言っているが、

「そんな、ばかな!」と素人の私でも感じる。

聴覚障害2級とは、

1級がないから、

聴覚障害としては一番重く、

ガードレールの真下にいても、音が聞こえないレベルという。

それが

回復したとなると、「非常にまれ」で

学会報告レベルだという。

以前、毒入りカレー事件の女でも感じたが、

どうして、こうも簡単に、

偽障害者に騙される医師が簡単に診断書を書いてしまうのだろう?

そういう安易な医師がいるから、

本当の障害者や目には見えない症状を抱えた患者までが疑われて迷惑するんだよ。

偽障害者にとっては、そういう医者は、いいカモなんだよ。

聴覚障害の認定には、

音を聞かせて脳波で診るとか、

自己申告以外の検査方法を、義務化しろよ!

今どき「音を聞かせて、聞こえますか?」「聞こえません。」なんて

自己申告に頼った検査だけで、診断するなよ。

 

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顔と名前を出して伝えようとしてきた人たち

2014年02月13日 | つぶやき

昨日の

この番組を見て

顔と名前を出して、

自らの闘病の様子を伝えようとしてくれる人たちの姿に感動した。

 

つい数年前まで、

「痴呆症」と呼ばれて、その名称に軽蔑さえこめられていたような病は

いまや「認知症」との名称が定着し、

「誰もがなりうる、決して他人ごとではない病」との理解が広まりつつある。

そうさせたのは、やはり、

認知症の当事者と家族だと思う。

 

若年性認知症の患者が、自らメディアに出て思いを語り、

家族が本人との闘病の様子を取材させ、

放送し、記事になり、本を出し、講演し、

いろんな人たちに

患者の苦しみ家族の苦しみ、

その思いを伝え続けてきた。

 

これが、患者本人も家族も、

名前を伏せ、仮名を使い、

顔にモザイクを入れていたら、

伝わることが、

半減していたかもしれない。

 

「認知症は恥ずかしい病」「人に知られたくない。」

そう思う、

患者本人も、家族もいるかもしれない。

でも、

そういう認識を改めつつあるのは、

勇気を持って、

実名で語り始めた、

患者本人と家族の力だと思う。

それはやがて、

患者本人と家族が、生きやすい社会へと

当事者たちに、

還元されていくと思う。

 

脳脊髄液減少症の患者も家族も、こうあってほしいと思う。

 

脳脊髄液減少症は匿名でしか語れない

恥ずかしい病ですか?

我が子の将来を考え、

病名はなるべく人に知られたくないですか?

 

兄弟が脳脊髄液減少症だということを、

友達に知られたくない子供たちがいるのを、

どう思いますか?

 

てんかん患者さんが抱えるような苦しみを、

脳脊髄液減少症で繰り返さないために、

社会に誤解や偏見を与えないために

あなたは何ができますか?

 

匿名でマスコミ取材を受けることですか?

それは、あなたの善意が、

逆効果になる可能性もあることに、気づけませんか?

 

 

 

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偽障害者の存在が、本当の障害者を苦しめる

2014年02月12日 | つぶやき

本日2投稿目、

先日、全ろうの作曲家としていた人が、実はゴーストライターが書いた曲を流用していただけだったと

判明したけど、

今日になって、「3年ほど前から、耳元でゆっくり話してもらえば聞こえるようになっていて、全ろうではなかった。」などと釈明したそうな。

朝日新聞の記事はこちら

そんなバカな。

そういえば、昔、毒入りカレー事件で話題になった夫婦も、

障害者手帳を持ってたな・・・。

妻は歩けるのに、歩けない障害で。

と思いだした・・・。

 

今回の謝罪文で偽全ろうを自ら認めたことになるが、

曲が他人が作ったとばれたら、今度は全ろうで障害者手帳を持っているところだけを、

なんとかとりつくろうおうとでもしているのか?

