お子さんが何かスポーツをしているという方も多いでしょう。
スポーツの怪我としても
脳脊髄液減少症が起こる事を皆さんご存知ですか?
たとえば、
野球のデットボールで、投球が頭に当たり、脳を詳しく検査しても異常がない時、
「脳しんとうでしょう。」と医師に診断されたとします。
でも、何らかの症状が続いたらどうなると思いますか?
もし、検査した医師が脳脊髄液減少症の知識がなかったら、
医師に様々な、症状を訴えたとしても、
脳脊髄液減少を疑ってはくれないでしょう。
脳脊髄液減少症を疑った検査をしなければ、他の疾患を疑った検査をしても異常なしなのは当たり前です。
自分が異常なしと診断した患者をわざわざ、脳脊髄液減少症の専門医に回す必要性など、その医師は想像もしないでしょう。
たとえその医師が、
自分で脳脊髄液減少症の可能性に気づいたとしても、
自分で自分の病院で考えうる検査をしたとしても、
その画像から髄液漏れの箇所を見抜く読影力はないために、見逃す可能性は高いと思います。
これは、何も野球での事故だけにとどまりません。
ラグビーでの激突でも、サッカーでの激しい転倒でも、柔道での背中の強打でも、ふざけによる椅子引きでのしりもちでも、
暴力や交通事故でも、
とにかく、体への衝撃で起こりうるのです。
しかし、多くの医師は、検査も画像の読影も診断も、治療もできません。
これが、脳脊髄液減少症の世の中の無関心と認知度の低さが招く不幸です。
親が、脳脊髄液減少症の知識がなければ、いざ子供が、学校での怪我が原因で脳脊髄液減少症を発症しても、
その症状が脳脊髄液減少だって気付けないのです。
つまり、医師の誤診にも気付けないのです。