打越通信

日記ふういろいろ

法事

2011-09-13 07:20:25 | 日記ふう
今日は法事、朝からテツちゃん(叔父)が迎に来てくれた。
親父は施設に入っているし、母親もあまり体調が良くなく、長男の私に白羽の矢が向くのだ、それはもう数年も前からの事なのだ。
親父の兄妹は6人、親父が長男で末っ子がテツちゃん、年の差はなんと18歳。
だから私とは10歳違い、叔父といっても兄貴にちかい存在なのだ。
そういう訳で今日は祖母の関係の法事があり、県南の八代(やつしろ)という所に行かなければならない。
幼い頃に何度も行った記憶があるのだが、はっきりとした場所が分からないのでテツちゃんに連絡したらこうなったのだ。
やはり血のつながりなのか、割と口数の少ない私だが、行きの車中は積もる話で盛り上がった。
自宅でお坊さんをよんで法要があり、場所を移しての会食。



顔を見ても知っている人は少ない。
それはそうだろう、親父にとっては従弟に当たる人の法事だが、私にとっては祖母の関係はまったくだった。
私の存在を知ると
「ああ!〇〇ちゃん(親父)のところの長男さんね!」
などとなるのだ。
会食が始まり、運転手のテツちゃんに申し訳ないがビールで乾杯だった。



さすがに高級料亭なので、何を食っても美味い。
前に座っているおばさんを見ていると、誰かに似ているのだ。
誰だっけ、と思いながら隣に座っているテツちゃんと話をしていると、そうなのだ、もうすでに亡くなった祖母にそっくりなのだ。
いやはや、これには参った。
知らない人たちなのだが、話をすれば親父の話で何とか繋がっていくものだ。
一番多かった質問は
「今、どちらにお住まいですか?」
というやつだ
「市内の打越町というところです」
と答える。
なぜか熊本では、市内というと熊本市をさす。
そして打越町を説明するのがこれまた難解なことだった。
そんなこんなで会食も終わり、食いきれなかった料理をお土産に、叔母を連れて3人で帰路に着いたのだった。