それが本当なら、脳波とって、きちんとそれを証明してもらおうじゃないか。

私は今更、そんな言い訳は信じないよ。

確かに安易に診断書を書き、

偽障害者を狙う悪い人の共犯となってしまう医師も存在しているのだろう。

こんなやつらがいるから、

ますます、「見た目では理解されない障害を持った人たち」が

社会になかなか助けてもらえないんだと非常に怒りがわく。

 

偽障害者たちをきちんと見抜いて排除する力、

見た目ではわからない障害に真に苦しむ人たちを助ける力、

治療で治る可能性のある人たちには、「原因不明治療法なし」ではなく、治る方向をきちんと示唆して回復と社会復帰と自立に導く力、

この三つを、社会は早急に、同時に満たさなければならないと思う。

難しいのはわかるけど。

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脳が半分亡くなった青年

2014年02月12日 | 情報

今夜、

脳が半分亡くなった青年の奇跡の回復が

テレビで放送されます。

最新脳科学ミステリー

人間とは何だ

 

 

脳脊髄液減少症の症状も、

確かに、見た目では誰にもわからない、

体験した患者本人だけが知ってる、

言葉で表現できないような、

生き地獄のような症状の苦しみがあります。

それは、患者の私が一番よくわかってる。

 

だけど、

直接脳が激しく損傷されたり、

脳が半分なくなったわけではないんだから、

髄液が減ったぐらいで、と自分に言い聞かせて、

負けないでほしいよ。

私だって、

そう自分に言い聞かせて、ここまで回復してきたんだから。

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朝日新聞に患者の意見、体験を伝えよう!

2014年02月11日 | つぶやき

朝日新聞「患者を生きる」髄液の漏れ

1~6を読んで、

実際の私たち患者の体験や意見を皆で伝えよう。

 

第一、この症状の体験もない人たちになんか、

たとえ、権威ある脳外科医だろうが、記者だろうが、

わかりっこないんだから・・・。

 

そのわかりっこない人たちに、できるだけ想像力を持たせて、

私たちの苦しみや現状に近い状態を、想像させるためには、

みんな

一人ひとりの体験とか意見とか、症状の説明とかエピソードとかいう、

資料を、

与え続けなければならないと思うから。

 

このブログに、毎日来るだけで、

自分だけのために情報収集して、

あるいは

興味本位だけでここをのぞいているだけで、

今現在苦しんでいる患者のために

力を貸そうともしない、

声をかけようともしない、

 

他人や社会のためには何もしようとしない

患者や家族や親、あるいは医療関係者は

ここへ、

もう二度と来ないでください。

 

自分だけ情報を得て、

自分だけ治れば、それでいいとか、

 

我が子がきれいに治ってしまえば、

それでおしまいで、何の活動もしない親とか、

 

自分だけ裁判に勝って終わり、

自分だけ補償や年金もらってめでたしめでたしとか、

 

そんな人たちのために、

私はこのブログを書いてきたんじゃないから。

 

自分や家族が治るための情報収集はもちろんだけど、

脳脊髄液減少症の抱える問題点を共に学び、

共有し、

 

問題点を何も知らない人たちに、共に伝え続け、

患者に優しい社会を築くために、共に闘う人たちだけが

ここに集まってきてほしいと思う。

 

そして、誰もが、

いつ、どこで、脳脊髄液減少症になったとしても、

 

正当に、早期に、平等に救われる社会がくるその日まで、

 

今、の患者たちが、皆で手をとりあって、

訴え、闘い続けていきたい。

 

それができる人たちとだけ、

私は繋がっていたいと思う。

 

伝えましょう!

毎日毎日、思ったこと、感じたこと。

あなたの思いを伝えましょう!

大きな反響と、いろんな意見が朝日新聞に、記者に届いて、

 

医師や患者を変えて、

再度、取材しなおさざるをえなくなるまでに・・・。

 

 

朝日新聞の「患者を生きる」のサイトから

以下をコピーして貼り付ける。

ご意見、体験は

メール記事へのご意見や体験をお寄せ下さい。

  • あて先は 〒104・8011 朝日新聞社科学医療部「患者を生きる」係。
  • ファクスは 03・3542・3217
  • メールは iryo-k@asahi.com

名前、連絡先を必ず添えて下さい。

 

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メディアが真偽を見誤る時

2014年02月10日 | つぶやき

本日2投稿目、

自称被爆二世で、全ろう  だとしてきた、

佐村河内氏が

実は偽作曲家で、

第三者の新垣氏に、作曲を依頼していただけだった事実。

 

まじめで、気が弱そうな新垣隆氏が、一生懸命記者会見に応じる姿を見て、

 

この人も被害者だな・・・と

かわいそうになってしまった。

 

佐村河内氏と新垣氏の関係は、

いじめっ子といじめられっ子、に見えた。

 

ジャイアンとのび太

あるいは、

執拗に無理強いを迫り続ける教祖と、

それを断りきれないために犯罪者にされてしまう信者、という図にも似ている。

佐村河内氏の容姿も、

また、なんとなく某教祖にも似ている。

平然と人間の善意を利用し、

平然と金を稼ぐ、

人を巧みに操り、自分の思いどうりに動かすその力と演技力は、

ある意味、あっぱれだ。

 

怖い人だ。

しかし、もっと怖いのは、

間違った情報を、正しい情報であるかのように報じたメディア。

奇しくも、

今発売中の朝日新聞出版の雑誌「アエラ」

だまされた公共放送NHKのことや、

自分たちは「嘘に騙されなかった」と

得意げな記事が載っている。

シメには「メディアが虚実を見誤ったときの影響は計り知れない。」とも・・・。

でもさ、

あまりにも、

慎重になるあまり、

今回の朝日新聞の「患者を生きる」髄液の漏れの連載みたいな、

どっちつかずの記事も、どうかと思うな・・・。

 

まるで、何かあった時の批判を恐れて、あえてあいまいに書いているような

感じさえ受けた。

最後に「安易な選択は禁物だよ。」と読者からの逃げ口まで用意して・・・。

たしかに、

朝日新聞がかつて、「ひと」で被災地での偽医者をとりあげてしまったり、

読売新聞が、IPS細胞の偽研究者の誤報を流してしまったりしたこともあった。

でも、

あまりにも慎重になるあまり、

伝えるべき事実まで、控えてしまうのもどうかと思う。

 

綿密な取材をすれば、

何が真実で、何が嘘か、見えてくるはずなのに、

その検証も充分でないまま、朝日新聞は

脳脊髄液減少症を無視したまま、ほとんど何も報道しないまま、何年も過ぎた

ことを、私は許せない。

 

今回の「患者を生きる、髄液の漏れ」の記事も、再度、新たな反響を含めて、

記事でより患者の置かれた現実に近いものに書きなおさなければ、

私は、許さない。

 

あんなくだらない

自称被爆二世で、全ろう  だとしてきた、

偽作曲家の

ペテン師に

まんまと騙されてきたメディアに

非常に腹が立つ。

 

そんな詐欺師の美談に酔って何度もメディアでとりあげ、

報道する暇があったら、

脳脊髄液減少症患者をもっともっと、

全国訪ね歩いて取材しまくってみればいい。

 

そうすれば、

そんなペテン師の作り話なんかよりも、

もっとすごい、真実の物語が聞けるはずだ。

 

たしかに、メディアは真偽を見誤ってはならない。

 

だけど、誤報を恐れるあまり、

先入観だけで、

よく確かめもしないで、

無視することだけは

やめてほしいと思う。

 

人を数多く取材してほしい。

人の話の中に、真実が眠っていることが多いのだから。

嘘を見抜く時も、真実を見抜く時も。

 

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今日で連載終わり?「患者を生きる」髄液の漏れ

2014年02月10日 | つぶやき

(これは昨日2月9日に書いて、

UPし忘れた記事です。)

不勉強な新聞記者が書くと、

こんなまとめ方になるのか?

何が「情報編」だよ。

何が「安易な選択は禁物だ。」だよ。

そりゃ~

どんな選択をする時も、

「安易な選択」はまずいだろう?

だけど、

マイナスの情報を与えるだけ与えておいて、

「安易な選択は禁物だ。」というのと、

プラスとマイナス、メリットとデメリットの情報の割合を、均一にして情報を読者に与えてから、

「安易な選択は禁物だ。」というのとでは、

意味がぜんぜん違うだろう?

