陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

「人魚の眠る家」DVD

2019-11-10 22:49:51 | Weblog
 2人の子を持つ播磨薫子(はりま・かおるこ:篠原涼子)とIT機器メーカーを
経営する夫・和昌(かずまさ:西島秀俊)。
娘の小学校受験が終わったら、離婚すると約束した夫婦のもとに、
突然の悲報が届く。娘の瑞穂(みずほ)がプールで溺れ、
意識不明になったというのだ。回復の見込みがないわが子を生かし続けるか、
死を受け入れるか。
究極の選択を迫られた夫婦は、和昌の会社の
最先端技術を駆使して前例のない延命治療を開始する。
治療の結果、娘はただ眠っているかのように美しい姿を取り戻していくが・・・
電気で刺激して手を上げたり、口角が上がったりすることは本当に生きていると
いえるのだろうか?和昌は疑問に思ってきた。

薫子の狂気を呼び覚まし、次第に薫子の行動はエスカレートしていく。
それは果たして愛なのか、それともただの欲望なのか。
これがだんだん薫子が背負ったものに変わっていく。
過酷な運命を背負うことになった彼らの先には、衝撃の結末が待ち受けていた。
最後、自分の娘に包丁をつきつけ警察に自ら電話をした薫子。
警察官に娘が死んでいるか、生きているか、判断してもらうが一人一人が薫子を説得したが包丁を娘につきさそうとしたら和昌が飛んできて制止した。
瑞穂ちゃんの従姉妹が「私の代わりだったの!ごめんさい!ごめなさい!」
と涙の説得。これが一番 効いたのか包丁を捨てた。

とある日娘がきがついて母親に「長い間ありがとう」と言って亡くなった。
葬式には身内の他担当医も来てくれた。(家で葬式してた)
竹かご(7歳児が寝られるような大きさ)に横たわっていた。
いっぱいの花に囲まれいた。家族葬ならこういう葬式が出来るんだね驚いた。
後に元気な男の子がとある場所に来た。
実はこの子は瑞穂ちゃんの心臓をもらっていたらしい。
この子の中で瑞穂ちゃんは生きている。

脳死で延命を希望するか臓器移植するか・・・親として苦悩するだろう。
それを見事演じた篠原涼子のすさまじい演技に驚く。
母親がどこまで葛藤するか考えたこともなかったが・・・
私はどこまで耐えられるだろうかと考えてしまった。
『この子を殺して私も死ぬ』が出来るだろうか?と。
内容的に重いテーマだったが見られないほど重くなくてよかった。
(原作は未読です。まだブックオフでは安くなってな~い)
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「祝賀御列の儀」が滞りなく終了して

2019-11-10 16:38:57 | Weblog
 3時からのパレードをテレビで見た。
天皇、皇后両陛下が笑顔で沿道にいる人達に手を振っていらしゃった。
秋篠宮夫妻も車に乗っていらっしゃる。(後列に続いていた)
(祝賀パレードにはご兄弟も一緒ってことなの?この辺がよくわからない)
先導車には安倍首相やら菅官房長官も乗っていたようだ。(閣僚も必要なの?)
安倍首相が一台の車に乗り、菅官房長官は別の車に乗るってどうなの?
一人一台ですか?(凄く贅沢なんですね😅
こういうことに税金が使われているんですか?
パレードだけ盛大にしたいと宮内庁が言ったんですか?
とても素敵なパレードでした。
せっかくのお祝いだけどなぜか別のことを考えてしまった私です。
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望月諒子著「フェルメールの憂鬱」

2019-11-10 11:17:02 | Weblog
 読解力がなくて理解するのに時間がかかって、何回か読み直した😅 
漫画の「ギャラーフェイク」を思い出した。(でもそういう話でもなさそうだったし・・・)

主役は誰になるのかな~。詐欺師のイアンか?
キャンベルという牧師からの絵が盗まれたから捜してくれという依頼から始まった。
一方スイスにあるある屋敷の屋根裏からフェルメールの作品がみつかった。
メトロポリタン美術館からは、フェルメールの絵が強奪された。名画はどこに?

イアンが仕組んだんだけどね。😅 (本当は言わない方がいいのか?)
それがわかるまで私は時間がかかったのだよ。
まさかメクレンブルク公がイアンなんて理解できなかった。
アメリカのCIAがらみだし・・・(ここからのスパイがいたので驚いた)

フェルメールの絵に関していろいろ調べた。
キャンベルの教会にあった絵はフェルメールじゃなくてブリューゲルだった。
それもキャンベルの手に戻ってきたときは大泣きしてた。

大岩竹子は美術館を建てた。隆明会の会長で有無を言わせないで会員を募り、
お金をむしり取る凄い女傑だった。お布施が何万、何十万と献金させ、家庭をぶち壊してもお金をよこせと言っていた。(どこぞの新興宗教みたいだな。こういう団体は
えてしてそんなものだろう。今もそういう話はあるのだろうか?)
この竹子がフェルメールに目をつけたから凄い話になってしまう。
どうやったらフェルメールを取り戻せるか、画商も入りフェルメールの絵で
人々が右往左往する。
イアンは鑑定士ではなく詐欺師だから口八丁、手八丁のようだ。
フェルメールが好きな方は読んでも面白いだろう。
(絵画が載っているわけじゃないが、中盤に絵画の説明が多数紹介されていた)
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