打越通信

日記ふういろいろ

一心行の大桜

2011-04-17 15:56:00 | 桜前線
駐車場にクルマをとりに行って帰って朝飯を食っていると
「熊本城の桜はもう遅いね、一心行の桜は11日が満開だって、まだ良いんじゃない」
と妻が言う。
出張の疲れを取るのにゆっくりと過ごしたかったが、熊本に住んでいて「一心行の大桜」はまだ見たことが無いので出かけることにした。
阿蘇への道は大津から4車線工事を行っていて、立野付近から4車線になっていた。
立野から57号線から右折して国道325号線を快調に走る。
天気は薄曇りで霞がかかり、阿蘇五岳もかすんで見える。
しばらく走っていると「一心行のさくら」の看板が見えた。
右折して駐車場に着くと福岡や長崎など県外ナンバーのクルマ、その中に帯広ナンバーも見かけた。



桜は満開を過ぎ、かなり散っていた。



それでもこの大桜は人気のようだ、日本人にとって桜はやはり特別な花なのだろう。
散り行く桜もまたひとつ心を揺さぶられる。



風が吹くと花びらがはらはらと桜吹雪に、皆から歓声が上がる。



ゆっくりと見て回っていたら、どこからかカメラ女子が寄ってきてクーの写真を撮っていた。
クーの写真がどこそこのblogに載るようだ。
公園内の事務所のようなところにクーと座っていると、男の子と女の子がやってきて、クーと遊んでいた。



クーもこのあたりは心得ていて、すぐに友達になった。
男の子は6歳だという、ピカピカの一年生だった。
そして女の子は6年生だという、話をしていると、どうも両親が桜祭りで屋台を出しているようだ。
だからこの子達はこの事務所で遊んでいたのだ。
女の子の両親は焼き鳥をしているというので、そこで焼き鳥を買ってクーと食った。
植木のブースもあったので見てみると、ハナミズキ、八重桜などがあった。
お店の人と妻が話をしている。
妻はしだれ桜に心が動いている、私は庭のどこに植えようか一生懸命に考えていた。
思い切って一心行の大桜の初拝見の記念に買った。

早朝の散歩

2011-04-17 07:11:17 | 熊本の風景
先週も月曜日は県南へ、木曜から週末は博多だった。
金曜は早めに事務所を出て駅に向かっているとメールが来た。
博多駅で9時過ぎまで飲んで帰った。
それでも自宅に帰りついたのは10時前、つまり9時台だったのだ、新幹線の恩恵だ。
そういうわけでクルマは駐車場に置いたままだった。
休みの日にかぎって早起きをしてしまう。
6時半過ぎ、クーを連れて駐車場までクルマをとりに出た。
空を見上げると、薄曇りに太陽がぽつんと出ていた。



並木坂あたりも人通りも無くがらんとしていた。







上通り、下通りも人影も少なく、これが早朝のアーケードの風景なのだ。



そんな閑散とした街中をてくてく歩いて駐車場までたどり着いた。
家から約6kmの道のりをクーのヤツ、黙々と歩いたのだった。