 

今回の、朝日新聞「患者を生きる」髄液の漏れ1~6では

誤解を与える記事が多かったと感じる。

 

患者として、

ものすごく不愉快だ。

 

毎日新聞の渡辺記者の脳脊髄液減少症の記事と、

ぜんぜんレベルが違うと感じる。

 

渡辺記者の書く記事は、

連載医療記事ではないけれど、

きちんとこの病の抱える問題点を認識して書いているのがわかる。

 

けど、今回の朝日新聞、「患者を生きる」髄液の漏れの記事を書いた、

朝日新聞 吉田 晋記者様の記事は

そのへんの問題の本質をよくわかっていないまま書いていると感じる。

つまり、

あまりにも、勉強不足に感じる。

 

これからもっともっと多くの患者の声を聞き、

取材範囲をもっともっと広げ、

もっと、いろんなタイプの患者を数多く診ている医師の話しや、

遠くで、脳脊髄液減少症患者の治療に数多く取り組んでいる医師など、

取材費を惜しまず、遠征費を惜しまず足げく通ってもっと深く取材して

それから、

もう一度、記事を書いてほしいと思う。

そうでなければ、

今回みたいな記事では、

読者に正しい情報を与えるどころか、

誤った情報や知識や恐れを与えかねず、

逆効果だと思う。

 

みなさんはどう感じました。?

記事になって、よかった、めでたしめでたしですか?

それで終わりですか?

 

 今日もまた、

朝日新聞の「患者を生きる」のサイトから

以下をコピーして貼り付ける。

ご意見、体験は

メール記事へのご意見や体験をお寄せ下さい。

  • あて先は 〒104・8011 朝日新聞社科学医療部「患者を生きる」係。
  • ファクスは 03・3542・3217
  • メールは iryo-k@asahi.com

名前、連絡先を必ず添えて下さい。

 

 

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患者を生きる 髄液の漏れ1~5まで読んで

2014年02月08日 | つぶやき

朝日新聞、

患者を生きる 髄液の漏れ 1~5を読んで、

「はぁ?」という感じ。

 

申し訳ありませんが、

私の正直な気持ちは

あまりよくわかっていない(医師+患者+記者)がタッグを組むと、

こういう記事に仕上がってしまうのか?

という失望感だけ。

 

でも、まあ、記事に一切取り上げられず無視されるよりは、

議論が起こるきっかけになるだけ、

記事になったことも、取材を受けてくださった医師にも患者さんにも、

感謝すべきなのだとはわかる。

けど、

失望。

違うんだな、私の知っている髄液漏れとその治療と回復は・・・。

あと何回連載が続くのか知らないけど、

どうまとめるつもりなんだろ?

書いた記者は、いったい何を伝えたいんだろ?

ブラッドパッチが痛くて、危険だってこと?

髄液漏れが、なかなか治らないってこと?

そういうことを強調して伝えたいの?

何が伝えたいの?

 

髄液漏れの正しい知識を記事で伝えたいとか、

早期発見早期治療で患者を救済したいという思いは

少なくとも今までの記事からは、

少しも伝わってこない。

こう感じるのは、ひねくれ者の私だけか?

皆さんはどう思うの?

思ったことを

朝日新聞にメールしてやって・・・。

何でもいいから、

感じたことを・・・・。

 

特に、早期の治療で治った人、黙っていないでほしい。

 

昨日同様

朝日新聞の「患者を生きる」のサイトから

以下をコピーして貼り付ける。

ご意見、体験は

メール記事へのご意見や体験をお寄せ下さい。

  • あて先は 〒104・8011 朝日新聞社科学医療部「患者を生きる」係。
  • ファクスは 03・3542・3217
  • メールは iryo-k@asahi.com

名前、連絡先を必ず添えて下さい。

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朝日新聞 患者を生きる 低髄液圧症候群

2014年02月07日 | つぶやき

この4日間の、

朝日新聞

「患者を生きる」

髄液の漏れ、1~4を読んで

患者の私の中に湧いてくるものは、

 

ため息と、

怒りと、

今後の記事への、

わずかな期待。

それだけ・・・・。

 

匿名でしか取材に応じない患者たち。

激しい症状が出て、すぐ診断される患者たち。

 

ブラッドパッチに否定的な医師のエピソードばかり登場する

今日の記事。

 

読んでいてなぜかイライラし、不愉快になる。

 

何にもわかっていない人たち。

医師も患者も記者も、

本当のこの病の苦しみもわかっていない人たちばかり・・・。

 

この記事を読んで、

そういう、絶望的な感覚さえ私は覚える。

 

 

かつて、「脳脊髄液減少症」という新しいう言葉に拒否反応を示し、

激しくバッシングし、

 

