あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

哀しすぎないか

2015-09-18 23:06:36 | Weblog
夫が、今、帰宅した。国会前に行った。
もちろん、安保法案反対だ。
電話がきたときに、受話器の向こうに、シュプレヒコールが聞こえていた。
生々しい。

昨日のあんな採決があるかと思い出せば、憤りが湧きあがる。
国民をばかにしている。
外国のメディアがラグビーの試合のようだったと…物笑いの種だ。
国会での出来事なのに。

今朝、N木さんからお誘いのメールが入る。
お孫さんが帰省しているので、フリーとの由。
やっと会っておしゃべりできるという思いが彼女にもあり、久々にららぽーと横浜で会う。

五右衛門でおいしいスバゲティを食べ、いろんなおしゃべり。
ここ数か月の出来事をお互いに話す。

そして、お買い物。

私はやっとバッグをゲット。いろんなバッグのお店を覗いて、最終的に、その中のひとつに決めた。
今回は小さめのにした。
今までは大きくてA4サイズが入るのが条件だったのだけど、これからは、身軽に持てるのがいいのにした。
それでも、お弁当と本が1冊は入るくらいのバッグ。
軽くて、ポケットがあって、ファスナーつきのものだ、
ピンクで素敵だ。心が明るくなる。

息子のお年玉で買う。
結局、息子のお年玉は、類語辞典とバッグで(少しお金を足したけど)、いい買い物ができた。
そういえば、長女からのお年玉がまだそのままあったりもするけど…。
大切にしたい。息子の気持ちだ。
そうそう、テレビのリモコンも今日から稼働だ。なかなかいい。

N木さんとも、今回の法案について話をする。
彼女は国会のあの様子を見るのがつらくて、テレビを消したという。

孫たちに戦争を体験させるなんてとんでもない。

母の涙をどうせよというのか。

自衛隊員にリスクを負わせてどうするのか。被災地で、噴火した山々で頑張ってきた自衛隊員をどうするのか。
さっき、テレビで自衛隊員が「行くことになれば行きたいです」と言った。
なんだ、それは?と思った。
知覧の特攻隊員ではないか。
言わされているとしか思えない。
心のきれいな自衛隊員であればあるほど、そう言うだろう。
哀しすぎないか。

あの知覧の展示はなぜしているのか。
二度と、あの悲惨な体験をさせないためではないのか。


私たちは、なんという議員を国会に送っているのだろう。

法案可決でも廃案と言い続けなくてはね。
本当は、国会に行きたい思いだよねとN木さんが言った。
戦争が始まれば、バレーボールも野球も、お笑いも見られない。
買い物もできない。こんなにのんびりコーヒーも飲めない。バッグも買えない。

そんな日が来ないように、心したい。
母たちの涙を忘れないでいたい。

そうです。

日本を守らなきゃ。
孫たちを、次の世代を守らなきゃ。




コメント
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