あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

草取り~野菜、虫、木々を見ながら~

2015-09-05 17:48:54 | Weblog
朝早く起きて?涼しいうちに草をとる。
どこから来たのか見たことのないオジギソウがたくさん。
何かの折に植物についてきたのかな。

割烹着を身に着けて、首にタオルを巻いて、夫の長靴をはいて、蚊対策の虫刺され予防の薬をシュッシュッして、ひとつずつとっていく。

きれいになっていくと心も晴れやかになる。
思い出すのは指宿の我が家の庭。
子どもたちを連れて長期で帰省していたけど、まずは、掃除だった。
庭の草とりもその中のひとつだ。

思えば、わが家の庭は長く、朝夕の庭掃除のほうきの跡が好きだった。
草をとりながら、実家の庭を思い出していた。

いいころに、室蘭から電話。
留守電にしていた。
Cちゃんの声が聞こえる。「のりちゃん、いないの?」と。
おもむろに長靴を脱ぎ、あがる。
しばしお話。
「ごはん、食べた?」
「う~ん、まだ食べていない」と私。
そう、朝食もとらずに朝の草取り。

話が終わり、またせっせこ。
夫の植えたトマトの枝からの匂いがいい。夏の匂いだ。

オクラも小さいのが上を向いてできている。
たぶん、最後になるであろうカボチャは、まだ模様もなく、白いっぽい緑でぶら下がっている。もう少し、頑張ってね。

下の方のナスに気づかず、リミット。
きゅうりも、時機を過ぎていた。
ゴーヤは、また赤ちゃんゴーヤがなっている。
紫蘇も元気。

すると、今度は携帯が鳴っている。Cちゃんの電話から1時間ばかりした頃か。
夫からだ。
網走の何とかという湖(なんだったかな)をサイクリングしているとの由。
猪苗代湖みたいだという。これまた、気持ちいいって。

ちょうど、いい具合に1時間ごとに電話が来た感じだ。
休憩しなさいということだったのでしょう。

結局、都合3時間ぐらい草取りをしていた。

きれいになれば本当に気持ちがすっきり。
いい気持ちだ。
狭い庭ながら、キウイ、きんかんがなっている。

食べた枇杷の種も、また新たに、芽を出して育っている。
小さなお縁に座って、梅の木を眺める。
大きくなったなあ。

木々に元気をもらう。

ミミズがいて、私に見つかり慌てている。
「そっちにいきなさいね」と、草の山から、違うところにやる(ほうきで優しく…捕まえられない)
石垣では久しぶりに青紫に光るきれいな尾っぽのトカゲを二匹みた。指宿でよく見ていた。
これまた、私に驚いた?サッーと、走っている。

あがって、掃除機をかけて、シャワー。

いい一日でした。

何も考えずに無心にやる草取り、私は嫌いじゃないかもと思う。

コメント
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