あくまで、

「低髄液圧症候群」という病名と、

その古い診断基準にこだわった医師たちの存在と、

 

脳脊髄液減少症や、

ブラッドパッチ治療で

患者を救おうとする少数の医師たちに対して、

医学界の大多数と

損害保険会社寄りの勢力から

まるで、

精神的リンチのような、

袋叩きのような仕打ちをしていたあのころのことを、

何もしらない人たちばかりが作った記事という

感じがした。

 

 

その病名の持つ、

微妙なニュアンスの違い。

それによって、なんとな~く分かれてしまっていた

医師たちや患者たち。

 

髄液圧が正常だとされる範囲にある私、

それでも苦しんできた私は、

「低髄液圧症候群」という病名には、

今でも、

非常に抵抗を感じる。

髄液圧の問題ではなく、

その人間、その個体にとってのベストな髄液量から

減っているから症状が出ていると考えるから、

私は、

患者の多くが「低髄」の言葉を使っていたころから、

あえて、なんども繰り返し繰り返し

わざと「脳脊髄液減少症」の文字をここに打ち続けてきた。

まだ、

そんな病名が、あまり多くの人に知れわたっていなかったころから・・・。

 

記事を読んで、

もっと取材対象にふさわしい、医師や患者はいただろう?と思った。

 

もっとこの病態の深刻さを知り、

病名にたどりつくまでが大変なこととか、

複数の医師に見逃されて重症化した患者とか、

自動車事故に絡む、

患者の理不尽な扱いとか、

 

もっともっと、

この病態が抱える問題点を、この病名がもつ

深い闇をえぐりだす記事を、新聞社として

なぜ書けない?とも思った。

 

匿名でしか取材に応じられないような、

そんな中途半端な使命感しかない患者なんか、

取材しないでほしかった。

 

そんな患者ばかりではないはずだから。

だって、今まで

多くの大人の患者はもちろん、

一部のこどもの患者とその親たちが、

実名で

顔を出して、

訴え続けてくれたから、

こうして、朝日新聞社がやっと記事にしてくれるまで、

認知度が上がってきたんだから・・・。

 

私は、今でも、その子供たちと親ごさんたちを

一番尊敬している。

自分のことだけでなく、多くの人たちのことを考えて、

発信してくれた、

本当の使命感を持った、尊い人たちだと。

こういう人たちがいなかったら、

まだまだ

「髄液が漏れるなんてありえない。」という古い考えの医師たちに叩きのめされ、

「脳脊髄液減少症」という病名も

「髄液漏れ」という病態の存在も、

闇に葬られてしまっていたかもしれず、

 

今こうして記事にもなっていなかったかもしれないと・・・。

 

今回の朝日新聞「患者を生きる」の記事を読んでも、

後味が悪すぎる。

 

第一、もっと患者を治してきた医師を

取材してもよかったんじゃないか?

 

皆さんはどう感じましたか?。

 

 

朝日新聞の「患者を生きる」のサイトから

以下をコピーして貼り付ける。

ご意見、体験は

メール記事へのご意見や体験をお寄せ下さい。

  • あて先は 〒104・8011 朝日新聞社科学医療部「患者を生きる」係。
  • ファクスは 03・3542・3217
  • メールは iryo-k@asahi.com

名前、連絡先を必ず添えて下さい。


 

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低髄液圧症候群 朝日新聞 「患者を生きる」

2014年02月06日 | つぶやき

この3日間の、

朝日新聞「患者を生きる」

脳と神経

髄液の漏れ

を読んだが、

今のところ、

私の知っている 脳脊髄液減少症の患者の身体的、精神的苦しみは、

伝わってこないと感じている。

それにしても、

なぜ、

皆さん、匿名なのでしょうか?

