あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

「はやぶさ」に思う~新幹線はやぶさ5号にて~

2014-06-27 09:47:14 | Weblog
おはようございます。

ただいま、はやぶさに乗っています。

東京駅を8時20分に出発。
新青森に11時19分に着きます。

なんと、約3時間で青森に行くなんて…サイコーです。

青森は独身時代から何度か行きましたが、なんとなく好きだなあと思ったところ。

小さいとき、テレビに出ていた青森の人を鹿児島の人かなあと思ったくらい、アクセントが鹿児島と似ていると思います。
北と南と交流があったのかもと思いますが、どうでしょうか。

私にとって「はやぶさ」といえば、鹿児島に帰る寝台列車「はやぶさ」です。


子ども三人を連れて横浜から鹿児島までよく帰りました。
飛行機より楽だった気がするし、子どもたちが、何よりも列車で寝られるはやぶさをとても喜びました。

横浜に来ていた母と一緒に帰省したとき、何歳だったのかなあ…2、3歳だったのかしら…上の段にいた次女に「落ちないでね」と言ったのですが…
母が下の席でお弁当を広げていたら、ドスン!


ああ、案の定、次女が……!!

お弁当が……!!!


母は「お弁当の上でよかったねえ。けがしなかったねえ」と。

ああ、私はこぼれ落ちた幕の内弁当が、かえすがえすも残念でした。


また、あれは、長男が小学校4年生のときだったのでしょうか、
今度は、鹿児島からか熊本からか横浜に帰るとき、夜中に私は洗面所に行こうと起きました。
通路に出ると、息子が窓側の補助椅子を出して座っていました。
静かな夜でした。
息子がいたことに驚いて「どうしたの?」と尋ねましたら
「もうすぐ、神戸だから見たくて」と息子は窓外に目をやっていました。

そう、その年の1月に神戸の大震災だったのです。

小学校4年生の息子はあの天災に胸を痛めているんだなあと、あのはやぶさでの光景を思い出します。


それから「はやぶさ」といって次に思うのは…

そりゃもう、あの「はやぶさ」です。

イトカワに行った…これは長女とDさんに関係していて…宇宙をさまよっているときは、「はてさて、今、どこに?」とDさんに尋ねたものです。

こうして書けば「はやぶさ」には並々ならぬ思いとご縁があるのかしらと思います(自分勝手ですが)


秋に予定されている「はやぶさⅡ」
K先生の「応援してください」の文字を思い出します。

もちろん、応援しますよ!
実際、携わる方々はたいへんそうですが、ロマンです。


今、はやぶさに乗っていて、あれこれ思い出した次第です。

次は仙台です。

終点の新青森で降りて「白鳥」「北斗」を乗り継いで東室蘭に着くのは夕方です。

では、車窓を楽しみます。

でも、福島、仙台、岩手…忘れられないなあ。辛いなあ…。

心で手を合わせます。


でもでも、希望を!


バッグには宮尾登美子さんのエッセイ「生きてゆく力」の本と、短い創作を二作。

ひとつは、くにたちの会で、うるうる先生に添削してもらったものですから、一緒に旅している気分?です。推敲します。

昨夜は、くにたちの会のOさんから優しいメールをいただき感激。
Oさんの作品の描写に惚れ惚れとします。
画家さんだから、素敵な絵も描けて羨ましいかぎりです。

今朝は私のブログを読んだS江さんからも、温かい爽やかなメールをいただき、またまた嬉しい。

お二人の温かいメールを胸に、幸先いい旅のスタートです(*^.^*)

新幹線「はやぶさ」にて
携帯より
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする