駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

鷹山作 錦旗書 本黄楊柾目 彫将棋駒

2019年08月22日 | リサイクル駒
骨とう品店経由で入手した鷹山作の彫駒です。

ここ数年で仲良くなったお店なのですが、

将棋駒が入った時はかならず連絡をくれます。

この場を借りまして感謝いたします。

ところで皆様、「山買い」って言葉をご存知ですか?

古物商業界用語で、

例えば蔵1つとか家の中にあるもの全部、

のようにまとめ買いすることをそう呼ぶそうです。

この駒はそんな山買いの遺品の中にあったそうです。

保存状態が良く、あまり使われた形跡がなかったのは良かったのですが、

歩兵が18枚でしたので余り歩は作って足しました。

更に勝手に玉将を加えて3玉仕様にして使用していました。

私は対局前の王将の譲り合い(時々、取り合い?)が好きではないので、

双玉仕様だと安心するのがその理由です。

1年ぐらいお世話になりましたので、

今一度クリーニングを施し、オークションへ出品致しました。

私よりもよく使って下さる方のところへ嫁げることを祈ります。

⇒YAHOOオークション




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対上手戦記1 ~その1~

2019年08月22日 | 対局日誌
先手: 日向
後手: 某五段

●第1図までの指し手
▲7六歩
△3四歩
▲2二角成
△同 銀
▲6八銀
△6五角(冒頭図)
▲4八銀
△7六角
▲7八金
△4四歩
▲7七銀
△3二角
▲4六歩
△4二飛
▲4七銀
△5二金左
▲5六銀
△3三銀

こんな場末のブログのアマチュアの将棋なんか誰も見ていないと思っていたが、意外と反応があり驚く。ただし、下手をイジメているだけだと悪友からの一言に反応し、上手に勝つ将棋も掲載するはめに。
相手は五段、将棋倶楽部24でも五段なので本物。
私の▲2二角成を挑戦的と捉えたのか、返す刀で筋違いの△6五角!早くも手将棋になった。
筋違い角戦法は居飛車、振飛車両方あるが、アマチュアの場合圧倒的に振飛車、しかも四間飛車が多い。
角交換の将棋を常とする私としては、第1図はいつもの見慣れた光景と言える。

●第2図までの指し手
▲5八金
△6二玉
▲2六歩
△7二玉
▲3六歩
△8二玉
▲4七金
△7二銀
▲2五歩
△6四歩
▲1六歩
△7四歩
▲1五歩
△6三金
▲6六歩
△7三桂
▲3七桂

少々手数を長く掲載したが、本局は150手を超える将棋ゆえご勘弁願う。
▲4七金+▲3七桂が私流の作戦。善悪は微妙だと思うが、事の他勝率が良い「ドル箱」戦法。変態将棋ゆえに真似はお控え願う。
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