陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

ダウト「LAUGH PLAY」の件

2016-08-27 19:47:15 | Weblog
 初めて聞いてみた。
「LAUGH PLAY」は疾走感もあってよかったがぽくない
カップリングの「JUDAS」はもろシドっぽくて何って感じ。
今までのダウトっぽさがなくてガッカリ

ダウトの良さはポップ感を出して自分達の路線がはっきりしていた。
ポップだけどヴィジュアル感がなくなってしまったらシドと変わらない。
もう少しヴィジュアル感を出さないとダメだよ
いいな~という感がなくなってしまっている。

PSから抜けたんだからもう少し自由に出来るでしょうに…

去年出している「恋が出来ない」の方がダウトらしさが出ているよね。
これくらいの方がいいのでは?
カップリングの「反骨」なんていいじゃない?
これくらいの方がいい。
(ボイスチャンジャーを使っているのが気になるが…)
  
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「鍋奉行犯科帳 御奉行様のフカ退治」 田中啓文著

2016-08-27 10:48:42 | Weblog
 いつぞやブックオフで見つけた本がようやく読み終わった。

田中氏の作風は以前読んでいたので面白いだろうと思っていたが
これはハマッタね。

大阪西町奉行の大邉久右衛門(おおなべきゅうえもん)、用人の佐々木喜内、
同心の村越勇太郎、母すゑ、勇太郎の友人小糸、同心が連れている岡っ引きの千三、
などなど多彩な人物が出てくる。

すゑさんの作ったニシンの昆布巻きが料理屋の板前の作った乾物より
美味しかったというのはさすがに出来すぎかな~
でもこの江戸後期は自分達で作る料理が一番美味しいと思っていたから
あり得ることか。

久右衛門はまん丸太ったお奉行様で喜内も困っている。
何せすぐ仕事を休んで物を食べて昼間から酒を飲む食道楽なのだから…
フカ退治に奔走するが、実は泳げなかったというオチには笑った。
得てしてそういうものか…
勇太郎もあまり泳ぎは達者ではなかったので遠泳では途中でギブアップ。

ナマズ料理は第三話で出てくる。
刺身にしたり三杯酢で和えたり、天ぷらにしたり。
キュウリでカッパを釣ろうとした話もここに。
本来はナマズを釣ろうとしたらカッパが出て来て…という話が、
途中から偽札の話になって…。
その件は最初から三話目の途中から出てくるが。

参考文献の多いこと、多いこと。
食べ物に関してしては文献を参考にしないと書けないよな~。
(キュウリは江戸の侍は食べなかったというのは「澪つくし料理帖」の方で
知っていた。時代はやはり家斉くらいか)
 
なかなかユニークな発想でサラッと読める時代小説だった。
これは掘り出し物だった
 
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