どうせ記事にするなら、

実名で取材に応じてくれる人を選んで取材してほしかった。

前々から、

匿名でしか取材に応じない人たちを記事で知るたび、

 

そういう行為自体が、

この病名に誤解を広げかねないなと、危惧している。

 

特に、患者のこどもの親に、誤解や偏見を恐れ、

「大きな声では言えない病名」だと

思いこまれないかと不安もつのる。

 

まあ、実名にこだわって、取材対象者が見つからず、

何も報道されないよりは、

匿名ででも、

取材に応じてくれて、それが報道され、広く知られることはいいと思うけど。

他の病名では、

「患者を生きる」でも実名で取材に応じて、

その病気の体験を語る人は多いのに、

 

なぜ、

脳脊髄液減少症患者は、多くが匿名でしか取材に応じないのだろう。

脳が具合わるくてなるから不安も強くなるだろうし、

そうなると、

他人の早期発見のために「伝えなきゃならない」使命感より

「自己保身」の方が優先されるのは理解できるけど。

 

残念に思う。

 

 

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本日の「患者を生きる/髄液の漏れ」の記事を読んで

2014年02月05日 | つぶやき

本日二度目の投稿です。

第二回の記事を読んだ。

「髄液の漏れを調べるための検査もやったが、漏れている場所はわからなかった。」と書いてあったが、

その検査とは、具体的になんなのか?

何も書かれていないのは、不満が残った。

 

それに、駆け込んだ病院で、「気のせいです。」と門前払いされることもなく、

すぐさま深刻な患者として受け入れられ、

一度のブラッドパッチで改善した患者の例では、

 

脳脊髄液減少症患者の抱える、身体的精神的、苦しみや

無理解の苦しみなど、

他の病名とはあきらかに違う、苦しみの本質を全く伝えられないと感じた。

 

ただ、慢性頭痛の影に、脳脊髄液減少症が潜んでいることは、

この2回の記事で伝わったと思うので、

取材に応じてくださった方には感謝するが・・・。

 

慢性頭痛の原因として、

脳脊髄液減少症を疑いもしないで、

「脳過敏症候群」などと、ひとくくりにしている脳外科医もいるから

慢性頭痛で、脳脊髄液減少症だとわかったという人の体験談は

警鐘を発すると思う。

 

今後、匿名でなく実名で体験をどうどうと語れる人たちが

現れてくることを願う。

 

皆さんは、記事にどんな感想をお持ちになりましたか?

どんどんメールしてやってください。




※2020年12月20日上の本のリンクを元の記事に追加して貼りました。

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朝日新聞 「患者を生きる」

2014年02月05日 | 情報

朝日新聞

「患者を生きる」で

脳脊髄液減少症の連載がはじまりました。

 

最近、

脳と神経の記事が連載されていたから、

「脳脊髄液減少症」だって似たような症状が出るのに・・・・

と思っていたけど、

やっと連載されるのね・・・。

やっとやっと・・・・

毎日新聞や読売新聞に比べて、

朝日新聞は

地方記事以外

あまり連載で脳脊髄液減少症を取り上げることがなかった。

このブログでも、

朝日新聞に皆で脳脊髄液減少症について伝えよう!と

書いたこともあった。

それでも、今まで

まともな記事を見たことはなかった。

今回は

どうなんだろう。

 

脳脊髄液減少症の記事は、

記者にしっかりとした知識と取材力がないと、

かつての日経新聞みたいに、

脳脊髄液減少症反対派医師寄りの記事になってしまったり、

かつての読売新聞記事みたいに、

「脳脊髄液減少症だと思ってブラッドパッチしたけど、治らなくて、すぐ症状が出て、

またブラッドパッチしたけど、また数か月すると症状がでて、

おかしいと思って、軽度外傷性脳損傷の医師に相談したら、

軽度外傷性脳損傷だった。」みたいな

脳脊髄液減少症やブラッドパッチに対して誤解を与え、

足を引っ張りかねない記事になってしまったり・・・

 

新聞記事が、

かえって、脳脊髄液減少症の誤解を広めることになりかねない、

危険もあるから、

すぐにはもろ手をあげて喜べないと思う。

 

皆さんも、読んだ感想は、

朝日新聞患者を生きる係に、

すぐさまどんどんメールしてやってください。

その反響に、

驚くほどに・・・。

 

郵送、ファックス、メールの宛先は、こちらに書いてある。

皆さんの声が、記者を動かし、

世論を動かします。

だまって読むだけでなく、必ず意見を伝えてください。

 

よろしくお願いします。

 

パーキンソン病を取材して記事にしてくれた女性記者さんなら、

理解してくれやすいかもしれませんね。

だって、

パーキンソン病と誤診されてた、

実際、脳脊髄液減少症患者だっていたんですから。

 

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