打越通信

日記ふういろいろ

隼人瓜

2015-10-18 19:19:19 | 日記ふう
オヤジとしての最後の仕事と云うか、子供の結婚式が終わりホッとしている。
ホッとした無気力感で一杯の一週間だった。
これではいかんと再び早朝のウォーキングを始めた。
家を5時半に出る。



外はまだ暗く坪井川遊水公園の堤防を歩くうちに朝焼けが始まる。
公園内の自然が手付かずの湿地帯には薄い靄が立ち込め、東の空には明るい星が2つ並んで光っている。



朝焼けの山の稜線のはるかかなたには阿蘇山の噴煙がかすかに見える。
静かな朝が始まる頃、鳥の声があちこちから聞こえ始める。
坪井川にかかる橋を渡る頃、今度はあちらこちらから爆竹の音が聞こえる。
近くだったり、遠いところからだったりと時間差であらゆる方向から聞こえる。
この時期だから運動会の合図なんだろう、そう思っていると一気に朝焼けは終わり、朝が始まる。
6時半いつのものグラウンドに行くと12,3人集まっている。
そうラジオ体操のメンバーだ。
その中の一人の方(女性)から
「私が漬けたのよ」
と言って瓜の酢漬けを頂いた。
仲間意識なのかこのメンバーからは色々なものを頂く。



ラジオ体操を終え仲間達の後を追っていくと、壷井川の土手のところで一人の方が土手に入り何かを放り投げ出した。



行って見てみると緑色をした野菜(果物?)らしき物だ
「なんですか?これは?」
と聞くと
「さっきあげた(隼人瓜)たい。皮をむいて中をくりぬいて細かく切って酢に漬けると良いよ」
自然に生えているのではなく、誰かさんが植えているらしく、次から次に放り投げている。



せっかくなので袋に入れて貰うことにした。
これがなかなか中身が詰まっていてずしりと思い。
メンバーたちは次があるようで南瓜を取りに移動していた。
いやはや、土手に実っているものは仲間内ではおすそ分けって事だ。
これ、内緒の話なので・・・よろしく・・・。。