打越通信

日記ふういろいろ

通潤橋

2015-10-25 20:05:02 | 熊本の風景
昼前に佐世保の義兄から連絡が入る。
山都町の通潤橋に行くようで、お前たちも出て来いというような内容だったようだ。
妻と仕度をして家を出たのは昼前だった。
市内から浜線バイパスに出て山都町に向う。
途中の御船町ではバイパスが出来ていて道に迷いそうになりながらも、なんとか登山道(国道445号線)で山都町に向う。
かつて山都町は矢部町と言われていた頃、両親が3年ほど住んでいた時期がありこの道も良く通った道だ。
途中妻に電話が入り、午後1時から放水があるという連絡が入る。
通潤橋までは山都町に入ればすぐなので時計を気にしながら登っていく。
通潤橋の駐車場に着いたのが午後1時少し過ぎだった。
駐車場もクルマが多く、売店の周りではちょっとした祭りのような催しがあっていた。
クルマを置くと放水が始まったばかりの通潤橋が見える。
田んぼの稲刈りも終わった風景と通潤橋の放水が見事にマッチしていた。
橋の方に歩いていると下の方から呼ぶ声がする。
義兄夫婦と友達夫婦がいた。
そして子供夫婦とその子供たちも一緒だった。
放水した橋の下の方にいたので指を上に差して橋の上に行こうと誘った。
若夫婦と子供たちが着いてきた。



放水の様子を真横から見るとその水量の凄さがわかる。
この石橋が出来て160年も経つ訳で、熊本県内の石工の技術の高さがわかる。



橋の上に立つと高所恐怖症の私としては尻がむずむずして情けなくなる。
橋の周りには観光の人たちで一杯だ。



中には本格的なカメラを持った人たちも多い。
奥深い山の里も今日は沢山の人で賑わっている。



わざわざ佐世保からの義兄に話を聞くと、熊本も南方面へはあまり来たことが無いので、今日はわざわざ通潤橋の放水を見に来たとの事だった。
他に名所は無いかと聞くがこの地区は滝が有名なのだが時間的に厳しい。
子供たちのことも考え、ミルク牧場に案内したのだった。